認知症検査の必要性を判断する指標として有用なスクリーニングツール「Me-CDT」を開発

PR TIMES / 2013年7月22日 14時39分

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ブルース・グッドウィン、
以下、「ヤンセン」)は、認知症検査の必要性を判断するための簡易なスクリーニングツール「Me-CDT」(エム・イー・シー・ディー・ティー)を、木原武士先生(洛和会みささぎ病院)、
頼高朝子先生(順天堂大学附属順天堂越谷病院)、宮澤仁朗先生(特定医療法人さっぽろ悠心の郷ときわ病院)と共同で開発しました。


認知症の疑いのある方のなかには、認知症専門医の受診や認知症検査に対して抵抗感を持つ方も多く、検査の遅れが早期治療の妨げとなっていると言われています。そこで、認知症を診断する検査の前に、かかりつけ医による簡易なスクリーニングを実施することで、認知症の可能性がある方を次の検査へ繋ぐきっかけとなることが期待できます。

「Me-CDT」は、認知症検査の必要性を判断するためのスクリーニングツールとして開発されました。専用のソフトウェアをパソコン上で再生し、被験者の方が画面と音声を確認しながら回答をペンで回答用紙に記入するテストです。CDT(Clock Drawing Test-時計描画テスト)、近時記憶、見当識の検査の合計6問を約3分で行う構成になっています。

短時間で検査できるため、被験者の方に受入れられやすく、またパソコン以外の特別な設備を必要とせず、実施する環境や人に結果が影響されることが少ないため、より身近なスクリーニングツールとなることが期待できます。

「Me-CDT」の臨床上の有用性について、約300例を対象とした検証結果が”Progress in Medicine”2月号で発表されました。検証の結果、「Me-CDT」の結果は認知機能の評価尺度として広く用いられるMMSE(Mini-Mental State Examination)の結果と良好な相関が得られ、認知症検査の必要性を判断する指標になり得ることが示唆されました。1)

開発に携わった3名の先生方は、「今回開発された『Me-CDT』をかかりつけ医などの地域の医療機関で使用していただくことで、認知症の早期発見と診断につながることを期待しています。」と述べています。
「Me-CDT」の検査キットは、ご要望のある医療機関へ順次提供をいたします。

1)”簡便な認知機能テストとCDTを組み合わせたスクリーニングツールの開発”, Progress in Medicine, 33:369-375, 2013

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