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地震防災に関するアンケート調査結果について

PR TIMES / 2017年8月29日 16時11分

~地震への警戒感はやや減退~

SBIリスタ少額短期保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:新村 光由)は、9月1日防災の日にあわせて、全国の持家に住む20代~60代の方を対象に、地震防災に関するアンケート調査を実施いたしました。その結果をお知らせいたします。

※参考)防災の日について
毎年9月1日は「防災の日」とされ、この日を含む一週間が「防災週間」と定められています。
これは国や地方公共団体、国民が災害についての認識を深め、災害への備えを強化することで災害による被害の軽減、防止を図ることを目的とされています。
当社では防災の日にあわせて、2012年より毎年8月、地震防災に関するアンケート調査を実施しております。



◆アンケート調査結果のサマリー
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╋■┛ 1.地震への警戒感はやや減退
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将来のお住まいの地域での地震発生、ご自宅への被害について伺ったところ、「発生すると思う」・「被害を受けると思う」という回答が減少し、昨年と比べ地震に対する警戒感がやや薄まっていることが見受けられました(別紙Q1、Q2参照)。
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╋■┛ 2.約3割の方は地震への対策をしていない
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実際にご家庭で実施している地震対策については、「非常用の食料・水を準備している」(37.4%)、「避難グッズを用意している」(35.5%)といった回答に並んで、「特に対策はしていない」(34.8%)といった回答も見受けられ、具体的な対応にはまだ着手していないご家庭が少なくないことが推察されました(Q3、Q4参照)。
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ 3.地震被災時の経済的な準備をしていない方は4割を超える。
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地震被災時の経済的な準備手段としては、「地震保険」(38.3%)、「貯蓄やその他金融資産」(29.8%)で準備しているといった回答を得ました。他方で、特に準備をしていない(42.2%)という方が4割を超え、地震被災時の経済的な準備については2.の地震対策以上に準備が進んでいないことが判明いたしました(Q6、Q7参照)。

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╋■┛ 4.火災保険・地震保険への理解は今一歩
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地震保険の補償内容を聞いたところ、「火災保険の最大50%」であることを知らなかった方が59.2%、火災保険では、「地震」を原因とする被害が補償されないことを知らないと答えた方が31.0%と火災保険や地震保険への理解が今一歩という状況でした(Q8,Q9参照)
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ 5.防災の日の正確な認知度はおよそ6割
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防災の日について、約6 割近くの方が「9月1日は防災の日」ということを知っており、防災の日は聞いたことがある方というを含めると、約8割以上の方が知っているという回答を得ました(Q10参照)。
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【アンケート概要】
■アンケートタイトル 地震防災に関するアンケート
■リサーチ実施日 2017年7月28日(金)~ 2017年8月4日(金)
■リサーチ実施方法 インターネットリサーチ
■リサーチ対象ターゲット 性別:男女 年齢:20代~60代 職業:指定しない 地域:全国
住居形態:持ち家(一戸建て・分譲マンション)
■調査地域 全国
■有効回答数 561名
■実施機関 株式会社ジャストシステム
【会社概要】
商 号 :SBIリスタ少額短期保険株式会社
代表者 :新村 光由
登録番号 :関東財務局長(少額短期保険)第1号
本社所在地 :〒106-6015 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー15階
URL : http://www.jishin.co.jp/
会社紹介 :SBI リスタ少額短期保険は、地震によって被災した後の生活再建を支援することを目的とした「地震被災者のための生活再建費用保険」(愛称:リスタ)および「地震被災者のための生活支援費用保険」(愛称:ミニリスタ)を販売する少額短期保険業者です。
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【本リリースのご照会先】
SBIリスタ少額短期保険株式会社  マーケティング部 村上 隼人
TEL:03-6229-1014  FAX:03-5570--2555
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※地震防災に関するアンケート結果の詳細
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╋■┛ (1)地震発生と被害発生の可能性(Q1、Q2参照)
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・将来のお住まいの地域での地震発生、ご自宅への被害の可能性について伺ったところ、「発生すると思う」・「被害を受けると思う」という回答が減少し、昨年と比べ地震に対する警戒感がやや薄まっていることが見受けられました。
■□■Q1 近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか。(n=561)
発生すると思う。         21.7%
どちらかといえば発生すると思う。 33.2%
どちらともいえない        26.9%
どちらかといえば発生しないと思う。 7.1%
発生しないと思う。         3.9%
わからない。            7.1%
【昨年】 近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか。(n=563)
発生すると思う。         29.0%
どちらかといえば発生すると思う。 32.5%
どちらともいえない        21.8%
どちらかといえば発生しないと思う。 6.9%
発生しないと思う。         3.4%
わからない。            6.4%

■□■Q2 大地震が発生した場合、あなたのご自宅は倒壊や損傷などで大きな被害を受けると思いますか。(n=561)
大きな被害を受けると思う。       19.8%
どちらかといえば被害を受けると思う。 38.0%
どちらともいえない          22.8%
どちらかといえば被害を受けないと思う。 12.8%
まったく被害を受けないと思う。     1.2%
わからない               5.3%
【昨年】 大地震が発生した場合、あなたのご自宅は倒壊や損傷などで大きな被害を受けると思いますか。(n=563)
大きな被害を受けると思う。       23.4%
どちらかといえば被害を受けると思う。  38.5%
どちらともいえない           18.7%
どちらかといえば被害を受けないと思う。 13.1%
まったく被害を受けないと思う。     1.1%
わからない               5.2%

・この結果を過去の地震発生と過去5年の回答結果の推移を見てみると、大きな地震の後は地震への警戒意識が高まるも、時間の経過とともに徐々に薄まってくる傾向にあることがわかります。
【参考】過去5年(2013年度~2017年度)の地震に対するアンケート結果抜粋
・発生する
2017年 54.9%
2016年(熊本地震(7)) 61.5%
2015年 58.1%
2014年(長野県北部(6弱)) 58.5%
2013年(淡路島付近(6弱)) 59.0%
・被害を受ける
2017年 57.8%
2016年(熊本地震(7)) 61.9%
2015年 59.3%
2014年(長野県北部(6弱)) 56.4%
2013年(淡路島付近(6弱)) 60.9%

※()内はその年に発生した主な地震および最大震度

・一方でこうした地震の発生、被害に対する認識については、お住まいの地域によって大きな違いがあるのではと考え、地域別にみてみたところ、次の表のように大きな隔たりがあることが分わかりました。
・過去、5年間の平均を取る形でみてみると、将来発生が予想される南海トラフ地震の影響地域である四国・中部地方や、首都直下型地震が予想される関東地方などが今後地震が起きると認識されている方が多いという結果となり、一方で近年に大地震が発生した東北地方、九州地方では、四国・中部・関東地方と比較しても低い数値となりました(【参考】地方別回答結果参照)。

【参考】地方別回答結果、過去5年(2013年度~2017年度)の累計 (n=2810)                                           近い将来、現在あなたがお住まいの地域で大地震が発生すると思いますか。

・発生すると思う
全体 25.6%
北海道 9.0%
東北地方 25.3%
関東地方 30.8%
中部地方 30.0%
近畿地方 22.0%
中国地方 14.2%
四国地方 41.5%
九州地方 10.2%
・どちらかといえば発生すると思う
全体 32.8%
北海道 27.6%
東北地方 28.4%
関東地方 37.0%
中部地方 30.0%
近畿地方 32.8%
中国地方 28.3%
四国地方 36.9%
九州地方 22.6%
・どちらともいえない
全体 25.1%
北海道 36.6%
東北地方 28.4%
関東地方 21.6%
中部地方 23.5%
近畿地方 28.8%
中国地方 24.4%
四国地方 12.3%
九州地方 31.1%
・どちらかといえば発生しないと思う
全体 7.2%
北海道 14.9%
東北地方 6.2%
関東地方 3.6%
中部地方 7.4%
近畿地方 7.8%
中国地方 17.3%
四国地方 3.1%
九州地方 15.3%
・発生しないと思う
全体 3.6%
北海道 7.5%
東北地方 2.5%
関東地方 2.6%
中部地方 2.9%
近畿地方 2.5%
中国地方 8.7%
四国地方 1.5%
九州地方 9.6%
・わからない
全体 5.8%
北海道 4.5%
東北地方 9.3%
関東地方 4.4%
中部地方 6.1%
近畿地方 6.0%
中国地方 7.1%
四国地方 4.6%
九州地方 11.3%

■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛(2)地震への対策について(Q3、Q4、Q5参照)
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・地震への対策として、地震ハザードマップと各ご家庭の地震対策の内容について伺ったところ、地震ハザードマップについては、約半数の方がお住まいの地域のハザードマップを確認したことがあるという結果が得られました。
・実際に各ご家庭で実施している地震対策については、「非常用の食料・水を準備している」(37.4%)、「避難グッズを用意している」(35.5%)といった回答に並んで、「特に対策はしていない」(34.8%)といった回答も見受けられ、具体的な対応にはまだ着手してないご家庭が少なくないことが推察されます。
・また実際に地震被災した場合の安否確認手段を聞いたところ、ご家族や友人との連絡手段としては、約4割の方が携帯電話の通話・メールの利用意向を示しました(Q5参照)。災害時には電波状況が悪かったり、充電できない事態が起こりうるので、複数の代替手段を用意しておくことをおすすめいたします。

■□■Q3 お住まいの地域の地震ハザードマップについてご存知ですか? (n=561)
家にある。                24.8%
家にはないが見たことはある。      25.3%
見たことはないが
ハザードマップという名前は知っている。 41.7%
自分の住んでいる地域では作られていない。 7.7%
その他    0.5%

■□■Q4 あなたのご家庭で現在行っている地震対策を教えてください。次の中からあてはまるものを≪いくつでも≫お選びください。(n=561) (複数回答可)
非常用の食料・水を準備している。 37.4%
避難グッズを用意している。    35.5%
家族で避難場所を決めている。   29.8%
家具の転倒・落下対策をしている。 27.5%
その他                0.7%
特に対策はしていない。      34.8%

■□■Q5 被災時のご家族やご友人との安否確認には、どのような手段を活用することを想定していますか。次の中から、あてはまるものを≪いくつでも≫お選びください。(n=561) (複数回答可)
携帯電話での通話         44.0%
携帯電話でのメール         43.9%
災害用の各種伝言サービス      38.5%
TwitterやLINE、Facebookなどの
ソーシャルメディア         25.7%
固定電話での通話          13.7%
その他               0.2%
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ (3)地震への経済的な準備(Q7参照)
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・地震被災時のご自宅の再建費用の捻出手段としては「地震保険」(38.3%)、「貯蓄やその他金融資産」(29.8%)で準備しているといった回答を得ました。他方で、特に準備をしていないという方が4割に達し、地震被災時の経済的な準備についてはQ4の地震対策以上に準備が進んでいないことが見受けられます。
・また、ご自宅の再建に必要と思われる費用に対してどの程度まで準備ができているかをたずねたところ、30%未満と回答した方が49.4%と、十分に自宅再建が見込める額まで準備ができていないことがわかります(Q7参照)。

■□■Q6 ご自宅が「地震」で被災した際に、ご自宅を再建する費用の捻出方法としてどのような方法をご準備されていますか。次の中からあてはまるものを≪いくつでも≫お選びください。(n=561) (複数回答可)
地震保険          38.3%
貯蓄やその他金融資産    29.8%
共済等の地震保険以外の補償 11.8%
その他            0.4%
特に準備はしていない    42.2%

■□■Q7 仮に「地震」でご自宅が被災し再建する場合には大きな費用がかかりますが、現在その再建費用の何%程度のご準備ができていますか。(n=561)
100%         7.1%
80%程度        5.2%
50%程度       13.7%
30%程度        7.5%
10%程度        4.3%
ほとんどできていない  37.6%
わからない       24.6%

■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ (4)地震保険についての理解(Q8,Q9参照)
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・地震に被災した際に費用捻出の手段として最も多かったのが地震保険ですが、この地震保険の補償内容について、聞いたところ、地震保険の補償額が「火災保険の最大50%」であることを知らなかった方が59.2%、火災保険では、「地震」を原因とする被害が補償されないことを知らないと答えた方が31.0%と火災保険や地震保険への理解が今一歩という状況でした。
・また、この数値は昨年のアンケート結果と比較しても、大きな差異はなく、災害に備える手段として、火災保険・地震保険への周知が今以上に進むことを期待します。

■□■ Q8 地震保険の補償額は、最大で「火災保険の50%」までということをご存知ですか。(n=561)
知っている。      18.4%
なんとなく知っている。 22.5%
知らない。       59.2%
【昨年】地震保険の補償額は、最大で「火災保険の50%」までということをご存知ですか。(n=563)
知っている。      21.7%
なんとなく知っている。 20.8%
知らない。       57.5%

■□■Q9 火災保険では、「地震」を原因とする火災・倒壊・地崩れ・土砂災害・津波・地盤沈下・液状化などでの被害が補償されないことをご存知ですか。(n=561)
知っている。      35.5%
なんとなく知っている。 33.5%
知らない。       31.0%
【昨年】火災保険では、「地震」を原因とする火災・倒壊・地崩れ・土砂災害・津波・地盤沈下・液状化などでの被害が補償されないことをご存知ですか。(n=563)
知っている。       39.4%
なんとなく知っている。  29.8%
知らない。        30.7%

■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ (5)防災の日と災害への不安意識(Q10、Q11、Q12参照)
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・防災の日の存在について、たずねたところ、「9月1日が防災の日であることを知っている」(57.0%)という回答結果で6割弱の方に正確な認知があり、さらに「防災の日があるのは知っているが、9月1日ということまでは知らなかった」(12.3%)「防災の日という言葉は聞いたことがある」(12.5%)という回答結果で、併せて8割以上の方が「防災の日」を知っているという回答を得ました(Q10参照)。
・また、現在不安に思っている災害で最も回答が多かったのが「地震・津波」(58.5%)で、こうした地震や防災に関する知識をどこから得ているかという質問には、「テレビ」(69.2%)と答える方が圧倒的で、次いでインターネット(44.9%)、新聞(28.2%)などから情報を得ていることがわかりました。

■□■Q10 「防災の日」についてご存知ですか。 (n=561)
9月1日が防災の日であることを知っている。  57.0%
防災の日があるのは知っているが、
9月1日ということまでは知らなかった。    12.3%
防災の日という言葉はきいたことはある。   15.2%
知らなかった。               15.5%

■□■Q11 あなたのお住まいの地域で、現在不安に思っている災害についてあてはまるものを≪いくつでも≫お選びください。(n=561)(複数回答可)
地震、津波 58.5%
豪雨、洪水、崖崩れ、地滑り、土石流 34.0%
暴風、竜巻 26.7%
大規模な火事 21.0%
噴火 6.2%
その他 0%
特にない 23.5%

■□■Q12 普段地震や防災に関する知識をどこから得ていますか?次の中から、あてはまるものを<<いくつでも>>お選びください。(n=561)(複数回答可)
テレビ                69.2%
インターネット            44.9%
新聞                 28.2%
都道府県や市区町村の広報誌      19.4%
ラジオ                14.8%
本・雑誌                9.4%
町内会・自治会、自主防災組織の方から  8.7%
職場・学校               5.3%
講習会                 2.7%
消防署や消防団の方から         2.3%
その他                 0.4%
特にない               16.6%

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