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【金属のAI外観検査】鉄・非鉄金属製品・部品の検査自動化を実現<OKIKAE for AI外観検査>

PR TIMES / 2021年10月6日 16時15分

IoTデバイス/AI/ロボティクスの開発技術をもとに ” 不可能を可能にする " をミッションに掲げる株式会社ASTINA(本社 東京都墨田区、代表取締役 儀間 匠)は、10月6日、幅広い金属(鉄・非鉄金属の製品や部品)の外観検査に対応できるAIを提供開始しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/38210/15/resize/d38210-15-2cc009beaa6a4098b2fa-0.png ]

株式会社ASTINA(アスティナ)は、製造/作業現場の自動化をご支援するパッケージ(名称:OKIKAE)を提供しており、これまでに「バラ積みの自動化」や「ケーブル挿入の自動化」「AIによる外観検査の自動化」など、AIやロボティクスの技術をベースとしたスマートファクトリー化をご支援してまいりました。

今回は、その「AI外観検査」にて、鉄・非鉄金属製品、または部品の検査自動化に対応するための独自AIのアップデートを行い、提供を開始する運びとなりました。これにより、多くの金属製品や部品の製造・加工現場での、DX(デジタル・トランスフォーメーション)をご支援することが可能になります。


「OKIKAE for AI外観検査」が解決する課題

金属製品または金属部品の製造現場には、それらにキズや打痕などがないかを確認する検査があります。この検査のことを一般的に「外観検査」と呼びますが、品質を担保するためには無くてはならない工程です。検査によって不良品だと判定されたものは製造ラインから排除されます。

外観検査の一般的な手法は、人が目視で行う方法です。これまでに画像処理技術で自動化を図る現場もありましたが、細かな金属部品や複雑な形状の場合は、異常を検知することが難しくなるため、未だに目視に頼っている場合があります。

しかし、最近では多くの現場では、人員不足の問題があがっており、人材確保や技能継承に関する課題が挙がっているのが現状です。このような問題を解決するべく、ASTINAでは金属業界向けにAI外観検査システムを開発し、目視検査依存の状況やコスト効率の改善など効率化を図ります。



幅広いワーク・材質の検査に対応|自動化・省人化を実現


[画像2: https://prtimes.jp/i/38210/15/resize/d38210-15-b4dbd9fa5e8763b54658-1.png ]


ASTINAが開発した金属(鉄・非鉄金属)製品・部品向け「OKIKAE for AI外観検査」であれば、これまで自動化が難しいとされていたワークにも対応することが可能です。

[画像3: https://prtimes.jp/i/38210/15/resize/d38210-15-8bc73e155c64357161a9-2.png ]

例えば、金属の内部構成部品については、表面の粗さに関係なくキズや剥がれを検出することが可能です。また、ワークに数字などの印字がある場合でも、キズと印字の違いを判別することができます。メッキ済み部品については、塗装・アルマイト加工後のものでも対応可能であり、表面の質感にランダム性がある場合でも、キズや打痕を検出できます。

これまでの画像認識技術はルール定義型と言い、あらかじめ定義したものに限り異常を検出するというものであり、ワーク表面にランダム性がある場合は誤検知をしてしまうなどの課題もありました。しかし、OKIKAEのAIであれば、正常品のみや何パターンものケースを学習させることによって、これまで人の目でしか判別できないというような異常にも対応することが可能になります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/38210/15/resize/d38210-15-302b01166db256921ca4-3.png ]

「OKIKAE for AI外観検査」は、凹凸がある製品や部品の外観検査にも対応できます。ワーク本来の凹凸とキズの違いを判別ができるので、誤検知を避けることができます。
また、
曲面形状の異常も検知できます。一般的に円筒状や曲面形状にある異常は識別が難しいとされていますが、AIによる外観検査であれば対応可能です。OCR技術も組み合わせることで、パッケージデザインのある缶製品の検査も対応できます。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/38210/table/15_1_82ea74cc78fe089d61b3748cc4b173ea.jpg ]



【装置の導入もあわせて現場の自動化・省人化を実現】

AI外観検査システムとあわせて、装置の導入もご相談いただけます。弊社にはAIエンジニアだけではなく、装置のスペシャリストも在籍していますので、新規装置の設計から、既存の製造ラインへの組み込みなど柔軟な対応が可能です。
AIソフトの利用であれば異常品を検出することは可能でしたが、装置も導入すれば、AIで異常品を検知したのち装置で製造ラインから排出するといったことも可能になります。

出典元:
https://www.astina.co/news/2263


OKIKAE for AI外観検査の特徴


ASTINAが提供する「OKIKAE for AI外観検査」には、以下のような特徴があります。

1.AI外観検査のソフトとあわせて、加工装置や組立て装置の導入も可能
2.AIで種別判定が可能であるため、種類別の排出も実現
3.多種多様な業界のお客様のワークに対応
4.既存の設備にAI外観検査、NG機構を設けられる
5.多品種少量生産に適したシステムの設定が可能

ASTINAの「OKIKAE for AI外観検査」では、さまざまな業界のお客様のワークに対応しております。今回のアップデートでは金属に対応しましたが、それ以外にも、化学製品、食品、OCRなどに関する検査自動化のご相談も承っております。


https://www.astina.co/lp/ai-visual-inspection


ASTINAについて

弊社は創業以来、繊維類など従来の画像処理、汎用ロボットでは取り扱いが難しい物体を処理するための独自AI技術の活用と最適化されたハードウェアの開発を行っており、高い技術力が認められ、東大系投資機関やIoT特化ファンド、上場企業様からの資金調達を実施しております。
今後もAI/ロボティクス技術を活用したパッケージを含め、IoTサービスについてもリリースを予定しております。

事業拡大に伴って、採用枠を拡大し、ソフトウェアエンジニアから機械設計者まで幅広く募集しております。
ASTINAでは共に働く仲間を積極的に募集しております。

採用ページリンク: https://www.astina.co/recruit

会社概要

社名:株式会社ASTINA
所在地:東京都墨田区緑3丁目17-8高島ビル
代表取締役:儀間 匠
事業内容:ロボット・AI・IoTデバイスの企画・設計・開発・コンサルティング及び自社サービスの提供
WEB: https://www.astina.co

【本件のお問い合わせ先】
広報窓口
MAIL:info@astina.co

代表取締役プロフィール

儀間 匠(ぎま たくみ)
新日本製鐵株式会社にて生産設備の改良設計業務に従事後、アミューズメント機器の設計会社にてゲーム機器の開発に従事。2017年にロボット/AI/IoTデバイスの開発・製造に特化した企業・ASTINAを創業。IoTデバイスやAIを用いた自動化装置の開発・量産業務を請け負う。

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