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米国化学会が CAS の新所長を発表-9月30日就任

PR TIMES / 2013年9月13日 14時21分

化学情報協会は、米 Chemical Abstracts Service(CAS)が発表したプレスリリースを受けて、国内向けに次のとおり、お知らせいたします。米 CAS の発表情報は下記をご覧ください。
http://www.cas.org/news/media-releases/appointment-of-new-president



(オハイオ州コロンバス発,2013 年 9 月 10 日)-米国化学会(American Chemical Society)は化学情報の世界的権威である CAS の新しい所長に Manuel Guzman を任命しました。就任は 9 月 30 日の予定です。CAS 所長を 21 年以上にわたって務めた Robert J. Massie は 2014 年 3 月末で引退の予定です。


Guzman の前職は Cengage Learning 社の Learning and Research Solutions and International 部門担当副社長でした。同社は世界の大学・専門職・図書館向けに革新的な教育・学習・研究ソリューションを提供する世界有数のプロバイダーです。Guzman はこの地位にあった 2010~2013 年の間に 20 億ドル規模のプロジェクトを、戦略、編集(製品の構想や買収を含む)、事業開発、製品およびプラットフォーム技術の各方面にわたって指揮しました。また国際事業を管理して 3 億ドルの年間収入を生みだしました。

米国化学会の Madeleine Jacobs 会長兼 CEO は次のように述べています。「優れた経営能力の持ち主を探していた選任委員会は全員一致で Guzman 氏を迎えることを決定しました。Guzman 氏は知識が豊富で明晰な話し方をする、しかも人柄も良い第一級の経営者ですし、情報ビジネスにも十分な経験の蓄積があり、CAS に匹敵する規模の情報事業を指揮・管理した実績があります。国内外にわたる図書館、教育、政府、産業界の知識は米国化学会の中核製品である SciFinder や STN の強化、更には新製品の開発にふさわしいものです」

同会長は更に続けて「Guzman 氏は製品開発や国際事業開発の推進に成功した実績があるばかりでなく、ひときわ顧客中心の姿勢を示しており、対話を通じてニーズを把握し、それを満たす製品をチームで開発するのを好んでいます。また特にアジアや中南米での国際事業にも幅広い経験があります。新しい CAS 所長との連携を楽しみにしています」

Guzman は「米国化学会から CAS の指揮をとるよう要請されたことを光栄に思います。CAS は永年にわたって世界の大学、産業界、特許発行機関に必要不可欠な情報サービスと製品を提供してきました。この成功に基づいて将来は顧客の期待を超えるデジタル製品を提供できると考えています。今回米国化学会のような権威ある機関に参画して CAS を率いることを誇りに思います」と述べています。

Guzman は 2003 年に Thomson Corporation に入社し、次第に昇進して 2005~2007 年には Thomson Learning, Career & Professional Group の代表となり最高財務責任者を兼務しました。同グループが Cengage に売却された後は Academic and Professional Group の財務・業務および国際担当副社長となりました。Thomson と Cengage での 10 年間を通じて革新的な学習ソリューションを開発・上市し、また National Geographic School Publishing をはじめ多くの買収や提携に関与しました。

Guzman はニュージャージー州サウス・オレンジの Seton Hall 大学で会計学の学士号と財政学の MBA を取得した後、Crum and Foster 社で予算分析を担当しました。その後、Simon & Schuster/Prentice Hall 社を経て Macmillan 社に転じ、大学部門の財務および管理担当副社長となりました。

1995 年にニュージャージー州プリンストンの高等教育分野の市場調査会社 Monument Information Resource/MIR Management 社の創立に参画し CEO となり、7 年後に同社を Cambridge Information Group/RR Bowker に売却しました。

米国化学会は米国連邦議会公認の非営利団体で、163,000 人以上の会員を擁する世界最大の学術団体です。多数のデータベース、査読付き学術誌、学術研究集会など化学および関連分野の専門情報の提供において世界の主導的役割を果たしています。本部はワシントン D.C. およびオハイオ州コロンバスにあります。


CAS について
米国化学会(American Chemical Society)の情報部門である Chemical Abstracts Service(CAS)は、化学情報の権威として世界に知られています。CAS は化学物質に関する世界の公開情報すべてを収集し組織化することを目的としている世界で唯一の機関です。CAS に所属する科学者が構築と品質管理を行っている CAS データベースは、最も網羅的で信頼性のあるものとして世界中の機関に認められています。CAS はこれらデータベースと最新の検索・解析技術を組み合わせた SciFinder やSTN の各製品・サービスなどを通じて、科学的な発見をサポートする最新かつ網羅的なデジタル情報環境を提供しています。
▽詳しくは http://www.cas.org をご覧ください。

【化学情報協会(略称:JAICI)について】
化学情報協会(所在地:東京都文京区)は、化学技術情報の流通を図るため 1971 年に設立されました。米国をはじめ世界各国の情報機関などと協力関係を築き、日本の研究者をサポートする情報センターとして、大学・企業などの情報取得・分析から研究・開発までを支援しています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp をご覧ください。

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