1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

国境なき子どもたち写真展2014 「パレスチナ、壁に閉ざされた誇り高き子どもたち」

PR TIMES / 2014年4月17日 13時2分

ハービー・山口さんがパレスチナの子どもたちを優しいまなざしで撮影しました。

認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)【本部:東京都新宿区、会長:寺田朗子】は、2014年4月24日(木)から5月7日(水)まで、新宿区のアイデムフォトギャラリー「シリウス」でパレスチナの現状を伝えるための写真展を開催します。




今回パレスチナを撮影したのは、人気ミュージシャンから市井の人々まで、一貫して優しいまなざしで向き合う写真家ハービー・山口さん。2013年11月にパレスチナ自治区を訪れ、現地の青少年たちや彼らを取り巻く「壁」にカメラを向けました。写真展期間中、4月26日(土)にはハービー・山口さんと渡辺真理さん(フリーアナウンサー)のギャラリートークを行います。多くの方にご来場いただき、パレスチナについて共に考える機会となれば幸いです。 (モノクロ約40点)


期間:2014年4月24日(木)~5月7日(水)10:00~18:00 ※最終日は15:00まで
 【4月27日(日)、5月3日(土)~6日(火祝)は休館】

会場:アイデムフォトギャラリー 「シリウス」
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F TEL:03-3350-1211

写真展タイトル:国境なき子どもたち写真展2014 「パレスチナ、壁に閉ざされた誇り高き子どもたち」

ギャラリートーク:4月26日(土)14:00~15:30 ハービー・山口×渡辺真理(フリーアナウンサー)
※要申込 KnK事務局へEmailで前日までにお申し込みください kodomo@knk.or.jp

主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
企画・構成:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)、FID/映像開発フォーラム
協賛:株式会社 堀内カラー
協力:G.I.P.Tokyo

撮影:ハービー・山口


写真展に寄せて
1973年、当時ロンドンに住んでいた僕はクエートに行ったことがあった。そこで会ったとても美しく利発そうな女子学生にカメラを向けた。「クエートの方ですか?」「そうじゃないの、私はパレスチナから来ているの、でもね、私たちの国はないのも同然なの」当時23歳の日本を出て3ヵ月、世界の何も知らない僕は、ふと見せた彼女の祖国への寂しい想いを少なからず感じて、キャンパスの中に消えて行く後ろ姿を見送った。その彼女の祖国パレスチナに僕は初めて旅することになった。
2013年11月のことだった。パレスチナには地中に埋蔵された資源はない。これといった産業もない。それどころかイスラエルとの争いがあるのみだ。数日パレスチナにいると彼らのフレンドリーな気質のお陰で、とても元気になっている自分を発見した。そんな彼らは僕に言う。「イスラエルの人たちだって、我々とブラザーなのに!なんで紛争が続くのかね?政治が全て悪いんだよ」
毎日KnKのセンターに行った。ここでは地域の子どもたちを集めて教育支援をしている。ここで働いているパレスチナ人の先生たちは口を揃えて言った。「世界の人は、我々のことをテロリストだと言うけれど、それは間違っている。我々大人は、子どもたちが決して希望を無くさず、恐怖を感じることなく立派な大人になって欲しいと願っているの!」そうした子どもたちを目の前にして、彼らのために僕は何を撮影すれば良いのだろうか。出て来た結論は「彼らのパレスチナ人としての誇りを撮るべきではないか」ということだった。パレスチナとイスラエルを分離する壁。そうした対立があるのに友好的に解決する術を誰も知らない。だがパレスチナには誇り高きフレンドリーで美しい子どもたちがいることをただ知って欲しいのである。
ハービー・山口


写真家プロフィール
ハービー・山口
1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。
一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。 その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。
審査員:CAPA(学習研究社)カメラライフ(玄光社)の月刊フォトコンテスト、よみうり写真大賞
選考委員:上野彦馬賞  受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞
http://www.herbie-yamaguchi.com/


国境なき子どもたち(KnK)とは
開発途上国の恵まれない環境下にある青少年に、安定した衣食住と適切な教育や職業訓練の機会を提供することで、彼らが年齢に応じた人間らしい生活と尊厳を取り戻し、将来自立できるよう手助けするNGOです。2014年現在、東北の震災復興支援を含め、世界各地で活動しています。
1997年9月 日本のNGOとして発足
2000年9月 特定非営利活動法人(NPO法人)として東京都に認証される
2010年1月 国税庁長官より、認定NPO法人としての認定通知を受ける
2011年3月 東日本大震災被災地(主に岩手県)で活動を開始
2011年11月 パレスチナにて青少年育成事業を開始 (2014年4月現在日本人1名が駐在)
http://www.knk.or.jp


パレスチナにおけるKnKの活動 2011/11~
ユースセンター「希望の家」において、職業訓練、ユースプログラム、課外補習授業などを実施。
活動地:エルサレム県アルザリア村、アブディス村、アルサワフラ村
支援対象:パレスチナエルサレム県に住む子ども・青少年、保護者、地域住人等 【直接裨益者3,650名】
※本事業は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」の活用ならびに日本の皆さまからのご寄付で成り立っています。


■ ギャラリーでお手伝いいただくボランティアも募集中。詳細はKnKFacebookをご覧ください。
http://www.facebook.com/knk.or.jp

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください