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見えない人と見るからこそ見えてくる、人間や障害のこと、新しいアートの楽しみ方。『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』9月3日発売。

PR TIMES / 2021年9月3日 15時15分

川内有緒さん 開高健ノンフィクション賞受賞後第一作

株式会社集英社インターナショナルは、川内有緒著『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を9月3日に刊行いたします。



[画像: https://prtimes.jp/i/34293/13/resize/d34293-13-f277bf0e385fdb87460c-0.jpg ]


全盲の美術鑑賞者、白鳥建二さんは、20年以上にわたり晴眼者と会話しながらアートを鑑賞してきました。
本書は、著者と白鳥さん、その友人たちが全国の美術館をめぐり、語り合った約2年間の記録です。

アートを入り口に、生や死、見えることと見えないこと、人間や社会、障害についても語り合い、思索を重ね、そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていきます。
著者は、目の見えない白鳥さんと会話を通じてアートを楽しみながら共に時間を過ごすことで、目が見えていても、見えていないもののあまりの多さや、自分の中にある偏見や先入観に気付きます。

コロナ禍で対面が難しい現状はありますが、生身の交流を通してお互いを知ること、伝え合うことの楽しさ、喜びを改めて感じられる1冊になりました。本書を通して、白鳥さんとのアートの旅を追体験していただき、アートの新しい見方、魅力にも触れていただければ幸いです。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=zXsu5RB4x4U ]

著者と登場人物による本書紹介動画 ●映像:三好大輔(アルプスピクチャーズ)



本書の特色

・大迫力の風間サチコさん《ディスリンピック2680》をカバー裏面に掲載。
 本文にはあえて掲載していません。ぜひ、第9章の会話から作品を想像したのちにご覧ください。
・作品画像(カラー&モノクロ)を多数掲載
 作品を見ながら、白鳥さんとのアートの旅を追体験できます。
・視覚障害などの理由で本書をお読みになれない方にテキストデータを提供いたします。
 本書奥付のQRコードよりご応募ください。


書籍情報

書名:目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
著者名:川内有緒
発売:2021年 9月3日(金)
定価:本体2,310円(税込)
体裁:四六判ソフトカバー 336ページ(内カラー21ページ)
発行:集英社インターナショナル
発売:集英社
★特設サイト公開中!!
https://www.shueisha-int.co.jp/mienaiart


掲載されている作品

ピエール・ボナール、 パブロ・ピカソ、クリスチャン・ボルタンスキー、大竹伸朗の絵画、興福寺の仏像、障害がある人の作品、風間サチコの木版画、マリーナ・アブラモヴィッチの《夢の家》など。


著者プロフィール

川内有緒(かわうち・ありお)
ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。
映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。
大学卒業後、行き当たりばったりに渡米。中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞を、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。 著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』(共に幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)など。
白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画『白い鳥』の共同監督。
現在は子育てをしながら、執筆や旅を続け、小さなギャラリー「山小屋」(東京・恵比寿)を家族で運営する。

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