カリフォルニア・アーモンド協会、今年のカリフォルニア州のアーモンドは豊作となる見込み
PR TIMES / 2021年5月25日 12時15分
米国農務省全国農業統計局によると、今年のアーモンドの収穫量は昨年の記録的な収穫量から、さらに3%増の見込み
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世界最大のアーモンド生産地である米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」(本拠地:米国カリフォルニア州モデスト)は、米国農務省(USDA)全国農業統計局(NASS)が発表した「2021年カリフォルニア・アーモンド主観的予測レポート」によると、今年のカリフォルニア州のアーモンド収穫量は、増加の見込みであることを発表しました。本レポートによると、カリフォルニアのアーモンド農園の今年の生産量は32億ポンドとなり、昨年の31.2億ポンドから3%増加すると予測しています。また、1エーカー(1)あたりの収穫量は2,410ポンドになると予想され、2020年の2,490ポンドを3%下回ると見込まれています。
今回の予測レポートを発表する約3週間前に、米国農務省全国農業統計局は「2020年カリフォルニア・アーモンド作付面積レポート」を発表し、2020年のアーモンド総作付面積が前年比5.3%増の160万エーカーになると推定しました。2021年のベアリング・エーカー(収穫成果のある土地面積)は前年比5.9%増の125万エーカーとなり、予備的なベアリング・エーカーは133万エーカー(2)になると推定されています。
カリフォルニア・アーモンド協会の会長兼最高経営責任者(CEO)のリチャード・ウェイコット(Richard Waycott)は、次のように述べています。
「今年もアーモンドが豊作になりそうだということが今回のレポートの内容です。アーモンドの生産者にとっては、水の確保が最大の関心事となるでしょう。『客観的レポート』の内容がこの予測の裏付けになることを期待しています。」
次期の穀物年度を予測する2つの生産レポートのうち、最初に発表される「主観的予測」は、カリフォルニア州内の無作為に選ばれたアーモンド生産農家を対象とした電話調査に基づいて作成されました。この調査は、米国農務省全国農業統計局が今年4月19日から5月6日まで実施し、個々の生産農家に対して、昨年の1エーカーあたりのアーモンドの総収穫量と、現場での観察に基づく今年の予想収穫量を尋ねました。
インタビューを受けた生産農家の回答は、経営規模別に分類され、セントラルバレー全体の生産農家を代表するように、毎年異なる人にインタビューを実施しています。米国農務省全国農業統計局は、すべての収穫量予測を統合し、「主観的予測」として報告する数値を推定します。
また、米国農務省全国農業統計局は今年7月に、2つ目の収穫量予測である「2021年カリフォルニア・アーモンド客観的レポート」を発表します。「主観的予測」が2021/2022年の収穫量の初期推定値を提供するのに対し、「客観的レポート」は、より統計的に厳密な方法で収穫量を決定し、実際のアーモンドの収穫量に基づいた推定値を提供します。
「2021年カリフォルニア・アーモンド客観的レポート」は、今年7月12日(月)午前9:00(太平洋時間)に発表されます。米国農務省全国農業統計局は、カリフォルニアのアーモンド業界に向けて、情報に基づいたビジネス上の意思決定を行うために必要なデータを提供することを目的に、「客観的レポート」、「主観的予測」、「作付面積レポート」を作成しています。米国農務省全国農業統計局は、これらのレポートを作成するために必要な情報提供してくれたすべての農場経営者、オーナー、そして管理者の協力に感謝いたします。
(1) 米国農務省全国農業統計局「2021年カリフォルニア・アーモンド主観的予測レポート」2021年5月
(2) 米国農務省全国農業統計局「2020年カリフォルニア・アーモンド作付面積レポート」2021年4月
カリフォルニア・アーモンド協会について
高品質なカリフォルニア・アーモンドは、品種や栽培技術の改良のもと生産されています。数世代にわたる家族経営が多数を占めるアーモンド農家約7,600と約100の加工業者を代表するカリフォルニア・アーモンド協会は、戦略的な市場開発におけるリーダーシップや革新的な研究を通して、業界のベストプラクティスの導入を促進することにより、自然で健全な品質のアーモンドを推進しています。1950年に設立され、カリフォルニア州モデストに本拠を置く当協会は、米国農務省の監督下で、生産者により制定されたマーケティング・オーダーを管理する非営利組織です。協会の活動およびアーモンドに関する詳細は、公式WEBサイトおよび、Twitter、Instagramをご覧ください。
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