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コロナ禍の就職活動、8割以上の大学生が「就活の長期化」に不安を感じると回答。企業対応によって「志望度が変化する」学生は5割

PR TIMES / 2020年6月26日 9時40分

~株式会社MOCHIが「コロナ禍における就職活動の意識調査」を実施~

企業の採用支援を行う株式会社MOCHI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:染谷 祐吏)は、「コロナ禍における就職活動の意識調査」を行いましたので、結果をお知らせいたします。なお、本調査は企業の人事・採用担当者向けに、自社の採用活動に活かしてもらうことを目的として実施しました。



[表: https://prtimes.jp/data/corp/50292/table/13_1.jpg ]



.■調査実施時点で内定を保有している大学3年生は13.7%
調査を実施した2020年2月29日~3月9日ですでに内定を保有している大学3年生が13.7%いることが分かりました。一方でまだ内定を保有していない大学3年生は約9割(86.3%)という状況でした。
[画像1: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-486087-0.jpg ]

また、2019年9月以前から就職活動をしていた大学3年生の内定保有率が3割(30.3%)となっており、就職活動開始時期が早い大学3年生ほど内定保有率が高い状況が明らかになりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-322619-1.jpg ]


■コロナ禍の就職活動に影響が出ていると回答した大学3年生は7割(73.3%)
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、就職活動に影響が出ていると回答した大学3年生は7割(73.3%)、影響が出ていないと回答した大学3年生は約3割(26.7%)となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-411468-2.jpg ]

■コロナ禍の就職活動で最も影響が出ているのは「説明会の中止または延期」
上記の質問で「影響が出ている」と回答した大学3年生のうち、最も影響が出ているのは「合同企業説明会の中止、または延期」(33.7%)で、「会社説明会の中止、または延期」という回答が次に多い(26.9%)状況が分かりました。

これは、新型コロナウィルスの感染拡大に関する報道が2020年1月以降に広がりを見せ、例年3月の就職解禁による各企業の動きや、その企業に動きに合わせて就職活動を行う大学3年生に影響を及ぼしたためと考えられます。
通常、学生の就職活動は初期段階に説明会などに参加して企業や業界の初期知識を身につけることから始まり、興味のある業界や企業を絞り、選考を受けるという流れになります。この通常の流れがコロナの影響により断ち切られ、就職活動のスタートが踏み切れなかった学生が多くいたようです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-490956-6.jpg ]



■コロナ禍の就職活動に対して不安があると回答した大学3年生は8割(83.5%)
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、就職活動に不安があると回答した大学3年生は8割(83.5%)、不安はないと回答した大学3年生は約2割(16.5%)という状況でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-530328-4.jpg ]

■コロナ禍の就職活動で最も不安なのは「就職活動の長期化」
上記の質問で「不安がある」と回答した大学3年生のうち、最も不安に感じているのは「就職活動の長期化」が最も多く(86%)、「万が一感染した場合の日程調整等の配慮有無」という回答が次に多い(85%)結果となりました。
新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言や活動自粛で、例年採用活動が活発になる3月以降に企業側も選考を自粛したため、結果として就職活動の終了が後ろに伸びてしまうことを懸念していると推測できます。学生の心理状況としては、早めに内定を取得して気持ちに余裕を持ちたい、早めに活動を終わらせて学生生活を満喫したいといった考えがあるのではないでしょうか。
また、自身がもし新型コロナウイルスに感染した際に選考をリスケできるかどうかという点も不安材料となっています。これは就活で人ごみに行く機会が増え、その結果感染してしまい、企業側もコロナウイルスに対しては敏感なこともあって、スケジュール調整ができなくなるのではないかといった懸念と考えられます。他にも、就職という大切な分岐点においてオンラインのみで選考が進むことに不安を抱く就活生も多いことが分かりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-876845-7.jpg ]

■企業の対応次第で志望度に変化があると回答した大学3年生は5割(51.0%)
コロナ禍の就職活動において、企業の対応によって志望度に変化はあると回答した大学3年生は5割(51.0%)、志望度に変化はないと回答した大学3年生は約5割(49.0%)という状況でした。
[画像7: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-345772-8.jpg ]


■学生の志望度を左右するのは「オンライン化」
上記の質問で「志望度に変化はある」と回答した大学3年生のうち、志望度が上がる企業対応として「会社説明会動画の在宅視聴」が53%、「会社説明会のオンライン化」が49%という状況が明らかになりました。
情報収集を例年と同じ水準で行いたいという回答する学生が多く、WEB上に情報が公開されていること、いつでも説明会動画を見られるようにする施策が支持されていることが分かりました。

[画像8: https://prtimes.jp/i/50292/13/resize/d50292-13-542233-9.jpg ]

■【まとめ】学生は、新型コロナという見えない恐怖に自衛しながら、多くの制限がかかった状態で就職活動を余儀なくされている。
新型コロナウイルスの感染拡大で、就職活動に影響を受けている学生が7割(73.3%)、そして就職活動に不安を抱える学生が8割(83.5%)という実態が明らかになりました。また企業の対応が学生の志望度に影響することも明らかになりました。
採用活動を行う企業は、これまで対面で学生に伝達していた情報と同等レベルの情報をオンラインでも伝達できるような体制や仕組みづくりが必要になります。また選考フローにおいても学生がオフラインかオンラインを選択できる形であったり、あるいは企業方針として全面的にオンライン化するなど柔軟な対応が求められるようになるでしょう。

<調査概要>
・回答者:全国の四年制大学に通う現役大学3年生 103名
・調査手法:大学生のアルバイトメディア「t-news」によるWEBアンケート
・調査期間:2020年2月29日(土)~3月9日(月)
※グラフの構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100とはならない場合があります。

調査レポートのダウンロードはこちらから
https://mochi-inc.jp/dl/pdf/02290309.pdf

●大学生のアルバイトメディア「t-news」
https://www.tnews.jp/

■株式会社MOCHIについて< https://www.mochi-inc.jp/
株式会社MOCHIは、-ヒトと社会を強く結び、互いの力を発揮させることで社会の発展に貢献する-をミッションとし、人材紹介や新卒・キャリア採用支援の戦略策定から面接まで行うワンストップ採用サービスを提供しています。2020年5月に「働き方に自由を」をコンセプトにしたWEBメディア「リモフリ」< https://remofree.com/ >を立ち上げるなど、個人が「イキイキ働く」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合います。

●提供サービス
・採用プロセスを可視化する 「採用管理ダッシュボード作成サービス」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050292.html

・オンライン面接代行サービス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000050292.html

・ワンストップ採用代行サービス
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