漆喰塗料の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する不活化を実証
PR TIMES / 2020年10月5日 16時45分
<わずか接触5分で99.9%以上を不活化>
関西ペイント株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:毛利 訓士)は、ウイルス研究分野における第一人者である長崎大学 感染症共同研究拠点 安田二朗教授と当社が特許を持つ漆喰塗料の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する不活化実証試験を共同で実施し、接触5分で99.9%以上の不活化効果を確認いたしました。
*本実証は、実験室での評価であり、商品や実使用環境での効果を示すものではありません。
日本古来の自然素材の建築材料である「漆喰」は、その主成分である消石灰(水酸化カルシウム)が有す強アルカリ性により、抗菌・抗ウイルス・消臭や調湿など優れた機能があります。
当社は、2007年に消石灰塗料化技術を活用し、「漆喰塗料」という新たなカテゴリーを創出し、2016年には、不織布や紙などに塗布可能な高柔軟性漆喰塗料も開発しました。同年には安田二朗教授のご指導のもと、ウイルスの不活化実証実験を共同で行い、代表的なノンエンベロープウイルス(1種類)、エンベロープウイルス(3種類)の全てに対して効果があることを実証しています。
当社グループは、今回発表しました漆喰塗料の実証効果もふまえ、既存の建築塗料分野に加え、様々な抗ウィルス商材で防災関連分野のほか、人々の安全・安心に寄与するあらゆる分野などにも展開領域を拡げ、より一層の社会貢献を目指してまいります。
<長崎大学 感染症共同研究拠点 安田二朗教授のコメント>
「前回(2016年)の実証試験の結果から、新型コロナウイルスでも良好な抗ウイルス効果が確認できるものと考えていました。更に今回は5分という短時間でかつ99.9%以上の高い不活化効果が確認できたことは漆喰塗料の潜在能力の高さを感じました。 様々なものに塗布できるため、幅広い用途展開すなわち汎用性が高く、特に医療や老健施設などにおける衛生環境の向上に期待がもてると思います」
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