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京都セミコンダクター レーザー給電向けに高出力光給電コンバータ「KPC8H-FC」を発表

PR TIMES / 2021年9月13日 18時15分

最大光入力の定格値が従来比3倍に改善

京セミの新しい高出力光給電コンバータ「KPC8H-FC」は、当社従来品に比べ3倍の最大光入力値を実現、FCレセプタクル一体型の形状を採用し省スペース化を実現しました。



報道関係者各位

2021年9月13日
株式会社 京都セミコンダクター

世界水準の技術と日本品質のものづくりで光デバイス・ソリューションをリードする株式会社 京都セミコンダ
クター (代表取締役社長兼CEO高橋恒雄、本社: 京都市伏見区、以下京セミ) は、レーザー給電向けに開発した高出力光給電コンバータ「KPC8H-FC」を発表致しました。

京セミが2011年にリリースした光給電コンバータ「KPC8-T」は発売から10年を迎えました。これまで送電の難しい遠隔地での設備機器や電磁ノイズの影響を受けやすい設備機器、航空機内の設備機器などで、光ファイバを介したレーザー給電(※1)を使用した数々のアプリケーションでご採用を頂きました。この度発表した高出力光給電コンバータ「KPC8H-FC」ではお客様からのご要望の多かった2つの項目を改善致しました。

(1) 高出力化
効率を高めることにより、光入力に対する出力が従来製品比1.3倍※2に向上しました。また、放熱の向上により最大光入力の定格値が従来製品の3倍になりました。これにより新たなアプリケーションの可能性が広がります。

(2) 省スペース化
従来製品(※2)は光ファイバ一体型ピグテイルモジュールでしたが、今回FCレセプタクル一体型の形状を採用しており直接機器類の操作パネルに取り付け(パネルマウント)が可能となっております。省スペース化となるため機器の小型化も期待できます。

なお、高出力光給電コンバータ「KPC8H-FC」のサンプル出荷開始は2021年9月15日、量産開始は2022年4月28日を予定しています。

KPC8H-FCの情報はこちら: https://www.kyosemi.co.jp/products/kpc8h-fc/
KPC8H-FC 製品画像
[画像: https://prtimes.jp/i/55430/13/resize/d55430-13-3c3a6b86fc91538487d0-0.jpg ]



※1 レーザー給電: 光ファイバケーブルや自由空間を介してレーザー光を光電変換素子を用いて電力を伝送する方式。光ファイバケーブルを介したレーザー給電はメタル電線よりも損失が少なく、完全な電気絶縁が可能なため、メタル電線では困難であった落雷対策が必要であった屋外の設備機器や遠隔地に設置された設備機器、電磁雑音の影響が強い環境下への電力の伝送が可能となる。
※2 当社従来製品: 光給電コンバータ KPC8-T https://www.kyosemi.co.jp/products/kpc8-t/

<京都セミコンダクターとは>
京都セミコンダクターは、1980年に光半導体の専業メーカーとして京都で創業しました。高性能、高精度を誇る光通信向けおよびセンサー向けの半導体を、ユニークなパッケージング技術をもとに日本の自社拠点で前工程から後工程の一貫体制で製造し、世界のお客様に供給しています。京都セミコンダクターは、世界水準の技術を強みに日本品質のものづくりで、光デバイス・ソリューションをリードします。
会社HP: https://www.kyosemi.co.jp/


*本プレスリリース内に記載されている、商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースのすべての内容は、発表日現在のものです。その後予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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