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Amplitude、業界初となるインサイト主導型のCDPを発表

PR TIMES / 2022年5月27日 18時40分

プロダクトアナリティクス・ツール内にCDPを統合し、データ品質の向上、コストの削減、顧客エンゲージメントの強化を実現

Amplitude, Inc.(本社所在地:米サンフランシスコ、CEO:Spenser Skates 以下、Amplitude)は本日、業界初となるインサイト主導型カスタマーデータプラットフォーム(以下、CDP) の「Amplitude CDP」を発表しました。市場にある既存のCDPとは異なり、Amplitude CDPは当社のプロダクトアナリティクス・ツールに組み込まれた形で提供されるため、外部の分析ソリューションに接続する必要がなく、イベントデータの収集と分析の両方を迅速に実行することが可能です。これにより、企業のプロダクトおよびマーケティングチームは、データ品質の向上から、新規顧客層の発見と分析、マーケティング基盤とデータ基盤の横断的なデータの同期までを、単一のプラットフォーム上で行えるようになります。その結果、業務の効率化やより迅速な意思決定、そして顧客エンゲージメントの強化を実現できるようになります。



CDPは、収集したデータからインサイトを導き出し、データに基づいた意思決定と、それによってより良い顧客体験の実現を目指すプラットフォームです。CDPの市場は2027年までに世界規模で205億ドルに達する( https://www.researchandmarkets.com/reports/5472866/global-customer-data-platform-market-by )と推定されていますが、Amplitudeは同市場における重要な課題を発見しました。Amplitudeが何千もの企業と連携し、毎月1兆件以上の顧客データポイントを分析したところ、企業が主体的に管理していないデータでは、インサイトの質が低下していることが明らかになりました。また、多くの企業において、自社内で複数のチームがそれぞれ顧客データの収集・分析・処理を行い、それに個別のツール群を用いていることで、チーム間のコラボレーションを阻害していることが浮き彫りになりました。そのような中、CDPとプロダクトアナリティクスという2つのツールを利用して両方を維持管理する場合、それらにかかるコストや実装作業の重複も課題になります。Amplitude CDPは、両方の機能を一気通貫で統合することで、高品質のデータから実際の施策に落とし込めるインサイトを生み出すプラットフォームを実現し、従来のCDPの課題を解決します。

Amplitude CDPによってお客様企業が得られる主なメリットは、以下の通りです。

データ品質の向上:データのプランニングとガバナンスの機能を組み込んでおり、データの品質を維持し、信頼性の高い管理を実現します。
ターゲット層の発見を支援:従来のCDPは、企業がターゲットとなる顧客層を既に把握していることを前提としているため、データを収集した後はすぐにターゲット層のアクティベーションとセグメンテーションに進むワークフローになっています。Amplitude CDPでは、高度なセグメンテーションとアナリティクスを組み合わせることで、インサイトに基づいたターゲット層の把握を支援します。これによりお客様企業は、アクティベーションの前に、今後の活性化が見込まれるターゲット層を見つけ出し、エンゲージメントの最大化を図ることができます。
コストの削減:アナリティクス機能を統合したAmplitude CDPでは、データ基盤とアクションにつながるインサイトを抽出するアナリティクスを、単一のプラットフォームで提供しており、複数のツールを利用する必要がないため、お客様企業のコスト削減に寄与します。
短時間でインサイトを抽出:CDPに組み込まれたプロダクトアナリティクスにより、プロダクトの開発とグロース、マーケティングなどを担当する複数のチームがデータを共通言語として会話し、インサイトに基づくアクションを全チームがとれるようになります。

Amplitude 共同創設者兼CEOのSpenser Skatesは、次のように述べています。「CDPは、パーソナライズされたサービスの実現を目的に市場へ投入されたソリューションですが、データの集約はその第一歩にすぎません。企業が一人ひとりの顧客に合わせたプロダクト体験を提供するには、既存の顧客に関するインサイトをもたらしながら、新規の顧客層がどこにいるかを特定するのにも役立つ信頼性の高いデータを、過剰なコストを費やさずに整備する必要があります。Amplitudeでは、過去数年間、市場で展開されてきた既存のCDPでは解決しきれない課題に対処し、お客様を支援してきました。そしてこの度、Amplitude CDPにより、Amplitudeのお客様は、顧客に対してパーソナライズされた体験を単一のプラットフォームから提供できるようになりました」

Amplitudeはこれまでも長年にわたり、顧客データを収集、管理、アクティベートするための機能を提供してきました。現在、Amplitudeのお客様の半数以上が、Amplitudeから自社のテクノロジースタック内にある他のツールにデータを送信しています。また特別な開発なしにAmplitudeからすぐに他ツールにデータを連携できるコネクターも年々増加しており、対象ツールは現在で65を超えています。

Amplitude CDPの特徴的な機能は、以下の通りです。

統一されたユーザーインターフェース(UI):すべてのデジタル分析のユースケースに適用できる単一のタクソノミーを作成し、統一されたUIで一貫したデータの収集と取り込みを行います。※タクソノミーとは、ユーザー行動(イベント)をデータ上でどのように分類して取得するかの事前設計を指します。
イベントストリーミング:Data Connections( https://amplitude.com/data-connections )のカタログにあるノーコードで設定可能なUIを通じて、マーテック(MarTech)、広告、アトリビューションを提供するベンダーをはじめ、Amazon Kinesis、Google Pub/Subなどのデータパイプラインにデータを連携させます。
ターゲット層のリアルタイム同期:ターゲット層のリストを1分ごとに更新します。マーケティングキャンペーンにおいて、顧客のリアルタイムの行動に基づく「今この時」のオファーを打つことでエンゲージメントを促進します。
開発者向けツールキット:開発者とコラボレーションしてトラッキングプランを定義するツールキットを提供しています。業界最高水準のツールキットであり、開発者の作業時間を短縮するとともに、トラッキングライブラリによってタイプミスやプロパティの設定漏れ、一貫性のない命名規則などの発生を防ぐことで、データ検証の自動化を支援します。


[画像: https://prtimes.jp/i/48450/17/resize/d48450-17-1bf8cce2891fc5325b35-0.png ]

オーガニック食材のオンラインストアを運営するThrive Marketの共同設立者兼CTOであるSasha Siddhartha氏は、次のように述べています。「ビジネスの成長には、カスタマージャーニーにおけるあらゆるタッチポイントの把握、管理、理解が必要です。これらを単体でカバーできるデータ基盤がなければ、お客様の行動を理解し、正確な予測を得ることはできません。また、当社の事業は急成長しているので、テクノロジースタックはシンプルにしつつ、ユーザーとデータ量の増加に合わせて簡単に拡張できる堅牢なデータ基盤に投資したいと考えていました。すでにAmplitudeの高度な分析機能を利用していたので、Amplitude CDPは強力でコスト効率の高いソリューションでした。Amplitude CDPによって、ストア会員を360度の全方位から理解できるようになり、1対1のパーソナライズと顧客生涯価値(LTV)の向上に注力できるようになりました」

Amplitude CDPは、米国のCDP協会(CDP Institute)の認証プログラム「RealCDP」( https://www.cdpinstitute.org/vendor/amplitude/ ) の認証を取得しています。すでに早期アクセスプログラムを介してAmplitudeの一部のお客様に提供されており、Kahoot!、Hex、InvoiceSimple、Marco Polo、Thrive Marketなどのお客様が利用しています。全てのお客様に向けた提供は、2022年の後半に開始する予定です。

Amplitude CDPの紹介動画は、こちら(英語)からご覧いただけます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=e4m2wkZy-U0 ]


Amplitude CDPは、月間1000万イベントまで無料で利用できます。さらに詳しくは、こちらのブログ記事(英語)をご参照ください。
https://amplitude.com/blog/amplitude-customer-data-platform 

個別のデモについては、こちらの日本語問い合わせフォームからご連絡ください。
https://jp.amplitude.com/contact 

Amplitudeは、米国時間5月24日(火)から5月26日(木)にかけて、年次カンファレンス「Amplify 2022」( https://amplitude.com/amplify )を開催しております。当カンファレンスにおける最新情報は、Amplifyのライブ配信(英語)、Twitter、 Amplitudeのブログ(英語)でご確認ください。
Amplify 2022 ライブ配信(英語):https://amplitude.com/amplify 
Twittter:https://twitter.com/Amplitude_HQ 
Amplitudeのブログ(英語):https://amplitude.com/blog/ 

*本リリースは米国ネバダ州ラスベガスで現地時間2022年5月25日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

Amplitudeについて
Amplitude( https://amplitude.com ) は、デジタル・オプティマイゼーション・ソフトウェアのパイオニアです。AtlassianやInstacart、NBCUniversal、Shopify、Under Armourなど、世界で1700社を超える顧客を抱え、「当社のデジタルプロダクトは、当社の事業をどう牽引しているのか?」という戦略的な問いに対する答えを提供することで、お客様企業がより速く・よりスマートにイノベーションを実行できるよう支援しています。AmplitudeのDigital Optimization System(デジタル・オプティマイゼーション・システム)は、重要なデータに組織内のさまざまなチームがアクセスし、各チームがそこから得た示唆に基づくアクションをとれるようにします。顧客に対する理解を一段と深め、それを共通言語としてプロダクトやマーケティング、開発、経営といった役割の異なるチームが協業し、事業成果に結びつく要素について共通の視野を持つことを可能にします。Amplitudeはプロダクトアナリティクス・ソリューション市場の中で最高クラスの製品であり、ITレビューサイトのG2が発行した2022 Spring Reportにおいてナンバーワンの評価を獲得しています。日本国内ではNTTドコモや楽天で採用されており、ビジネスパートナーである代理店各社とともに、Amplitudeの導入から分析を含む運用支援まで一気通貫で提案・提供しています。詳しくは日本語ウェブサイト https://jp.amplitude.com/ をご覧ください。

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