第21回「山本七平賞」受賞作が決定。正賞は川田稔著『昭和陸軍の軌跡』、奨励賞に中野剛志著『日本思想史新論』

PR TIMES / 2012年9月14日 9時26分



株式会社PHP研究所(京都市南区、代表取締役社長 清水卓智)は、この度、第21回「山本七平賞」の選考を行い、受賞作品を下記の通り決定いたしました。


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<山本七平賞 受賞作および受賞者>

◆正賞:『昭和陸軍の軌跡』(中公新書)

川田 稔著(かわだ・みのる)
1947年6月21日、高知県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。日本福祉大学教授、名古屋大学名誉教授。法学博士。専攻は、政治外交史・政治思想史。近代日本の政治外交史、政治思想史を専門とし、原敬、濱口雄幸、山縣有朋など主に大正期の人物を中心に研究を行っている。また、柳田国男を政治思想史的観点から研究している。主な著書に、『柳田国男の思想史的研究』『「意味」の地平へ』(以上、未来社)、『原敬と山縣有朋』(中公新書)、『激動昭和と浜口雄幸』(吉川弘文館)などがある。


◆奨励賞:『日本思想史新論』(ちくま新書) 

中野剛志著(なかの・たけし)
1971年10月25日、神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エディンバラ大学政治学部にて博士号取得。経済産業省を経て、京都大学大学院工学研究科准教授。本年5月より経済産業省に復帰。専攻は経済ナショナリズム。主な著書に、『TPP亡国論』(集英社新書)、『国力とは何か』(講談社現代新書)、『国力論』(以文社)、『自由貿易の罠』(青土社)などがある。


<選考経過>
選考会は9月13日午後5時から、「紀尾井町 福田家」で開催されました。選考会には、呉 善花、加藤 寛、中西輝政、養老孟司、渡部昇一の5名の選考委員が出席し、慎重なる討議の結果、正賞は『昭和陸軍の軌跡』(川田 稔著)、奨励賞は『日本思想史新論』(中野剛志著)と決定いたしました。


<選考理由>
選考会終盤に、候補は上記2作品に絞られました。
『昭和陸軍の軌跡』については、「関心分野にも視点にも広がりがあり、評論家としての今後の活動に期待できる」ことから正賞授賞となりました。
一方の『日本思想史新論』は「論の運び方、つなぎ方が見事。高い問題意識と説明意欲を評価」され、奨励賞授賞が決定いたしました。
なお、詳細は月刊誌『Voice』平成25年1月号(平成24年12月10日発売)にて発表いたします。


<贈呈式>
11月21日(水)午後6時より、帝国ホテル東京にて贈呈式を行う予定です。


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◆山本七平賞について◆
平成3年12月10日に逝去された、山本七平先生の長年にわたる思索、著作、出版活動の成果は、日本の読書界に燦然たる輝きをもって聳え立っています。今日「山本学」と総称される、先生の多岐多彩な知的営為は、畢竟、日本及び日本人とは何か、を探し求める果てしない旅でもありました。
PHP研究所はここに、先生の業績を顕彰することを願い、山本七平賞を設置し、その比類なき知的遺産を正しく受け継ぐ新たなる思索家の誕生を期待するものであります。

【概要】
1.賞名:山本七平賞
2.趣旨:山本学を顕彰することを目的とする
3.選考委員(敬称略):
  呉 善花(拓殖大学教授)、加藤寛(慶應義塾大学名誉教授)、中西輝政(京都大学名誉教授)
  養老孟司(東京大学名誉教授)、渡部昇一(上智大学名誉教授)
4.選考基準・対象:
  ・政治・経済・歴史・思想・宗教・比較文化等の人文社会科学部門の作品
  ・アイデアに富む着想と平易な表現
  ・日本語表記による既発表論文・著作
5.対象期間:前年7月1日から当年6月末日までに発表された作品
6.選考方法:選考委員の推薦による
7.受賞作決定:9月中旬
8.発表媒体:月刊誌『Voice』誌上


※過去の受賞作品など、詳細はこちらをご参照ください。
 
 http://www.php.co.jp/company/yamamoto/

以上


【本件に関するお問合せ先】
株式会社PHP研究所 山本七平賞事務局
担当:山田、瀬間
  TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248
  Mail:prinfo@php.co.jp
  http://www.php.co.jp

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