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食糧危機や戦争を回避し持続可能社会構築に向けた抜本的な施策を提起

PR TIMES / 2017年9月20日 14時32分

ネイチャーダイン株式会社(本社所在地:東京都文京区 代表取締役社長 中島 啓一、以下:ND社)は、同社独自の作物栽培技術SoBiC(Solar Pneumatic Bio Cycle System)を活用し、深刻化する食糧危機や戦争の危機を回避し、持続可能な社会構築に向けた具体的な施策を展開して行きます。




食糧危機から戦争に至る負のスパイラルの原因の解析と解決策の提起
ケニアでジョイントベンチャー会社を設立アフリカ大陸で展開を開始
国連が提起している持続可能な開発目標SDGsへの対応
今そこにある危機への把握と協調活動への提起


食糧危機から戦争に至る「負のスパイラル」の原因の解析と解決策の提起

現在の世界情勢の混乱の根本原因は、言うまでもなく地球の自然資源に対し、人口が急激に増え過ぎている事です。今現在人口は73億で、10年後は80億を超え、20年後は90億を超える勢いで人口は増え続けています。地球に蓄えられている自然資源の中で、人間がそれを消費する量と自然の回復力によって再生される量のバランスが取れなくなる事によって、持続バランスが崩れ、相乗的に環境破壊が急激に進みます。科学者達の物量的な計算によれば、先進国の人々のライフスタイルを維持して資源消費を続けた場合、その持続性のあるバランスを保つには、人口は30億人が限界と言われています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-649615-0.jpg ]


人口が増えると共に経済規模が拡大し、それに呼応して産業発展が進み、工業技術革新によって、自然資源の消費スピードは相乗的に早くなります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-673603-1.jpg ]



73億人の現在では、本来の自然再生能力キャパシティを遥かに超えた資源消費を数十年続けて来た結果、実態として既に様々な深刻な環境問題を引き起こしています。
現在はバランスを崩しているだけでなく、資源そのものが枯渇し始めて、量的な限界値まで超えてしまった事で「成長の限界」に至っていると言えます。つまり、既に末期症状に近い状態とも言えます。
その末期症状の最大原因が水不足です。水不足は食糧不足に直結し、これがすべての生態環境において最も致命的な問題になります。この問題が顕著になって来た事で、「致命的な負のスパイラル」を生み出しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-319157-2.jpg ]



食糧不足は生命の危機に直結します。生命の本能として、食料が不足するとその危機感だけで激しい奪い合いに発展して、最後は生死をかけた戦いに至ります。これが国レベルで行われる事で戦争になる事は自明です。一旦戦いが始まれば食糧の需給バランスが取れるまで人口が減らされて行きます。
これらの事は、かなり以前から多くの科学者が警告を発して来ましたが、ことごとく無視され続けて来ました。但し、無視されて来た背景としては、単に人間の欲深さから来る身勝手な価値観からではありません。人口増加は平和で良い社会の発展の結果であり、それを阻害する提言は社会悪にもなるからです。中国の一人っ子政策にしても、強制的な人口抑制は社会構造を歪ませる原因になります。また、資本主義経済社会の中で共産主義を提唱して経済成長を否定しては社会そのものが成り立たないので、そのような提言が社会に受け入れられる訳もなく、現在の状況は避けようがないほどに、なるべくしてなった結果と言えます。しかし、社会存続の為には絶対にこの負のスパイラルを止めなくてはなりません。

この「負のスパイラル」を止めるには、その根本原因と連鎖の仕組みを理解した上で、シンプルで効果的な対策を一気に進める必要があります。表面的な対策では単なる誤魔化しにしかなりません。その間に事態はどんどん悪化します。複雑な仕組みでは一気に展開ができず、新たな問題を引き起こします。
負のスパイラルの根本原因は自然資源の消費に依存した産業構造から端を発している事でありここを解決できれば、負のスパイラルは止められます。その為には産業構造の基盤を石油や電気エネルギーに依存せず、利便性を失わず、環境に負荷をかけず、水資源を劇的に節約できる構造に変える必要があります。これを農業生産産業の中で出来れば、経済成長を高めながら、産業発展が可能になるので、抜本的な解決策になります。農業は人類社会を支える最大基盤産業であり、人間の取水の70%は農業用水だからです。もし、自然資源に依存せず、現在の農業用の水消費の70%を節約できれば、人口が仮に100億に増えたとしても持続的な社会構造の維持は可能になります。

[画像4: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-853323-3.jpg ]

問題は、電気も使わず、農業用水を70%も節約して、効率性や利便性も損なわず、簡単に作物生産ができるなどと言った常識外れの農業生産システム技術があるのかと言う事になりますが、それを実現できるのがSoBiCシステムです。SoBiCは、太陽の日射熱で、電気も機械も使わずに自動的に稼働し、従来よりも70~90%の水を節約して、誰でも、どこでも、簡単に栽培生産ができるシステムです。作物生産すなわち食糧生産は、人口が増えれば増えるほど需要が増す産業ですので、これが自然資源への依存度を劇的に削減出来れば無理なく経済成長は望める事になります。
つまり、根本的な社会構造や資本主義経済の在り方に全く阻害要件を強いずに、経済成長と環境改善に寄与できるので、負のスパイラルを止めるだけでなく、社会が豊かになる好循環を提起できます。

但し、課題もあります。SoBiC栽培の効率性や有用性は自然科学の見地においてもまったく無理がなく、様々な実験においてもその生育の良さは実証されていますが、これまでの農業技術にもハイテク技術にも依存しない事で、従来までの関連技術の価値観を一変させてしまう性格を持ちます。既存業界と利害が相反する要素も多少あるので、直ぐに関連業界の理解を得て協調をとりながら普及させる事が難しいところがあります。これに対しては、SoBiC自体に技術課題やコスト課題がほとんどない利点を活かし、一般家庭への栽培キットの販売やアフリカなど海外で絶対的に必要に迫られている地域から実績を積み上げて行く事を展開戦略の柱としています。

ケニアでジョイントベンチャー会社を設立アフリカ大陸で展開を開始

ND社は、126の国と地域で活動する世界最大級の学生組織AIESECの日本支部であるNPO法人アイセック・ジャパンによる仲介によって、SoBiCの技術習得を目的としたインターンシップ生としてマブル・ネルソン氏をケニアから受け入れて、約2ヶ月間のインターンシップを行い、技術をマスターした上で、同氏の強い意向を受けて、アフリカ全土へのSoBiC普及に向けて、ケニア・ナイロビにネイチャーダイン・アフリカをジョイントベンチャーとして立ち上げる事を決めました。アフリカでは、水不足や干ばつ被害が年々その深刻度を増しており、食糧不足で餓死者が出ている地域も多くあります。 SoBiCは電源設備の必要がなく、少量の水があればどこでも簡単に設置でき、高度なシステム技術や栽培技術の習得も不要なので、誰でも簡単に扱える事ができるので普及させやすく、また、大規模導入においても大きな投資もかからず、労働負荷も軽減でき、食糧を効率的に生産できるようになる事で、自活・自立に役立ち、支援依存の体質の脱却や、雇用環境や社会環境全般における大きな改善効果が期待できます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-601368-6.jpg ]


国連が提起している持続可能な開発目標SDGsへの対応

ND社としては、ケニアでの展開と同時に、アイセック・ジャパンと協調して、国連が提起している「持続的な開発目標SDGs(Sustainable Development Goal)で設定されている世界を変える為の17の目標(貧困撲滅・飢餓ゼロに・等々)に準拠した取り組みを様々な角度から具体化し、効果的な改善のアプローチを検討し、勢力的に実行して行く事で合意し、様々な関連団体や機関と協調・連携を試みながら、持続可能な社会の創造を目指して活動して行きます。
別添の資料にて、17項目の目標に対して、具体的な効果のある取り組みを記述していますので、ご参照ください。

[画像6: https://prtimes.jp/i/20061/13/resize/d20061-13-596918-5.jpg ]

ネイチャーダイン(株)の社員とアイセック・ジャパンのメンバー


今そこにある危機への把握と協調活動への提起

今月の3日、北朝鮮が水爆の開発実験に成功したという衝撃的なニューズが駆け巡りました。その水爆の威力は広島・長崎に落とされた原爆の実に数十倍になると言われています。これが仮にミサイルに載らなくても、どこかで爆発すれば、その時点でその周辺各国を巻き込んで第三次世界大戦が始まるか、人類滅亡にも繋がる最悪の核戦争に発展する可能性が現実的になってきた事を意味します。今の世界情勢は北朝鮮に限らず、イスラム国による無差別テロが世界中で頻発している事や、多くの国々で紛争が激化し、行き場の無い難民が溢れています。世界経済も「成長の限界」が囁かれており、先進国においても貧困率が急激に高まっている中では、難民や移民を受け入れる余裕もなく、今や世界人口の大半が大きなストレスを溜め込んでいる状況です。これに追い討ちをかけるように、温暖化などによる気象変動によって異常気象が世界中で起こっており、都市部では豪雨や洪水で甚大な被害をもたらしている反面、ダムなどの貯水地域や農村部ではまったく雨が降らず、砂漠化が広がり、深刻な干ばつ被害が広がっています。これらの人災とも言える環境悪化によって、食糧不足にも拍車をかけており、社会不安を増幅させ、更なるストレスを溜め込み、それが限界を越えて紛争に発展すると言う末期的な「負のスパイラル」に陥ってしまっているのが現在の状況です。人口が10年後10億人増えるだけで、このストレスは一気に加速します。
一刻も早く、この「負のスパイラル」を止めない限り、キッカケはどうあれ必ず近い将来(10~20年以内)に大きな戦争が起こるか、または何らかの事変によって大量の人口抑制の力が働くと思われます。
ND社としては、SoBiCを活用して、この負のスパイラルを止める活動に広く協賛してくれる団体や企業との協調を求めて行きます。

SoBiCに関する説明動画をYouTubeで公開しております。
新次元の自動栽培システムSoBiC(ソビック)の技術説明
https://www.youtube.com/watch?v=8CK3ubYvYEA
SoBiC(ソビック)を活用したビジネスソリューション
https://www.youtube.com/watch?v=CQCzq0ZiWp8
食糧危機や戦争を回避し、持続可能な社会を創るために
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=MmNj2mI3l_w

SDGsへの対応指針
https://www.naturedyne.com/sdgs.html

英語版PRはこちら
https://www.naturedyne.com/en_news20170920.html

● ネイチャーダイン株式会社について
当社は、独自の革新的な栽培技術をベースに家庭菜園市場や機動力農業への新たなソリューションを提供すると共に、国内外への普及を進めてまいります。
● 本件に関するお問合せ先
ネイチャーダイン株式会社 | 〒112-0014 東京都文京区関口1-38-2 エクセル早稲田1F | 広報担当:石上
phone: 03-6457-3456 | web: https://www.naturedyne.com | email: info@naturedyne.com

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