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『日米がん撲滅サミット2020』ノーベル賞候補の坂口志文教授とがん予防に向けて連携!

PR TIMES / 2020年9月14日 12時45分



 2020年11月15日(日)東京ビッグサイト会議棟7F 国際会議場で開催される『日米がん撲滅サミット2020』(https://cancer-zero.com)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/64517/17/resize/d64517-17-789590-0.jpg ]

 今大会より『日米がん撲滅サミット2020』ヒポクラテス・プロジェクトが開始され、がんや感染症の予防に腸管免疫細胞を活性化するプロジェクトに力点を置いているが、この度、坂口志文氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)とがん発症予防に向けたプロジェクトにおいてタイアップすると発表した。

[画像2: https://prtimes.jp/i/64517/17/resize/d64517-17-920557-1.jpg ]

 坂口志文氏はノーベル賞候補で昨年文化勲章を受章。さらに世界で優れた実績を残した研究者や医療者に贈られる『ロベルト・コッホ賞』を受賞した制御性T細胞の発見者である。 

 このプロジェクトは一国の総理さえ辞任の意向発表を余儀なくされた潰瘍性大腸炎等の難病による患者のがん発症予防に向けたもの。

 自らの臓器に対して攻撃を行うなど過剰反応を起こす免疫細胞の一つ攻撃性T細胞をブレーキ役となる制御性T細胞に変換してしまおうという考えに基づいている。
[画像3: https://prtimes.jp/i/64517/17/resize/d64517-17-903056-2.jpg ]


 すでに動物実験で制御性T細胞を除去すると炎症性腸炎が高確率で発症することがわかっているが、逆に制御性T細胞を補うと腸炎の発症を阻止できることが判明している。

 現在は炎症性腸炎に対して、制御性T細胞を用いた臨床試験が欧米を中心に進んでいるが、確固とした結果を得るまでには至っていない。その方法は患者の血液中の制御性T細胞を体外に取り出し、試験管内で増やしてから再び患者の体内に戻す方法である。
 
 これに対して『日米がん撲滅サミット2020』ヒポクラテス・プロジェクトが支援する坂口志文教授らは、繰り返すが炎症を起こしている攻撃性T細胞そのものを、発症を抑える制御性T細胞に転換してしまおうという画期的なものだ。しかも副作用のない、持ち運びのできるリーズナブルな手法を目指すという。制御性T細胞の発見によりノーベル賞候補にノミネートされている坂口志文氏のチャレンジだけに説得力もケタ違いだ。
[画像4: https://prtimes.jp/i/64517/17/resize/d64517-17-451561-3.jpg ]

 その坂口志文特任教授は言う。
「例えば自己組織や腸内細菌、腸組織を攻撃しているT細胞から攻撃性を取り除いて、逆に安定的な免疫抑制機能を与えてやるのです」
 つまりT細胞の無駄な攻撃性を失わせてしまうのだ。
 坂口志文氏は続ける。
「すでに基礎技術がほぼ出来上がっていますが、現在、動物モデルを用いた治療実験とヒトのリンパ球を用いた試験管内での転換実験を進めています」
坂口志文氏によれば2~3年以内に臨床試験を開始するために現在、PMDAとも連携を取っているとのことだ。

 その第1スタートは重篤な皮膚の自己免疫疾患に対して行う予定だという。
 
 こうした取り組みについて、提唱者の中見利男氏はこう言う。
「私は昨年の『2019World Alliance Forum in San Francisco』で世界の優れた医療者や世界的なIT企業を代表する政財界、教育界の人々に向かって2025年をがん予防薬開始元年にしようと呼びかけてきました。呼びかけた以上、それを実行に移すだけです。不可能を可能に変える。我々は医療と科学の改革のためにも日本が世界に誇る坂口志文教授のような世界的なチャレンジャーを応援して参ります」

 このように具体的な取り組みを開始した『日米がん撲滅サミット2020』だが、今後はがん発症を抑制するための予防薬の開発を各界と共に積極的に開始。これをオールジャパン、チームマンカインド(人類)の力で推進していこうと具体的に呼びかけていく方針だという。
 
「つまり副作用のない持ち運びのできるリーズナブルな方法でがん予防という新しい産業構造を興しつつ、合理的にがん医療改革を進めていこうというものです。なぜなら歴史とは本で読むものという固定観念を日本人はそろそろ捨てるべきです。むしろ自ら参加して作り上げるものなのです」とは前述の中見利男氏だ。

 皆さんもアグレッシブな挑戦が始まった『日米がん撲滅サミット2020』に参加されてはいかがだろうか。歴史は読むものではなく、参加するものだという中見氏の言葉も胸に響くものがある。
[画像5: https://prtimes.jp/i/64517/17/resize/d64517-17-711018-4.jpg ]

 なお、入場は無料だが事前エントリーによる入場チケットが必要。現在、大会HP(https://cancer-zero.com)の入場エントリーバナーから申し込みができる。募集は限定350名。応募多数の場合は抽選。なお、公開セカンドオピニオン登壇の医師への質問記載者は優先されるとのこと(質問記載者多数の場合は抽選)。最大4人まで可能。

 また『日米がん撲滅サミット2020』のお問い合わせは以下の通り。
【大会事務局】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階

なお、お問い合わせは大会公式HP(https://cancer-zero.com)の『お問い合わせコーナー』より、すべてメールにて受付けており、電話でのお問い合わせは一切受け付けていない。

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