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株式会社オークファンとの業務・資本提携に関するお知らせ

PR TIMES / 2014年2月20日 16時5分

 株式会社リアルワールド(代表取締役:菊池 誠晃、本社:東京都渋谷区、以下「リアルワールド」)は、株式会社オークファン(代表取締役:武永 修一、本社:東京都渋谷区、東証マザーズ:コード番号 3674、以下「オークファン」)との間で、ビッグデータクレンジングに向けた業務・資本提携に関して基本合意に至りましたので、下記の通りお知らせいたします。


■業務・資本提携の理由及び目的
 このたびの業務・資本提携は、リアルワールドが運営するクラウドソーシング国内No.1の作業実績を誇るサイト「CROWD」をはじめとする個人向けマイクロタスク型クラウドサービスと、オークファンが運営する国内最大級のネットオークション価格比較・相場検索サイト「aucfan.com(オークファンドットコム)」における膨大な商品・価格データ(以下、ビックデータ)のデータクレンジング作業との親和性が高いことから、顧客満足の最大化並びに相互事業の発展を目的として、ビックデータクレンジングに向けた協業、業務提携を進めてきました。

 昨今、Eコマース市場の発展拡大とともに、インターネットを通じた取引が急速に増大しています。これに伴い、オークファンがこれまで蓄積してきた商品及び価格情報のデータは約200億件以上にのぼり、このサービスを利用する訪問者はすでに月間850万人を超えています。オークファンにとって、インターネット上で日々取引される膨大なデータを有益な情報としてユーザーに提供するためには、実際に取引された商品と一般的な価格において大幅な乖離がないか日々精査する必要があります。このためには、実際に取引された商品を人の目によって確認しなければいけない場合があります。

 このようなことから、作業を細分化し専門性を問わずに個人へ作業機会を提供する「CROWD」との提携が両社の更なる事業の発展に資するシナジーを生み出すこと目的に、業務提携に関する基本合意に至りました。


■業務提携の内容
 オークファンの有するビッグデータをデータクレンジングツールで一次処理された取引データについて、リアルワールドのクラウドソーシングを通した人的リソースにより目視検査を行い、ビッグデータの完成度を向上させて参ります。


■資本提携の内容等
 上記業務提携をスピーディーに、かつ円滑に推進していくため、両社の関係強化を目的として、オークファンがリアルワールドの株式を取得する資本提携を行います。オークファンは、リアルワールドの既存株主から株式譲渡の形態でリアルワールド株式を取得します。


■ビッグデータとマイクロタスクモデルの親和性
 近年注目されている商品情報といったビッグデータはその性質上、システムによるクレンジングだけでは最適な状態に保つのは難しく、必ず人の目視による検査が必要不可欠です。目視による商品情報の最適化を国内BPOへ依頼すると時間がかかる上に費用が高くなり、海外BPOへ依頼すると商品リテラシーの問題から品質が担保できない状況が続いていました。また、商品情報には季節やセールといった要因による更新性があるため、最適化のスピードも同時に求められています。日本人ユーザー800万人の目視によるデータクレンジングが実行可能な弊社のマイクロタスク型クラウドソーシングによって、短納期で低コストかつ高品質のサービスを実現致しました。


■ビッグデータ市場における弊社の今後の取り組み
 今回のオークファン社との協業で蓄積されるコマース分野のビッグデータのクレンジングノウハウに加えて、リアライズ社との業務提携によって蓄積しているその他ビッグデータの生成・クレンジング・分析ノウハウを合わせることで、ビッグデータ市場における更なるプレゼンスを確立して参ります。

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