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過去5年間で業績を伸ばした製薬会社は?「製薬会社『5年成長率』ランキング」を公開

PR TIMES / 2016年10月3日 13時51分

株式会社クイック(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:和納勉)が運営する製薬業界に特化したニュース解説メディア『AnswersNews(アンサーズニュース)』は、過去5年間における国内製薬会社の売上高、営業利益の成長率を調査し、「製薬会社『5年成長率』ランキング」として公開しました。

URL:http://answers.ten-navi.com/pharmanews/7729/

■売上高成長率トップは日医工 営業利益成長率トップは鳥居薬品
売上高の5年成長率ランキングのトップはジェネリック医薬品国内最大手の日医工。成長率は123%で、この5年間で売上高は2倍以上に拡大しました。2位は沢井製薬、3位は東和薬品と続き、トップ3をジェネリック医薬品企業が独占。国は医療費抑制のためジェネリック医薬品の使用を推進しており、ジェネリック医薬品企業の好調ぶりを印象付けるランキングとなりました。

【過去5年の売上高成長率トップ5】
順位  社名 5年成長率
1  日医工    123.0%
2   沢井製薬 93.4%
3   東和薬品 77.9%
4   参天製薬 76.2%
5   富士製薬工業  60.8%

一方、営業利益の5年成長率でトップとなったのは、日本たばこ産業(JT)傘下の新薬メーカー、鳥居薬品。2位は眼科領域で国内トップシェアを誇る参天製薬、3位には科研製薬が入りました。

【過去5年の営業利益成長率トップ5】
順位   社名     5年成長率
1   鳥居薬品    166.8%
2   参天製薬 160.8%
3   科研製薬 147.9%
4   アステラス製薬 108.9%
5   塩野義製薬 94.9%


■営業利益率は5年で2ポイント低下
併せて集計した過去5年間の営業利益率の増減ランキングでは、トップの科研製薬(15.6ポイント増)などが利益率を大きく上昇させた一方、集計対象とした32社の半数が利益率を低下させました。32社全体では、過去5年間で営業利益率は2.1ポイント低下。高収益とされる製薬産業ですが、近年、研究開発費の高騰や薬価の引き下げなどを背景に収益性が低下している状況が改めて浮き彫りとなりました。

なお、東証一部上場の国内製薬会社32社を対象としたランキングの詳細は、『AnswersNews』(http://answers.ten-navi.com/pharmanews/7729/)でご覧ください。

※調査の概要
集計対象は、東証一部に上場し、医療用医薬品を中心に事業展開している製薬会社。決算短信をもとに、直近の本決算(多くは2016年3月期)と5年前の本決算(多くは11年3月期)を比較し、過去5年間の売上高、営業利益の成長率と営業利益率の増減を算出。5年前との比較が可能な32社をランキングしました。

■『AnswersNews』(http://answers.ten-navi.com/pharmanews/)について
「製薬業界で話題のニュースがよくわかる」をコンセプトに、製薬業界に関連するさまざまなニュースをわかりやすく解説する、これまでにない新しい業界メディアとして2016年4月に本格オープン。全国紙や製薬業界紙、医療業界紙で豊富な取材経験を持つ記者が執筆を担当し、業界ニュースを多面的・横断的・時系列的に解説する記事を掲載しています。

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