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ファームノート、肥育生産者に向けたFarmnote Colorの新機能を試験提供開始

PR TIMES / 2020年9月9日 19時15分

酪農・畜産向けIoT(※1)ソリューションを提供する株式会社ファームノート(本社:北海道帯広市、代表取締役 下村瑛史 以下、ファームノート)は、人工知能を活用した牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」の新機能として、肥育牛向け起立困難検知機能の試験提供開始をお知らせします。



■肥育牛の起立困難事故とは
[画像1: https://prtimes.jp/i/39111/13/resize/d39111-13-675768-4.jpg ]

肥育後期において牛が横になった状態から起き上がれなくなることがあり、その起立困難な状態のまま放置すると肺が圧迫され、牛が窒息死をしてしまうことがあります。
肥育牛の起立困難による死亡事故は年間1~2%程度発生するといわれ、1頭あたりの損害額は約100万円にのぼることから生産者にとっては大きな課題と認識されています。

■起立困難事故による潜在的損失額は年間推定46億円

国内畜産生産者の約15%を占める、肥育後期牛347,500頭と約6,800
[画像2: https://prtimes.jp/i/39111/13/resize/d39111-13-145565-2.png ]

戸の生産者(※2)に起立困難事故のリスクがあり、その潜在的損失額は年間推定で46億円(※3)にもおよびます。現状では事故を防ぐために牛舎の見回り等で対応している生産者も多く、夜間の牛舎巡回は肉体的にも精神的にも負担が大きいことから、労働生産性を下げる要因となっています。

■起立困難事故を減らす検知機能
Farmnote Colorが牛の行動データを収集。そのデータを人工知能が牛の起立困難状態の判定、検知を行い、生産者様のスマートフォンやタブレットにプッシュ通知でおしらせするものです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/39111/13/resize/d39111-13-195816-0.png ]


■Farmnote Colorとは

[画像4: https://prtimes.jp/i/39111/13/resize/d39111-13-625349-3.png ]

「Internet of Animals(※4)」を実現する牛向けウェアラブルデバイス。牛の首に装着したデバイスがリアルタイムに牛の活動情報を収集。人工知能を活用して反芻・活動・休憩データから発情や疾病兆候を検知し、酪農・畜産生産者の生産性向上に貢献する製品です。


▼牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」
 https://farmnote.jp/color/


■起立困難検知機能の試験提供に関して
2020年9月9日(水)より下記受付にて、利用ご希望の生産者を募集します。
なお、お客様の使用環境や条件によってはご利用いただけない場合がございます。

本機能の試験提供に関する受付
株式会社ファームノート カスタマーサポート
TEL:0155-67-6911(平日:10:00-18:00)
MAIL:cs@farmnote.jp

■ファームノートについて
「世界の農業の頭脳を創る」を経営理念に、農業とインターネットを融合させることで産業構造を変え、生産性と競争力の高い農業の実現に向けて、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」や牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」などを開発・提供をしています。

次世代のロールモデルとなるような社会的インパクトのある事業を創出したとして、2019年には第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経産省、農水省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:日経BP社)を受賞。2020年1月には第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞(主催:経産省、国交省、厚労省、文科省)」を受賞いたしました。

本社所在地:北海道帯広市公園東町1丁目3-14
設立:2016年12月
https://farmnote.jp/index.html

■ファームノートグループについて
純粋持株会社である株式会社ファームノートホールディングスを親会社とし、グループ系列にはウェブインテグレーション事業を展開する株式会社スカイアーク、酪農生産のデジタルトランスフォーメーション(DX)を自社牧場で推進する株式会社ファームノートデーリィプラットフォームがあります。


※1 IoT:Internet of Things の略。ものとつながるインターネット
※2 農林水産省:畜産統計2020より
※3 起立困難による年間死亡事故率を1%と仮定。農林水産省「食肉流通統計」、日本食肉各付協会「過去の格付結果」、日本食肉市場卸売協会「牛枝肉 頭数・価格」、家畜改良センター「平成30年度枝肉成績とりまとめ概要」の各データよりファームノートが独自に試算。459,297頭(2019年度の和牛屠畜頭数)/99×100万円(1頭あたりの推定損失額)
※4 Internet of Animals:の略。インターネットデバイスを動物に取り付けてそのデータを収集・分析すること。ファームノートが提唱。[このエントリーをはてなブックマークに追加]

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