グルコラファニン含有ケール青汁の継続摂取が、肌の保湿機能を改善
PR TIMES / 2018年12月11日 12時40分
~潤ってキメ細やかな肌へ、肌老化の抑制に期待~
ヤクルトヘルスフーズ株式会社(社長 蝦名 秀昭)では、肌の乾燥に悩む健常成人男女を対象に、グルコラファニンを含むケール青汁の飲用試験を実施した結果、皮膚の 水分量が高まり保湿機能を改善する効果が確認されました。
なお、本研究成果は、11月20日発行の学術誌「薬理と治療」に掲載されました。
【背景】
平均寿命の延伸に伴い、健康や美容効果が期待される食品への関心が高まっていますが、近年、総合的な栄養補助食品として青汁が注目されています。青汁にはさまざまな素材が使用されていますが、代表的な素材の一つとしてケールがあります。ケールは、地中海原産とされるアブラナ科の植物で、さまざまな薬理効果が報告されており、 スーパーフードともいわれています。
当社はこれまでに予備的な知見として、有効成分と考えられるグルコラファニンを多く含む品種であるハイパールよりつくられたケール青汁(以下、グルコラファニン 青汁)の飲用によって、皮膚水分量の増加や肌のハリや弾力等の自覚的な肌状態が改善することを確認しています。※1
このような背景から、グルコラファニン青汁の肌に対する効果について、より詳細に検証するために、肌の乾燥に悩む健常成人を対象に12週間連続摂取によるランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験※2を行うこととしました。
※1 Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)2018;46(2):243-55.
※2 ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験は、科学的信頼性の高い試験です。試験参加者は無作為に群分けされ、その内容については試験参加者や試験に携わる医師、担当者等の全ての関係者が知りえない状況で試験が実施されます。また、試験では色や味を似せて有効成分を含まない比較対照品(プラセボ)を用いて、効果の違いを検証します。
【研究内容】
本試験は、30歳以上60歳未満の肌の乾燥に悩む健常な日本人男女70名を対象に、グルコラファニン青汁またはプラセボ(グルコラファニンおよびケールを含まない青汁)を12週間飲用してもらい、頬の皮膚水分量や専門医による肌状態の目視評価等を指標として肌に及ぼす影響を検証しました。結果は以下のとおりです。
頬の皮膚水分量について、グルコラファニン青汁群ではプラセボ群と比較して統計学上有意に高まることが確認されました(図1)。さらに、40歳以上の試験参加者に着目すると、皮膚水分量に対するグルコラファニン青汁の効果はより顕著であることが確認されました(図2)。また、専門医による肌のキメ評価スコア※3において、グルコラファニン青汁群では摂取前と比較して統計学上有意に改善することが認められました(図3)。
※3 肌のキメ状態を-2(不良)から2(良好)までの5段階でスコア化したもの
[画像1: https://prtimes.jp/i/22109/15/resize/d22109-15-730977-1.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/22109/15/resize/d22109-15-938895-2.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/22109/15/resize/d22109-15-890814-3.png ]
# プラセボとの比較 P<0.05、 ** 飲用前との比較 P<0.01
【今後の期待】
本試験において、グルコラファニン青汁の継続飲用によって皮膚水分量が高まり、 保湿機能が改善することが明らかになりました。また、40歳以上の試験参加者における層別解析の結果から、加齢に起因する肌老化に対して特に有用である可能性が示唆されました。これまでの研究※1によって、グルコラファニンおよびその代謝産物であるスルフォラファンにコラーゲンやヒアルロン酸の産生促進作用が確認されていることから、今回の研究結果を説明する作用メカニズムの一つである可能性が考えられます。
肌は、生体防御機能を有していることから、美容的な側面だけでなく、健康の維持に重要な役割を担っています。グルコラファニン青汁は、肌状態を改善するのに安全で有用なものであることから、健康や美容の維持・増進に役立つことが期待されます。
【論文情報】
雑誌名 : Jpn Pharmacol Ther (薬理と治療) 2018;46(11):1883-93.
論文標題 : Continuous Ingestion of Kale Containing Glucoraphanin Improves Skin Condition in Healthy Japanese Adults with Skin Dryness -A Randomized, Double-blind, Placebo-controlled, Parallel-group Study-
著者 : Tomohiro Ohno, Yuto Suto, Koichi Yoshimura, Mari Mouri, Shuji Nakata
以上
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
森永製菓“初”、粉末タイプの青汁が登場 腸内環境、肌の潤いを表示した機能性表示食品※「おいしいフルーツ青汁パウダー」4月1日(月)に新発売
PR TIMES / 2024年3月28日 13時15分
-
もっと青汁を自由に!個包装の縛りから解き放った「私の青汁 計量タイプ(200g)」3月25日から全国で発売
PR TIMES / 2024年3月12日 13時0分
-
火もレンジも使わない!新感覚の“超ラクこんにゃくレシピ”。ハマる美味しさでお腹もすっきり
女子SPA! / 2024年3月10日 8時46分
-
藻の力!天然・国産由来の健康食品原料「ペンタデシル(R)含有オーラン油」の効果!
PR TIMES / 2024年3月4日 0時40分
-
【Qoo10メガ割】 韓国の人気ドクターズビューティーブランドバノバギコスメが最大60%*でQoo10で始まるメガ割に加わる!
PR TIMES / 2024年3月2日 16時40分
ランキング
-
1農水省 食品業界に小林製薬3製品の回収協力要請
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年3月28日 20時54分
-
2「3年以内の閉店」が多い飲食業態 「ラーメン」「カフェ」を抑えた1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月28日 17時15分
-
3ファミリーマート、商品に小林製薬「紅麹」使用でお詫び・売場から撤去 「ビビンバ炒飯&サムギョプサル」など3商品【一覧】
ORICON NEWS / 2024年3月28日 18時20分
-
4なぜこんなことに?…10代から働き続けた66歳男性、年金機構から届いた「年金支給停止」の通知に仰天【FPの助言】<br />
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月28日 11時15分
-
5「残念なセルフレジ」はなぜ生まれるのか 顧客体験を損なわない方法
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月28日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください