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医療機関向けスマートフォンサービスを開発するフロンティア・フィールド、総額10億円となるシリーズBラウンドの資金調達を完了

PR TIMES / 2022年6月8日 19時15分

桑島 洋一氏、内海 雄介氏を執行役員に迎え経営体制を一層強化

医療機関向けスマートフォンサービスを開発する株式会社フロンティア・フィールド(本社:東京都港区、代表:佐藤 康行、以下フロンティア・フィールド)は、この度、総額10億円となるシリーズBラウンドの資金調達を実施し、2022年3月に完了いたしました。本ラウンドでは、新規投資家でありリードインベスターである東京大学エッジキャピタルパートナーズ(以下、UTEC)および既存投資家であるGlobal Catalyst Partners Japan2号投資事業有限責任組合(以下、GCPJ)に加え、アルフレッサ株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が新規投資家として参画し、株式会社日本政策金融公庫の融資も受けました。なお、経営体制の一層の強化を目的に、2021年12月に桑島洋一氏が病院DX戦略担当執行役員として、2022年4月1日に内海雄介氏が経営戦略担当執行役員として就任しました。また、会社のビジョン・HPも刷新しております。



[画像: https://prtimes.jp/i/64723/13/resize/d64723-13-6c6f5c32b4d58335a537-0.png ]


フロンティア・フィールドは「医療のICTプラットフォームを創り医療をデジタル化する」をビジョンに掲げ、全国各地の医療機関に対してセキュアな環境下で医療機関のDXを実現するスマートフォンサービス「日病モバイル」を提供するとともに、働き方改革を推進する各種医療現場のDXアプリケーションの開発・提供を行っています。


多くの医療機関では、医療従事者間のコミュニケーションにPHSや紙・FAXが用いられており、医療従事者の働き方改革の実現に向けた業務DXへの取り組みが急務となっている一方で、個人情報漏洩やランサムウェアのリスクの高まりにより従前以上にICTツールへのセキュリティ要求が高まっています。そのため、適切なICT基盤を構築できずに、業務効率の改善が進まない状況が続いています。

「日病モバイル」はスマートフォン端末・4G/LTEおよび5G回線・アプリケーションを包括してご提供するサービスです。携帯電話会社の設備から医療機関内の設備へ専用回線で直接接続する閉域ネットワーク上で動作し、セキュリティを担保しながらナースコールや電子カルテとの連携、緊急事態を他の職員に伝える緊急通報機能など、医療機関に特化した連携機能やアプリケーションを備えています。そのため、個人情報漏えいリスクを抑えつつ、医師・看護師の働き方改革や多職種連携の簡易化を実現することが可能となります。

現在、茨城県立こども病院・鹿児島徳洲会病院を含めた19病院に導入済み(2022年3月末時点)で、2022年12月末までに約40病院、2024年末までに300病院、60,000回線の導入を計画しております。導入病院の詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.frontierfield.co.jp/case

また、導入頂いた鹿児島徳洲会病院では日病モバイルから電子カルテやバイタル測定器へのアクセスを実現し、更にはバイタル測定器のデータが電子カルテに簡易に格納できるようになり、病院業務の効率化に役立っています。

フロンティア・フィールドは日病モバイルを全国の医療機関へ普及させ、日病モバイル上で動作可能な臨床業務DXツールの開発を進めると同時に、さまざまな事業者が開発する医療機関DXツールとの連携を行い、医療機関のプラットフォーマーとなることを目指し事業を展開してまいります。

■資金調達の目的
今回調達した資金は日病モバイルのマーケティング活動及び新規機能開発に充当いたします。また、それに伴い、開発チームのエンジニア採用、医療機関DXに向けた新規事業の立ち上げ等にも充て、事業基盤を一層強化するとともに、医療機関のDX推進をより加速していきます。

■経営体制の強化
フロンティア・フィールドは、経営体制の強化を図るべく、2021年12月に元シミックホールディングス取締役副会長の桑島 洋一氏を病院DX戦略担当の執行役員としてお迎えしました。また、2022年4月には、元ノバルティスファーマの内海 雄介氏を経営戦略担当の執行役員としてお迎えしました。今後は、桑島氏、内海氏の知見を活かし、さらなる組織の成長と事業拡大を推進いたします。

▼桑島 洋一氏略歴:東邦大学薬学部卒。エーザイにてMRとして従事後、臨床試験サービスを展開するIBRD JAPANを立ち上げ、治験に係る業務プロセスがなかった当時、日本CRO協会を設立。ヒュービット ジェノミクスにて疫学、臨床研究、大学との共同研究に携わり、メディスケット株式会社を設立。メディパルホールディングス執行役員、シミックホールディングス取締役を歴任。研究・開発・営業・卸まで医薬品業務に精通している。現、山梨大学客員教授。薬剤師。2021年12月に病院DX戦略担当の執行役員としてフロンティア・フィールドに参画。

▼内海 雄介氏略歴:東京大学工学部卒。日本アイ・ビー・エムを経て、モニターグループ(現モニターデロイト)で製薬企業・医療機器メーカーを含む大企業の全社戦略、マーケティング戦略、ターンアラウンド戦略などの立案や実行を推進。アーキタイプではインキュベーション事業でスタートアップ企業に対する投資や事業サポートを、エムスリーでは製薬企業向け事業のグループリーダー、サービス責任者などを務める。ノバルティスファーマにてデジタルイノベーショングループのグループマネージャーとして患者向けデジタルサービスの展開や外部企業とのアライアンスを推進。キャリアを通じて医療IT領域における戦略・事業設計、事業開発、組織運営の豊富な経験を有している。2022年4月に経営戦略担当の執行役員としてフロンティア・フィールドに参画。

■投資家からのコメント
●株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ プリンシパル・医師 小林 宏彰氏
医療機関のDXはパワーもコストもかかり、安心安全の医療を提供しながら進めることは容易ではありません。また、コロナ禍により拍車のかかった医療現場の負担を、ITを活用して改善していくことが急務となっています。スマートフォンという日常生活に密着したデバイスから医療機関のDXを進めることはスタートのハードルが低く、手元の小さな端末に医療現場で活用できるさまざまな機能を集約でき、まだまだ活用の大きな可能性を期待できます。事業の成長はもちろん、日病モバイルが多くの医療現場で早急に活用されることを渇望しています。

●Global Catalyst Partners Japan2号投資事業有限責任組合 代表マネージング・ディレクター 大澤 弘治氏
医療現場の負荷軽減は社会問題として以前から認知されてきましたが、昨今のコロナ禍により更に大きくクローズアップされる事となりました。フロンティア・フィールドの日病モバイルが、医療機関のICTプラットフォームとして、スマートフォンを活用したDX推進に寄与すること、更には医療従事者の皆様の働き方改革の一助となることを強く願っております。

●アルフレッサ株式会社 代表取締役社長 福神 雄介氏
「日病モバイル」は医師をはじめとする医療従事者の皆さんの業務効率化に貢献できるツールであると認識しています。2024年に向けて医師の働き方改革が進められていますが、その中心となるのが時間外労働の規制です。これに対応するためには、他の産業界と同様の生産性向上が必要で、医療現場でも多くの効率化の取り組み、システムの導入が不可欠となります。「日病モバイル」は、医師をはじめとする医療従事者が業務上で必要となる様々な機能がパッケージされており、臨床現場の効率化の大きな一助になると確信しています。
当社はフロンティア・フィールドとの間で業務提携契約を締結しており、同社と共に「日病モバイル」の普及拡大を進め、医療機関の経営効率の向上に貢献してまいります。また、将来的には地域医療ネットワークや多職種連携の効率化にも繋げたいと考えています。

■会社概要
社名:株式会社フロンティア・フィールド
本社所在地:〒105-0023 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング14階
代表取締役社長:佐藤康行
設立: 2016年7月15日
資本金:1,091,175,400円 (資本剰余金含む)
事業内容: インターネット関連事業
HP:https://www.frontierfield.co.jp/
日病モバイルサービス紹介:https://www.frontierfield.co.jp/services/mobile

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