AI潅水施肥システムのゼロアグリ、長崎県壱岐市と「エンゲージメントパートナー協定」を締結
PR TIMES / 2023年6月8日 15時15分
~アスパラガス×スマート農業の産地形成へ~
株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:佐々木伸一、以下当社)と、株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「クボタ」)はそれぞれ、長崎県壱岐市とエンゲージメントパートナー協定を締結しましたのでお知らせいたします。
本協定は、3者連携による「アスパラガスのハウス栽培のスマート化実証」に関連し締結するものとなります。当社はこれにより、壱岐市の農業振興及び日本全国の意欲ある担い手や新規就農者への貢献を図ってまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/60692/18/resize/d60692-18-469a0d31b5e0ec855763-0.png ]
概要
壱岐市のエンゲージメントパートナー協定は、壱岐市を通して、地方や日本、そして世界の持続可能な未来をともに創造する趣旨に賛同する企業等が壱岐市と締結する協定です。全国有数のアスパラガスの産地である長崎県において、壱岐市は14年連続で最も高い単位面積当たり(10aあたり)の収穫量を実現しています。一方で、農家の高齢化や担い手不足という課題を抱えており、収穫量の維持と拡大には新規就農者の増加が不可欠です。しかしながら、アスパラガスのハウス栽培はきめ細やかな水やり・施肥などの作業が必要なことから、長年の経験や人手による作業に依存しており、新規就農の妨げとなっています。そのため、データや自動化技術を活用した栽培の最適化や軽労化の実現が求められていました。
上記課題を受け、この度、当社とクボタはそれぞれ、壱岐市とエンゲージメントパートナー協定を締結し、壱岐市でアスパラガスのハウス栽培のスマート化実証を開始しました。遊休ビニールハウスを再利用し、「クボタインキュベーションファーム(※1)」で実証してきた、データに基づく栽培最適化ソリューションや、水やり・施肥などの自動化ソリューションを導入した安価で生産性の高い栽培体系を確立し、新規就農の促進に貢献してまいります。加えて、当実証で得た知見を活かし、他の地域におけるハウス栽培のスマート化の取り組みも進めてまいります。
※1 https://www.kubota.co.jp/news/2021/management-20210712.html
エンゲージメントパートナー協定における主な取り組みの内容
(1)農業に係る課題の解決と新たな価値創造への取り組みに関すること
(2)協定参画者のネットワークを活用した新たな取り組みに関すること
(3)壱岐市のスマート農業の推進に関すること など
実証における役割
[表: https://prtimes.jp/data/corp/60692/table/18_1_79ff5fd76f128327721df3c26527cd00.jpg ]
ゼロアグリについて
ゼロアグリは、土壌センサーや日射情報から作物にとって最適な潅水、施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施を行うスマート農業システムです。生産者の省力化だけでなく、作物にストレスのない潅水施肥により、作物の収量、品質向上に繋がるため、生産者の方の収益向上に貢献します。また、AIが最適な量の潅水施肥を行うことにより、多施肥を防ぎ、化学肥料による地下水汚染やCO2排出削減にもつながり、環境に優しい栽培が可能です。
2015年より国内外への本格出荷を開始し、現在全国の農家・農業試験場にて累計330台以上導入いただいております。
導入都道府県実績(順不同):北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、神奈川県、東京都、千葉県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、島根県、広島県、山口県、高知県、愛媛県、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
導入作物実績:トマト、ミニトマト、キュウリ、イチゴ、アスパラガス、ピーマン、パプリカ、ナス、メロン、トルコギキョウ、ブドウ、ナシ、スイカ、マンゴー、レモン、ホウレンソウ
詳細の機能については、こちらをご覧ください。
https://www.zero-agri.jp/product.html
ルートレック・ネットワークスについて
当社は、2005年の創業以来培ってきたM2M/IoT技術を基に、2010年 総務省 広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機に、明治大学黒川農場との共同研究により、スマート農業事業に参入しました。2018年には、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)を受賞、同年 経済産業省よりJ-Startup企業、内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」にも選出されました。
本リリースにおけるお問合せ先
株式会社ルートレック・ネットワークス 広報担当 中島
TEL:044-819-4711 E-Mail:mktg@routrek.co.jp
※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
AGRIST、Microsoftの支援を受け農業用AI「AGRIST Ai」開発。10月から鹿児島県自社農場で導入し、反収当たり28.6%以上の収益増加の見込み
PR TIMES / 2024年9月11日 17時45分
-
【日本初!国産ドリアン栽培へ】石垣島でトロピカルフルーツを中心とした農業生産事業本格スタート(合同会社かをり果樹園石垣)
PR TIMES / 2024年9月10日 12時45分
-
【タカミヤとヤンマーグリーンシステムが協業開始】大規模農業用ハウスに、先進的な栽培技術としての付加価値を加える実証実験を開始
PR TIMES / 2024年9月5日 15時15分
-
株式会社タカミヤとの協業による先進的栽培技術を活用した大規模農業ハウスの実証実験を開始
PR TIMES / 2024年9月5日 15時15分
-
人手不足の課題解決へ。収穫ロボットをJA全農いわてへレンタル
PR TIMES / 2024年9月5日 14時0分
ランキング
-
1任天堂も激怒「酷似ゲーム」会社が犯した痛恨失態 特許権侵害で訴訟され…出した"声明"にツッコミが殺到
東洋経済オンライン / 2024年9月25日 18時30分
-
2ワコール、英同業企業を買収 海外事業拡大へ販売力強化
共同通信 / 2024年9月26日 18時45分
-
3年金「月14万円」…手取り30万円労働者の「残酷すぎる老後」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月24日 18時30分
-
4USスチール買収計画、日鉄社長「決して楽観できない」…仲裁委が「適格」判断で追い風も
読売新聞 / 2024年9月26日 23時17分
-
5価格が安定「カット野菜」なぜ変色しない?栄養はあるの? “野菜”をお得に買う方法もご紹介【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月26日 20時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください