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TXP Medical株式会社、救急患者情報のリアルタイム解析による急性期治験のリクルーティング支援サービスを開始!

PR TIMES / 2021年6月7日 18時41分

~「NEXT Stage ER」を契機とした新規サービス ~

救急外来に特化した患者情報記録・管理システム「NEXT Stage ER(以後NSERと表記併用)」シリーズを展開するTXP Medical株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:園生智弘、以下 TXP Medical)は、急性期治験における患者リクルーティング支援サービスを提供開始致します。
初回事例はエイツーヘルスケア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:香取忠)が受託している急性期対象の治験となり、社会医療法人財団仁医会牧田総合病院(住所:東京都大田区、理事長:荒井好範)への提供となります。
本サービスにより、弊社は患者リクルーティングが困難と言われる急性期治験を全く新しい手法で支援し、日本の医薬品開発の発展に貢献致します。



TXP Medicalは2017年より救急医療現場への「医療データで命を救う」というコーポレート・ミッションのもと、分断された医療データを統合する救急医療プラットフォーム「Next Stage ER」を提供してきました。
本製品を利用することでデータを循環させ、医療現場でより多くの命を救うことを目指し事業を展開しております。

【サービスイメージ】
[画像1: https://prtimes.jp/i/31630/17/resize/d31630-17-236665-0.png ]

【背景】
急性期疾患を対象とした治験は以下の3つの理由から症例集積が困難であるため、治験期間の延長等に繋がることが多く、結果、新薬等の販売開始までの期間が長期化するという課題がありました。
<課題>
1 Inclusion Criteriaに厳しい時間的制約(発症から数時間以内にエントリーなど)
2 発症タイミングが読めない急性期疾患という特性から、患者リクルーティングをサポートする治験コーディネーター(CRC)のタイムリーな介入が困難
3 通常の治験と異なり、患者コミュニティに対して治験参加を案内する募集スキームが不可能

【新サービスの概要】
急性期病院の医療現場において、「NEXT Stage ER」は救急隊からの患者受入要請を電話で受けた時点から、情報のデジタル化を実現します。
今回の新サービスでは「NEXT Stage ER」に入力された、患者プロファイルや症状、基礎疾患(既往歴情報)、疾患スコアリング、常用薬情報などから治験対象患者の適合性を評価し、システム画面上でのポップアップによりユーザ(医師/看護師/病院事務職)へ通知します。これにより、ユーザは通常業務の中で早期段階から治験対象となり得る患者を識別することが可能となります。
更に、ユーザがポップアップを確認した後に、選択・除外基準の詳細や治験責任医師・治験コーディネーター(CRC)の連絡先等を確認し、候補患者に対するNEXT Actionを円滑に実施することを可能にします。
この結果、本サービスは医療機関における治験対象患者のスクリーニング漏れを防ぎ、急性期治験における症例数集積のスピードアップに貢献します。

【画面イメージ】
[画像2: https://prtimes.jp/i/31630/17/resize/d31630-17-528077-1.png ]

【本サービスで患者リクルーティング支援が可能な疾患例】
・脳卒中 (脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)
・急性心筋梗塞
・COVID-19 (特に中等症~重症)
・急性心不全
・肺炎 / COPD急性増悪
・外傷:頭部外傷、脳挫傷、脊髄損傷、骨折
・アレルギー:アナフィラキシー
・ICU疾患:敗血症、DIC、重症呼吸不全、ARDS、急性膵炎
・喘息発作

【社会医療法人財団仁医会牧田総合病院 理事長 荒井好範】
日本の医療において、医療従事者による患者介入だけではできることは限られています。国内での新薬開発は医療の質の向上には非常に重要なものだと多くの医療従事者が認識してはいます。しかし、逼迫する急性期医療現場では医療提供と治験業務との両立が難しいのが現実です。
今回のTXP Medicalの取り組みによって急性期治験の患者リクルーティングのスピードが飛躍的に向上する可能性があり、結果として救える命が増えることに大きな期待を寄せています。

【エイツーヘルスケア株式会社 ビジネス・ディベロップメント本部 本部長 林行和】
急性期の治験においては、多くの試験で患者リクルーティングに苦労されていると思います。とは言え、非常にお忙しい救急の現場に更なるお願いをするのは難しいだろうというジレンマを抱えていました。そのような中で今回のNSERの仕組みは患者リクルーティングの支援に非常に価値のある一手だと感じています。救急の現場のみなさまの手を煩わせることなく、治験を依頼、運営する側にとっても患者リクルーティングの促進の手段となり、更には新たな治療を患者様に一人でも多く、一日でも早く届けられるかもしれないという希望に満ちた取り組みだと感じています。

【TXP Medical株式会社 代表取締役社長/医師 園生智弘】
私は救急医として現場で10年以上働いており、急性期治験の現場医師としての経験も複数あります。大病院では忙しい臨床現場で複数の治験や臨床研究が走っていることが多く、これらをリマインドするために自身の働く病院でこのようなポップアップ機能をNEXT Stage ERに仕込んだところ、想定以上に機能したというのが、今回の取り組みのスタート地点です。既存ソリューション不在の急性期治験リクルートという領域に強力な一石を投じていきたいと思います。

【 TXP Medicalについて 】
会社名:TXP Medical 株式会社
設立: 2017年8月
所在地:東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学南研究棟252室
代表:代表取締役 園生 智弘
資本金:165,694,004円
事業内容:
1. 急性期データシステムの開発と提供
2. 医療関連言語処理技術の開発と提供
3. 医療AIプログラムの基礎開発
4. 医療関連データの解析
コーポレートサイト :https://txpmedical.jp

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