高効率住宅用パワーコンディショナ3モデル「4kW、4.5kW、5.5kW」を発売開始
PR TIMES / 2019年8月23日 23時40分
定格力率0.95、重塩害地*1設置対応
デルタ電子株式会社(本社:東京都港区 代表者:柯進興)は、定格力率0.95、4kW 2回路、4.5kW 3回路、及び、5.5kW 3回路、3機種のマルチストリングパワーコンディショナを8月23日より受注開始致します。3機種ともに新開発した高耐食アルミダイキャスト・モノコックボディを採用、重塩害地*1設置に標準対応します。
2019年8月23日
報道関係者各位
ニュースリリース
デルタ電子株式会社(本社:東京都港区 代表者:柯進興)は、定格力率0.95、4kW 2回路、4.5kW 3回路、及び、5.5kW 3回路、3機種のマルチストリングパワーコンディショナを8月23日より受注開始致します。3機種ともに新開発した高耐食アルミダイキャスト・モノコックボディを採用、重塩害地*1設置に標準対応します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23563/17/resize/d23563-17-453948-0.png ]
【製品の外観】
[画像2: https://prtimes.jp/i/23563/17/resize/d23563-17-589203-1.png ]
低圧太陽光発電システムの急速な増加に伴い、配電系統での電圧上昇が懸念されていました。系統電圧が上昇し規定値を上回ると、低圧太陽光発電システムは電圧抑制により出力が絞られてしまいます。解決策として低圧パワーコンディショナの力率を0.95に設定するように平成29年3月に連系規定*2が改定されました。
力率を0.95に設定すると最大容量が約5%低く抑えられてしまうため、従来のパワーコンディショナ*2では出力が約5%低くなり、ピークロスが発生する割合が増えます。今回発表する3モデルは最大容量を増やし、力率0.95時の定格出力がそれぞれ4kW(H4J_220の場合)、4.5kW、(H4.5J_230の場合)、5.5kW(H5.5J_230の場合)出力するように設計致しました。
1. 主な特徴
定格力率0.95、定格出力 4kW(H4J_220)、4.5kW(H4.5J_230)、5.5kW(H5.5J_230)
クラストップレベル変換効率*3 96.5%(H4J_220、H4.5J_230)、97%(H5.5J_230)
スーパーワイドレンジ:動作電圧範囲30Vdc-450Vdc
回路毎最大入力電流12A、両面モジュール*4対応
スーパーMPPT回路搭載
優れた放熱性能を生み出すアルミダイキャスト・モノコックボディ
重塩害地*1設置標準対応
本体高さ346 mm / 業界No.1 低スリム設計*5
壁内隠蔽配線対応
JET認証取得済
2.住宅用パワーコンディショナ新スタンダードモデル
[画像3: https://prtimes.jp/i/23563/17/resize/d23563-17-266729-5.png ]
発電出力を最大化すべく、太陽電池パネルで発電した電力を無駄なくAC変換するというパワーコンディショナの基本性能に立ち返り、高効率化を進めました。MPPT回路の設計を見直し、入力電流の大容量化、動作電圧範囲を拡張、高効率化する太陽電池に対応しました。
更にコンパクトに、そして逞しく進化したアルミダイキャスト・モノコックボディを新開発。施工・メンテナンス時の作業アクセスに配慮しクラムシェルデザイン、大きく開く「前面開閉扉」、「ドローラッチ・ロック機構」を採用、本体裏側に配線口を設け、壁内隠蔽配線に対応致しました。
重塩害地*1設置・標準対応
昨年、今年と大型台風の襲来が続き、塩水飛来による内陸部での塩害被害が話題となりました。塩害は沿岸地域だけでなく、内陸でも塩害が発生します。デルタ電子は長期信頼性を求められるパワーコンディショナの新スタンダードとして重塩害地設置の標準対応に取り組みました。海岸からの距離を気にすることなく設置することができます。
3.ライフタイム発電量を向上する「スーパーMPPT回路」
[画像4: https://prtimes.jp/i/23563/17/resize/d23563-17-448979-6.png ]
MPPT(最大動作点追尾機能)は、刻一刻と変化する環境に対応、太陽電池の発電力を最大限引き出します。しかし高電圧域での入力制限による発電ロスが生じることがありました。スーパーMPPTは入力制限を解消、MPPT動作電圧全域で最大12Aの電流を入力できるため*6、高電圧域での発電ピークロスを解消し、生涯発電量を向上させます。
例として、東西に屋根面をもつ切妻屋根は、朝方の低温時に東側のアレイは電圧が上昇、日射量も増えるため、入力制限によるピークロスが発生することがありました。スーパーMPPT回路を搭載することで回路毎の入力制限を解消し、定格容量いっぱいまで太陽光発電電力を入力、変換出力することができるようになりました。
受注請けと、納期について
当社の営業担当者にご発注ください。都度、納期をご案内させていただきます。
受注請けさせていただいた後、納期は1か月半から2か月となりますが、在庫品がある場合は早くなることがあります。
パワーモニターについて
住宅用余剰売電システムにご使用の場合は、パワーモニター(PPM R2J_0B5)とCTセンサーがセットになった「PPM S2J_112」パワーモニター(余剰買取専用)セットとの組み合わせが必要となります。
全量買取システムでご使用の場合は、産業用・全量買取専用パワーモニター(PPM R3J_0B5)との組み合わせが必要となります。
注釈の説明
(*1)直接塩水のかかる場所への設置は不可。
(*2)系統連系規程JEAC 9701-2016 [2017年 追補版(その1)]
(*3)当社調べ。8月19日現在。4kW、4.5KW、5.5kWマルチストリングパワーコンディショナ、定格力率0.95。
(*4)入力最大電流12Aでの接続対応となります。12Aを越える電流はパワーコンディショナに入力されません。
(*5)当社調べ。8月19日現在。
(*6)直流電力が、定格出力に変換効率分を加えた容量を上限に12A入力できます。
仕様諸元表
リリース全文ファイルをご参照ください。
【デルタグループについて】
デルタグループは世界有数のスイッチング電源、冷却ファンメーカーであり、またパワーマネジメント、電子部品、ディスプレイ、FA、ネットワークから再生可能エネルギーソリューションまで広範に渡る機器とサービスを提供しております。1971年に台湾で創業し、現在では世界各地に営業拠点と製造拠点を擁しております。
ホームページ:http://www.delta-japan.jp/
【本リリースに関するお問合せ先】
デルタ電子株式会社 マーケティング課
e-mail: jpmarketing@deltaww.com
TEL: 03-5733-1188 (平日 09:00–18:00)
【本製品に関するお問合せ先】
デルタ電子株式会社 エナジーインフラ営業本部
電話:03-5733-1267
06-4798-0555
【弊社概要】
会社名: デルタ電子株式会社
代表者: 柯 進興
所在地: 東京都港区芝大門2-1-14
設立: 1991年6月
URL: http://www.delta-japan.jp
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