最新の研究により食事にくるみを取り入れると 心臓の健康に有効であることが判明 ドイツの大学医療センターが発表

PR TIMES / 2013年12月4日 14時13分



(カリフォルニア州フォルサム発) くるみを取り入れた食事が非HDLコレステロール(※1)とアポリポタンパク質B (アポB)(※2)―共に心血管疾患リスクの予測因子-を減らすことで心血管疾患リスクを抑制する可能性があることを示す新しい研究が、『メタボリズムMetabolism』誌に発表されました。ミュンヘン大学医療センター(ドイツ)の研究者が、くるみ(43グラム、1.5オンス)を毎日摂取することによって心血管疾患リスクの予測因子である血中脂質値に生じる影響を調べた結果、くるみを取り入れた食事をした場合、非HDLコレステロールとアポBがそれぞれ有意に低下することが判明しました。

■研究の抄録
http://www.metabolismjournal.com/article/S0026-0495%2813%2900387-9/abstract

研究では、参加者(健康な男女)に通常の食事の一部としてくるみを8週間摂取してもらいました。摂取期間中、飽和脂肪の摂取量が減り、多価不飽和脂肪酸の摂取量が増えたため、脂質値に良好な変化が生じました。多価不飽和脂肪を主成分とするくるみは、植物性オメガ3脂肪酸であるアルファリノレン酸が豊富(1オンス=28グラム当たり2.5グラム)な数少ない食品の1つです (※3)。

日本では心疾患(高血圧症を除く)が男女ともに悪性新生物(がん)に続く死因の第2位で、死因別死亡数全体の15.8%を占めます(※4)。また、心疾患(高血圧性のものを除く)だけで年間1兆7020億円の医療費になっています(※5)。健康的なライフスタイルとバランスのよい食事は、心血管疾患の予防に重要な役割を果たします。「通常、これらの病気は多数のさまざまなリスク因子の結果として起こりますが、その中で最も重要なのが非HDLコレステロール(※6)やアポリポタンパク質B(アポB)(※7)といった脂質因子です。私たちの研究は、食事にくるみを取り入れることでこれらのリスク要因が抑制されて有益な効果が得られることを示しました」と研究責任者のクラウス・パルホーファー博士(Klaus Parhofer, Ph.D.)は言います。

アメリカ、スペイン、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各国で行われた過去の研究によって、くるみの摂取が心臓の健康指標の改善にきわめて有効な手段となることが示されています。さまざまな集団を対象とした研究で、くるみが心血管疾患の主要リスク因子であるLDLコレステロールと血圧を下げることが報告されています。また、くるみは血管内皮機能を改善し、酸化ストレスと炎症マーカーを抑制し、コレステロールの排出を促進することも知られています。さまざまな心血管疾患のターゲットに対してくるみが比較的短期間で効果を発揮することから、心臓の健康に役立つ食事をしたいならくるみを取り入れるべきとするアドバイスの正しさが裏づけられます。

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