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GEヘルスケア・ジャパンがデジタルソリューションの実装を推進する新規部署を発足

PR TIMES / 2020年7月2日 15時40分

プラットフォームの構築とパートナーシップによる共創をリードするEdison Solution本部

医療の課題解決に取り組むヘルスケア・カンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田 荘一郎、以下、GEヘルスケア)は、医療におけるデジタルソリューションを全社横断的に推進する部門として、Edison Solution本部を7月1日付で新設しました。本部長は、現在GEヘルスケア・ジャパンにて執行役員 アカデミック本部長を務める松葉香子(まつば きょうこ)が兼務します。ミッションとして、Edison プラットフォーム* をはじめとした社会共創基盤の構築、課題とビジョンを共有したパートナーシップを通じて、一人ひとりにあった質の高い医療を効率よく提供するプレシジョン・ヘルスの実現に向け取り組んでまいります。

高齢化が進む日本は、脳卒中・循環器病や認知症など予後の悪い患者さんや、がんを始め同時に複数の疾患を抱える併存疾患の患者さんの増加、更には労働人口の減少という大きな課題に直面しています。医療の質を高めながら、限られた資源を有効活用し、刻一刻と変化する環境においても安定した医療提供体制の維持が求められるなかで、近年、ヒトやモノからもたらされるIOT/IOHなどの経年的かつ包括的なデータを駆使したAIなどの技術に期待が集まっています。このような背景を踏まえ、GEヘルスケアではEdison Solution本部を立ち上げ、意義のあるデータの蓄積、インテリジェントソフトウェアを開発するためのオープン・プラットフォームの構築、更には目的に合った課題解決を実現するための業界横断的な共創・パートナーシップに注力していくことで、医療環境を取り巻く課題の解決により一層力を入れていきます。

多田は次のように述べています。「GEヘルスケアでは、ヒトやモノから持たされるリアルタイムデータを用いて医療の質や効率の向上、そしてキャパシティの確保に努めています。これまで展開してきたAPMなどの機器の運用効率やワークフローの改善、更には各種モダリティへのAIアルゴリズムの搭載など、社内の開発に加え、社会実装環境となるEdisonプラットフォームをデベロッパープログラムとして社外に共有し、各種強みを持つソフトウェア開発企業とのパートナーシップを通じてプレシジョン・ヘルスの実現を加速させていきます。医療におけるデジタルソリューションを全社横断で推進する組織を発足させることで、社会共創基盤の実装を更に進め、医療の様々な課題解決に貢献してまいります。」

松葉は次のように述べています。「有事の連続が日常である医療現場において、ケアの質と運営の効率化を両立し続けるためには、データを活用したリソース稼働状況の可視化や医療従事者の負担を減らし患者さんのケア体験をより良くするためのAI技術の実装など、これまでに弊社が研究開発に取り組んできた技術や組織ガバナンスの活用を通じて支援できる機会があると考えています。クリニカルパートナーの皆様や、企業様とのパートナーシップを基に、AIを始めとする新技術や新たなリソース・キャパシティの最適化手法を活用したいというお客様のニーズに応え、患者さんへのアウトカムにつながる課題解決に伴走できるよう取り組んでまいります。」


松葉は、2010年にGEに入社し、ヘルスケアIT事業本部にて医療IT製品企画、新規事業立ち上げ、戦略事業開発などをリードし、地域医療連携の要となるデータ共有システムの実装にも携わりました。2015年よりヘルスケア・デジタルのジェネラル・マネージャーとしてチームを率い、画像診断ナショナルデータベースの構築にも参画。2018年からはアカデミック本部長としてお客様との強固な関係性の基盤を築いてきました。

松葉は、慶應義塾大学より経済学の学士号、米国ロチェスター大学より経営学修士号(MBA)を取得しています。


*EdisonプラットフォームはGEヘルスケアの社内開発者だけでなくバイオテクノロジーとヘルスケアの戦略的パートナーにも提供され、両者によるAIアルゴリズムを含めたインテリジェントなアプリケーションのデザイン・開発・管理、およびそれらアプリケーションの配布、アクセス環境の提供を担います。Edisonプラットフォームでは、GEヘルスケアが世界各国のアカデミック・クリニカルパートナーとの契約にもとづいて収集した大規模なユーザーデータベース(教師データ)を利用でき、デバイス接続の安全性、データ集約、視覚化、AIを統合したワークフローなど多数の機能が潜在していることから、新技術開発と統合の複雑さを軽減することができます。良質なデータの選別、プロフェッショナルとしてのラベリング、アノテーション付けなどは、このプラットフォームの運営に関わる数百名のデータサイエンティストが手掛けます。

GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および60カ所の事業拠点があります。
ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp

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