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レストランテック協会、ビッグデータから飲食業界DX促進支援「外食データ部会」設立のお知らせ

PR TIMES / 2021年9月30日 13時15分

仕入れから労務、購買、予約まで外食ビッグデータを横断的に発信、飲食現場での活用を支援

飲食DXを推進する一般社団法人レストランテック協会(本社:東京都千代田区、代表理事:山澤修平)は、協会傘下の組織として「外食データ部会」を設立したことをお知らせいたします。部会参加企業が保有するビッグデータから飲食業界の過去、現在、未来について分析し、発信してまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-f0935a60a329cd304135-0.png ]




設立趣旨

従来にも増してコロナ禍で、飲食店/企業のデータ活用の重要性が高まっている一方で、一部のメガチェーン飲食企業を除き、飲食店がデータを活用し、売上向上やコスト圧縮に成功している事例はまだまだ稀有であります。

そこで、外食に関するビッグデータを保有するレストランテックベンダーが、飲食店のデータ活用の具体的な方法や成功事例、マクロな動向情報などを定期的に飲食業界に対して発信することにより、大企業だけではなく個店の飲食店にいたるまで、飲食業界全体のデータ活用による収益構造や労働環境などの改善に貢献することを目指し、「外食データ部会」の設立致します。

すでに飲食店/企業が保有するデータの可視化から、分析方法、現場での活用方法、成功事例を発信、共有することで、飲食業界のDXを促進し、顧客、飲食店双方にとってより良い業界になるよう支援したく思います。

外食データ部会専用サイト
https://rtmeetup.net/rids


主な活動内容

飲食店のミッションドリブンの精度と速度を高めるために、データドリブンメソッドを提供することで、飲食業界のDXを促進し、顧客、飲食店双方にとってより良い業界を支援します。

外食概況の定期的発信
各レストランテックベンダーのマクロデータを集約し、さまざまな角度から、国内の外食概要を分析し、年2回発信します。

データ活用セミナー
データ部会に参加頂いている各企業が、自らのデータを活用し、得意なテーマに基づいて、より経営に活用できる飲食トレンドを発表するセミナーを開催します。

飲食企業との勉強会データ活用事例の発信
実際に現場で成果を上げたデータ活用事例について、飲食企業との勉強会や活用メソッドを記事化、発信することで、飲食のデータドリブン経営を促進します。

メディア向けラウンドテーブル
レストランテックや、外食市場の現状などを各社が持つビッグデータを分析し、飲食業界の今後の見通しなどについて、定期的に情報提供していきます。

部会参加企業(2021年9月30日現在)


[画像2: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-d4c1921d9ce6dbd5a8d8-12.png ]

株式会社リアライズ
データマネジメント・サービスを提供

株式会社インフォマート
BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営

株式会社リカバリー
ローカル検索対策プラットフォーム「Uberall」の提供

株式会社dinii
飲食店向けモバイルオーダー・POSの開発

株式会社DIRIGIO
モバイルオーダープラットフォーム「PICKS」の開発・運営など

株式会社Mobile Order Lab
注文管理プラットフォーム「Ordee」の開発・運営など

ごちっぷ株式会社
デジタルチップサービスの運営など

株式会社Mt.SQUARE
POSシステムなどの店舗運営システムの開発・運営など

株式会社ユビレジ
POSシステムの開発・提供など

ポスタス株式会社
モバイルPOSサービス、Fintechサービス、HR Techサービスの開発・提供

株式会社SARAH
グルメコミュニティアプリの開発・運営、企業向け外食ビッグデータ分析サービスの開発・運営

株式会社TableCheck
飲食店向け予約・顧客管理システムの開発・運営など

外食データ部会に参加ご希望のレストランテック企業様は、WEBサイトからお申込みください。
https://rtmeetup.net/rids


【データで見るコロナ禍の飲食業界】

外食データ部会会員企業が保有する外食関連ビッグデータの一部を、飲食店のオペレーションや消費者行動などのコロナ禍における飲食業界の変容ついて分析しました。

【ポスタス】感染拡大、自粛地域拡大で売上減。コロナ禍でも強いジャンルは「軽食系専門店」

[画像3: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-84c2ad753cee5f5e26eb-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-4f9919c9b0c8c391cf5b-3.png ]

8月の時間帯ごとの内訳も日中/夜間とも先月から約ー20ptの落込みとなった。酒類提供禁止による夜間の落ち込みだけではなく、感染者数増加による消費者の外食控えが日中/夜間ともに大きく影響を及ぼした結果とみられる。
8月はテイクアウトに強いカレー、ハンバーガージャンルがコロナ禍前比70%だった以外は各ジャンル落ち込みが大きく表れた。専門料理の中では先月トップだった焼肉が4番目に落ちているのは、焼肉ジャンルの「回復期には強くて自粛時には影響を受けやすい」特徴が出ていると考えられる。


【DIRIGIO】テイクアウトは「スピード重視」約4割が1時間以内に受取

[画像5: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-e786f56807f013067935-5.png ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-64331e0e90fc83a3848c-11.png ]

注文時間の分布
昼夜のピークタイム(12時台・13時台)の1時間ほど前がピークであるのは感覚値に近い数字ではないだろうか。一方でそれらは全体の20%程度に過ぎず、実は分散して注文が行われていることがわかる。

受け取り時間の分布
受け取り時間は、全体の60%程度がランチタイム・ディナータイムと言われる時間帯に集中している。夜については18時台がもっとも比率が高く、自宅に帰る前などに利用されるケースが多いことがわかる。

注文から受け取りまでの時間
約40%が1時間以内の受け取り、とやはり「スピード」をユーザーが求めていることがみえてくる。一方で日にちをまたいだ注文が30%程度あるのも特徴的なデータで事前に意思決定をしているユーザーが一定数存在する。


【SARAH】2021年秋冬トレンドキーワードは「中間食」「好奇心」「バラエティ」
グルメコミュニティアプリ「SARAH」に投稿された80万件以上のメニュー単位の外食データをベースとした外食トレンドを分析するサービス「FoodDataBank」ではコロナ禍における2020年以降の動向を踏まえ、2021年秋冬トレンドを下記のように分析する。
[画像7: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-6825cad3d2a50a308863-6.png ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-b5eefb97b7840be1c2ba-7.png ]


【TableCheck】コロナ禍でリピーター率上昇予約は、グルメサイトからオウンドメディアへ

[画像9: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-339d52856ac9c3773cc8-8.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-b2c8c284fa62d62447b6-9.png ]

リピーター率
コロナ直前の2020年1-2月の5回以上来店している割合が5.9%に対し、直近の割合は9.96%まで上昇。GoToEatによる駆け込み需要が起こった昨年10~11月にリピーター率は2020年以前の数値まで戻ったが、ポイント獲得目的の常連客の一部がグルメサイト経由で予約をしたため、期間中一時的に増加したと考えられる。キャンペーン後は、堅調にリピーター率は増加。予約数が少ない時に常連客の割合が多くなる傾向があるため、苦しい時に常連客を確保している店舗はしのぎやすいと言える。複数店舗を運営している場合、系列店舗内で顧客を共有し活用することも有効な施策だと考えられる。

グルメサイト予約vsオウンドメディア予約
グルメサイトからの予約とオウンドメディア(自社公式ウェブ)予約の割合がコロナ禍逆転し、グルメサイトが45%程度、自社予約ページが55%になっている。GoToEat期間はグルメサイト予約が急増したが、現在の数値を見ると明らかに飲食店の予約チャネルに対する意識は変化しつつあることが分かる。オウンドメディア予約URLに紐づけられるInstagramやGoogle Mapからの予約が増えていることからも、飲食店側がグルメサイトの送客手数料に対してシビアになっているか、グルメサイトがコストに見合った送客をできていない可能性も考えられる。


一般社団法人レストランテック協会について


[画像11: https://prtimes.jp/i/72734/13/resize/d72734-13-0316da5c6e0a72546ee2-10.png ]

「テクノロジーの力で、飲食業界を幸せにする」をミッションに、日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」をはじめとした「コミュニティ運営事業」をメインに活動しています。
「テクノロジーの創出は、人の繋がりが源泉である」と私達は考え、「人」を繋ぐことで、飲食業界を幸せにしたいと思っています。

本社:東京都千代田区平河町一丁目6番15号 USビル 802
設立:2020年10月
https://rtmeetup.net

理事構成
代表理事:山澤修平|株式会社イー・カムトゥルー 執行役員|https://www.e-cometrue.com/
専務理事:網本信幸|株式会社Proz 代表取締役社長|https://proz.jp/
専務理事:安部修平|コンフィデンスアンドカンパニー株式会社 代表取締役|https://ccigr.com/
理事:高橋秀志|株式会社HJP Corporation 代表取締役|https://www.hjp.co.jp/
理事:伊利夫|いまチカ株式会社 代表取締役|https://imachika.com/
理事:目野健一|TANREN株式会社 取締役|https://tanren.jp/
理事:白岩大樹|株式会社アップ・トレンド・クリエイツ 代表取締役|https://www.upt-c.jp/

詳しくはこちら
https://rtmeetup.net/directorlist

賛助会員
株式会社リアライズ|https://www.realize-corp.jp/
株式会社インフォマート|https://www.infomart.co.jp/
株式会社リカバリー|https://www.recovery-run.jp/
株式会社dinii|https://www.dinii.jp/
株式会社DIRIGIO|http://dirigio.jp/
株式会社Mobile Order Lab|https://mobileorder.co.jp/
ごちっぷ株式会社|https://gochi-tip.co.jp/
株式会社Mt.SQUARE|https://mt-square.co.jp/
株式会社ユビレジ|https://corp.ubiregi.com
ポスタス株式会社|https://www.postas.co.jp/

協力団体
外食第5世代 未来型会員制サークル 外食5G|https://5g-terroir.com/
一般社団法人これからの時代の・飲食店マネジメント協会|https://koremane.com/

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