パーソルテンプスタッフ、クラウドERPを採用 BPO事業の約2,000のプロジェクトをリアルタイムで可視化・分析

総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社（本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ）は、拡大を続けるビジネス プロセス アウトソーシング（BPO）事業のプロジェクト管理にクラウドERPを採用。BPO事業の約2,000のプロジェクトをリアルタイムで可視化・分析することで、戦略的な事業経営を実現し、BPO事業の拡大と収益性の向上を図ります。



■背景：労働人口の減少、働き方改革などで、BPO事業の市場ニーズは拡大
　近年、労働人口の減少が進み、パーソル総合研究所は労働需要に対して「2030年には644万人の人手不足」と予測しています(※1)。また働き方改革や生産性向上への取り組みが民間企業のみならず官公庁においても高まり、当社のBPO事業は、2020年までの10年で約４倍に拡大しており(※2)、今後もより一層ニーズは高まっていくものと予想されています。
　一方、BPO事業の成長に伴い、事業計画のための経営情報の見える化と、多様なサービス契約やスタッフの労務管理業務の効率化・最適化、リスクマネジメントの強化、ナレッジの共有化がこれまで課題となっていました。

（※1) パーソル総合研究所「労働市場の未来推計 2030」https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/
（※2）パーソルテンプスタッフのBPO事業の売上伸長率推移

■概要：業務効率化とリスクマネジメントの強化を図り、管理プロセスを標準化し戦略的な事業経営を実現
　パーソルテンプスタッフでは、多種多様なBPO事業の各プロジェクトを一元管理するために、オラクル*のクラウドERPを採用し、2021年4月より新基幹システムの運用を開始いたしました。
　プロジェクト管理プロセスを標準化することで、サービス契約からスタッフの適材適所の配置や稼働状況までが一元化されるため、請求業務の効率化やプロジェクトごとの採算をリアルタイムで可視化が可能に。またワークフローによる内部統制の強化、リスクの可視化も案件ごとにできるようになりました。
　今後は、ナレッジデータベースと接続し、運用業務・品質改善・リスクマネジメントなどの蓄積された情報・データを分析することで、プロジェクト運用の品質向上と業務改善に活用し、お客様へのより高品質なサービス提供を目指します。

＜新基幹システム活用イメージ＞

[画像: https://prtimes.jp/i/71141/17/resize/d71141-17-295385-0.png ]

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

　パーソルテンプスタッフでは、企業・官公庁の生産性向上や働き方改革を支援するBPO事業の強化を通じて、これまで以上の価値を提供し、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指してまいります。

＜サービスに関するお問い合わせ先＞
BPO領域事業管理本部　BPO-SHIP推進室　MAIL　[e-mail]


■パーソルテンプスタッフ株式会社について＜https://www.tempstaff.co.jp/＞
　パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL（パーソル）」について＜https://www.persol-group.co.jp/＞
　パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
　また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS＋（ポスタス）」などのサービスも展開しています。

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