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アートで輝くまちづくり「船場アートサイトプロジェクト」発進。キックオフイベント「船場アートサイトプロジェクト Vol. 01」では大林剛郎氏のコレクション展やアジアの作家展、関連トークイベント等開催。

PR TIMES / 2021年7月7日 9時15分

国際芸術都市大阪を目指すカンファレンスも実施

[Exhibition 1]
「“CONTRAST = Light and Shadow” 大林コレクションから日本の現代写真」
森村泰昌、杉本博司、畠山直哉 他
[Exhibition 2]
「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-」
アリン・ルンジャーン、クゥワイ・サムナン、リム・ソクチャンリナ 他
Exhibition 3]
「Art Exhibition by Osaka Artists」
郡裕美、友井隆之、永井英男 他
[Conference]
橋爪紳也、太下義之、大林剛郎、菅谷富夫、江島芳孝、寺浦 薫、西野 達、宮津大輔、石倉敏明、藪本雄登、鈴木大輔





[画像1: https://prtimes.jp/i/28825/16/resize/d28825-16-5c4507148318cd45f873-1.jpg ]


株式会社アートローグ(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役CEO:鈴木大輔)と、船場の辰野株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:辰野光彦)は「船場アートサイトプロジェクト」を立ち上げ、そのキックオフイベントとなる「船場アートサイトプロジェクト Vol. 01」を開催します。

商都大阪を支えてきた船場地区は、近年、インバウンド需要によるホテルや職住近接によるタワーマンションの建設が進み、「暮らしが息づく街」、「職、住、遊がバランスよく調和する地域」へと変化を遂げつつあります。2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催を機として、大阪がドラスティックな変化の時を迎えている中、「船場アートサイトプロジェクト」では、大阪の中心である船場地区をアートでアップデートし、国内外に向け一大アートサイトとしてリブランディングを試みる予定です。

そのプロジェクトの第一弾として、1970年大阪万博の前年に竣工した辰野株式会社所有の「船場エクセルビル ※(旧)船場合同ビル」をアーティスト、クリエイター、アントレプレナーや団体等と共に、クリエイティブな発想で活用します。2006年から2011年までの間、このビル内には大阪市立大学のサテライト施設である「船場アートカフェ」が設けられ、建物の一角を中心に、アートとコミュニティに関する研究実践、文化芸術を介した都市再生への試みが展開されてきました。

私達は、そのDNAを受け継ぎ、船場エクセルビルにおいては、アーティストやクリエイターだけでなく、ビジネスパーソン、地域にお住まいの皆様がアートを中心に集い、出会うイベントやプロジェクト等を開催して参ります。

各時代において様々な役割を果たしてきたアート。多義的で多様な価値観を包摂するアートは、近年、多様な個が豊かに息づく共生社会を実現するための手段として注目を集めています。アーティストが自分なりの価値判断の軸を持ち、自身を取り巻く社会と対峙し、表現されるアートは、「既存」の「何か」ではない、新たな「意味」と「価値」をつくり出します。「船場アートサイトプロジェクト」では、他者を思いやる想像力と未来を生み出す創造力を生み出すため、船場という場を変革して参りたく存じます。これからの船場では、アートによって地域の価値を掘り起こし、魅力を高めると共に、船場で過ごす日常をより心豊かで創造性に富んだものに転換していきます。

船場アートサイトプロジェクトメンバー
実行メンバー:株式会社アートローグ、辰野株式会社 他
顧問:橋爪紳也(大阪府立大学研究推進機構特別教授、船場倶楽部特別顧問)
事務局:株式会社アートローグ


船場アートサイトプロジェクト Vol. 01

[画像2: https://prtimes.jp/i/28825/16/resize/d28825-16-ede69d161d61d4cf3b0a-3.jpg ]

「船場アートサイトプロジェクト Vol.01」は、2025年に大阪・関西万博の開催を控え、国内外から注目を集める大阪、その中心地でもある船場エリアの、通称「中船場」に位置する「船場エクセルビル ※(旧)船場合同ビル」を舞台に、美術展覧会、関連カンファレンスなどを同時に行う複合的な現代美術のイベントです。

今回のイベントでは、大阪由来の企業人かつ現代美術コレクターであり、近年は国際芸術祭「あいち2022」組織委員会長としても知られる大林剛郎氏が、自身のコレクションから大阪ゆかりのアーティストを含む、日本を代表するアーティストの写真作品を選定した「“CONTRAST = Light and Shadow” 大林コレクションから日本の現代写真」、水運に支えられ諸外国との交易拠点としての歴史を有する大阪/アジアからグローバリゼーションや資本主義のあり方を再提示する、アウラ現代藝術振興財団の映像作品コレクション展「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-」、大阪ゆかりのアーティスト等による作品展示に加え、7月16日、17日には関連カンファレンスも開催します。

開催地となる船場は、大阪の歴史的中心市街地で、北は土佐堀川、東は東横堀川、南は旧長堀川 (現在は長堀通)、西は旧西横堀川 (現在は阪神高速道路)に囲まれた南北2.1km、東西1.1kmの約230haの区域を指します。かつて船場の旦那衆と呼ばれる経営者達が住まい、文化芸術を支え育んでいた船場を、国内外に存在感を示すアートの発信拠点として再び躍進させたいと考えています。

また、「船場アートサイトプロジェクト」では、「Vol. 01」を皮切りに、万博開催と同時期の2025年、大阪での芸術祭開催を目指すイベント「スタディ:大阪・関西国際芸術祭」(2022年1月開催予定)や、産官学民が連携し大阪の国際芸術都市化を思考する「国際芸術都市大阪研究会」とも連携させながら、人が集い都市や社会が形成される過程のように、大阪におけるアートの可能性を集合知型で探求していきます。


【開催概要】
◯会 期:2021年7月17日(土)~8月15日(日)(コア期間:7月17日~7月20日 ※コア期間以降毎週金・土・日・祝日・振替休日開館)
※7月16日はプレス・ビューにつき一般公開は7月17日より
◯時 間:11:00~20:00(コア期間)
※7月16日は11:00~18:00
※コア期間以降は以下の時間で開館いたします(最終来場時間は各開館時間の30分前まで)。
金:16:00~19:00
土:13:00~19:00
日:13:00~19:00
祝日/振替休日(7月22日、7月23日、8月8日、8月9日):13:00~19:00
◯会 場:船場エクセルビル2~5階(〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目2-11)
◯料 金:入場料1000円(17日分については会場もしくはオンラインでのカンファレンス視聴も含む)/回、カンファレンス zoom参加料500円/回
※事前完全予約制(日時指定につき、ご来場時間にはご注意ください)
公式サイト URL: https://www.semba-art.site/
チケット販売URL: https://semba-art-site-pj1.peatix.com


プログラム1 Exhibition
“CONTRAST = Light and Shadow”
大林コレクションから日本の現代写真

企業人である大林剛郎氏は文化を愛し、現代美術のコレクターとしても知られています。文化力が都市活性化の鍵であると信じて一昨年『都市は文化(アート)でよみがえる』を執筆。「国際芸術祭「あいち2022」組織委会会長、森美術館理事、ポンピドゥセンター日本友の会会長、英国テート美術館およびニューヨーク近代美術館(MoMA)のインターナショナル・カウンシル・メンバーなども務めています。本展では、大林氏自身のコレクションから、森村泰昌、杉本博司、畠山直哉など日本を代表するアーティストの写真作品を展示します。


プログラム2 Exhibition
水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-

世界20拠点で展開する国際法律事務所の共同創業者、今秋和歌山県で開催される紀南アートウィークの総合プロデューサーを務める藪本雄登氏が代表を務める「アウラ現代藝術振興財団」のコレクション展を開催します。同財団は、アジアを中心にアーティスト、キュレーター助成や展示会実施支援等の助成を行っており、また同時に動画作品を中心にコレクション活動を行っております。
今回は、「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート-」というタイトルにて、アジア地域の国際展出展経験のある若手アーティストを中心としたグループ展を実施します。大阪船場とインドシナ半島の「水」を起点に、大阪とアジアの人々に通底する共通項を発見し、大阪/アジアからグローバリゼーションや資本主義のあり方を再提示したいと考えています。
同展では、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ出展アーティストであるArin Rungjang(アリン・ルンジャーン)やシンガポール・ビエンナーレ、バンコク・アート・ビエンナーレ等の国際展出展アーティストのKhvay Samnang(クゥワイ・サムナン)等のアジア地域における著名アーティストのみならず、今回、日本で初めて紹介される国際展出展常連組を中心とした合計10名のアーティスト/アートコレクティブを紹介します。また、キュレーションには、同財団の藪本氏を中心に、日本と東南アジアの著名キュレーターの混成匿名チームである「プロダクション・ゾミア」がキュレーションを行っており、アジア地域の先端の現代アートに触れて頂く機会となっています。

アウラ現代藝術振興財団
URL:https://auraart-project.com/


プログラム3 Exhibition
Art Exhibition by Osaka Artists

大阪由来の、あるいは大阪を拠点に活動するアーティスト、郡由美、友井隆之、永井英男 等の作品を船場エクセルビル内外に展示します。

◯郡由美 KORI Yumi 
《覚醒 ー壁の向こうへー》

[画像3: https://prtimes.jp/i/28825/16/resize/d28825-16-feb12b61bd4e29e8fb20-4.jpg ]

愛知県名古屋市出身。京都府立大学生活科学部住居学科を卒業後、共同制作一級建築士事務所、アルテック建築研究所勤務を経て、1991年にスタジオ宙を設立。1996年コロンビア大学建築学部修士課程を終了後、コロンビア大学准助教授就任。パーソンズ・スクール・オブ・アート、イエール大学、名古屋工業大学など、日米両国で建築教育に携わる。また、ブラジル、イタリア、スイスなど、世界各地で建築、空間、アートに関する講演も行う。 1997年より建築設計活動と平行して、数々の空間アート作品を世界中で発表している。


◯TOMOI Takayuki
「1 ton 彫刻」「1000kg 千箇所プロジェクト」
[画像4: https://prtimes.jp/i/28825/16/resize/d28825-16-ea2f4f45d210ec382f2f-5.jpg ]

2010年よりはじまった堀尾貞治氏と鉄の作家友井隆之氏との「重量絵画」
これらは友井氏の工場で不定期に集まり、一定量の鉄材料を即興で作品にしていたものです。
2016年からは1kg×1000個=1tonを目指して制作を進めていましたが、2018年堀尾氏の逝去に伴い未完の作品となっていました。 その後友井氏がその意思を引き継ぎ、当時と全く同じ方法で制作を再開。 2020年1000点を作り上げ、「1ton 彫刻」として完成させました。
現在、その「1 ton 彫刻」を今度は1000のピースに分散させて世界中の場所で展示する同時空間プロジェクト「1000kg 千箇所プロジェクト」として発展させています。

プロジェクトメンバー 友井隆之氏 堀尾あや氏


永井英男 NAGAI Hideo
《三位一体 ”THREE HEADS ARE BETTER THAN ONE"》
[画像5: https://prtimes.jp/i/28825/16/resize/d28825-16-b6e6f1e7f576ce89c2ef-6.jpg ]


巨大な顔の3体の彫刻が、バランスを崩さず垂直に直列している。
顔の裏側にはアンバランスな小さな身体が平行している。
キーワード、人間社会のバランスとアンバランス。


プログラム4 Conference

■日 時:7月 16日 (金) オンライン配信(予定)

○ご挨拶
登壇者:辰野光彦(辰野株式会社 代表取締役社長)、鈴木大輔(株式会社アートローグ 代表取締役CEO)

◯基調講演 1:船場のまちづくり アート/建築/フェスティバル 2006~2021
登壇者:橋爪紳也(大阪府立大学研究推進機構 特別教授、大阪府特別顧問/大阪市特別顧問)

◯基調講演 2:2025 国際芸術都市大阪の可能性
登壇者:太下義之(文化政策研究者、同志社大学経済学部教授、国際日本文化研究センター客員教授)

◯第一部テーマ:国際芸術都市大阪を目指すために
登壇者:大林剛郎(現代美術コレクター、裏千家老分、国際芸術祭「あいち2022」組織委員会長)、菅谷富夫(大阪中之島美術館 館長)

◯第二部テーマ:おおさかカンヴァスを経て
登壇者:西野達(現代アーティスト)、寺浦薫(甲南女子大学 准教授)、江島芳孝(大阪府府民文化部長)

■日 時:7月 17日 (土) 17時~18時30分(予定)
「水の越境者(ゾーミ)たち -アジアの共異性を探る-」
登壇者:宮津大輔(横浜美術大学学長、森美術館理事)、石倉敏明(秋田公立美術大学美術学部准教授)、薮本雄登(アウラ現代藝術振興財団代表)、鈴木大輔

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