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メルク、ゲルンスハイム工場にシリカベースのエフェクト顔料の第2生産ラインを開設

PR TIMES / 2021年10月4日 13時45分

・約2,800万ユーロの投資により、ゲルンスハイムの生産拠点を強化
・お客様に好評な自動車塗装およびカラー化粧品向け製品であるシリカベースのColorstream(R)やXirona(R)の生産能力が大幅に向上



2021年9月21日付、ドイツ・ダルムシュタット発、世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業であるMerck(以下メルク)はこの度、ゲルンスハイム工場にシリカベースのエフェクト顔料の第2生産ラインを開設しました。約750人の従業員が働くこの施設は、メルクの世界最大の顔料生産拠点となっており、この投資により、メルクのシリカフレークの生産能力が大幅に向上します。シリカフレークは自動車塗装およびカラー化粧品向け製品であるColorstream(R)やXirona(R)の特殊基板であり、これらの顔料は見る角度によって色彩が変化する特性を持っています。特に火山の色彩から着想を得た赤色のColorstream(R) Lava Redは、カラーエフェクトに連続性をもつ極めて調和のとれたダイナミックな色彩で、印象的な自動車向け塗料として大きな特徴を持ちます。また、天候や紫外線による損傷への耐久力などのさまざまな技術要件を満たしています。

メルクのサーフェスソリューション部門グローバル責任者であるジェフ・ホワイト(Jeff White)は、次のように述べています。「特殊効果を持つシリカベースの顔料はお客様に特に好評で、昨今のマーケットトレンドにも完璧に合致しています。このような成長機会の獲得に向け、当社はこの最先端の生産設備を活用し、ゲルンスハイム工場におけるシリカベース顔料の生産能力と柔軟性を大幅に高めていきます」

メルクは、この度約2,800万ユーロを投資した第2生産ラインによってゲルンスハイムの生産拠点を強化し、サーフェスソリューション部門が取り扱うグローバルな顔料ポートフォリオの中でもユニークなセールスポイントを持つシリカベース顔料の販売を促進します。


[画像: https://prtimes.jp/i/38772/18/resize/d38772-18-310c39b706772156eafc-0.jpg ]



メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。がんや多発性硬化症のためのバイオ医薬品を用いた治療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約58,000人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2020年は66カ国で175億ユーロの売上高を計上しました。

メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDエレクトロニクスとして事業を行っています。

メルクパフォーマンスマテリアルズ合同会社について
メルクパフォーマンスマテリアルズ合同会社はメルクのエレクトロニクス・ビジネスの日本法人として、パール顔料の研究開発および製造・販売など塗料・化粧品向け顔料ビジネスを展開しています。メルクのエレクトロニクス・ビジネスの詳細については https://www.merckgroup.com/jp-ja/company/who-we-are/electronics.html をご覧ください。

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