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シェアメディカル、医学から薬学まで560万語の医療専門辞書を備えたASP型医療翻訳サービス「医詞オンライン」をリリース

PR TIMES / 2018年3月30日 10時1分

医療用チャットサービス「メディライン」用医療通訳Botも開発

 医療用チャットサービス「メディライン」を提供する、株式会社シェアメディカル(代表取締役:峯 啓真)は、2018年4月より、約560万語の医薬専門辞書を搭載した機械翻訳サービス「医詞オンライン」をASP型のサブスクリプションモデルで提供する。合わせて、同社の主力製品であるメディライン上で可動する通訳BOTサービスも発表。メディライン上で日本語を英語に、英語を日本語に自動通訳する医療通訳サービスも開始する。



医詞(いことば)とは?
 医詞は元々、医療辞書を搭載したAndroid用の日本語キーボード入力アプリとしてリリース。タブレットやスマートフォンなど医療用デバイス向けに提供している。同ブランドのオンライン版として新たにラインナップに加えるのが、日英、英日医薬専門機械翻訳のASPサービス。臨床医学や医薬品など専門性が高い560万語の辞書を持ち、簡単なAPIを組み込むことで、専門翻訳サービスを実装できる。
https://www.ikotoba.jp


[画像1: https://prtimes.jp/i/16841/19/resize/d16841-19-541600-0.jpg ]


リリースの背景
 2017年の訪日外国人総数は約2870万人。観光庁の調査では訪日外国人が病気やケガに見舞われる割合は、約4%。単純計算で昨年は約115万人が医療機関を利用。一方対応する医療施設は“言葉の壁”に苦慮している。専門的な説明を行うのに、一般的な翻訳サイトでは、誤った情報提供を行ってしまう可能性があった。特に医薬品名など固有名詞や成分名、疾患名などは正しく訳されないケースが多い。医詞は機械翻訳なので24時間365日稼働するので通訳サービスのように時間外で利用できないという事がない。さらに560万語の医療辞書で安定した翻訳を行う。
 また、製薬会社が医師向けに提供する医学論文や米国FDAの各種情報など日常的に医療従事者が海外の専門文献を調べる事は多い。製薬会社が行うCTD(新薬承認申請書)などの翻訳は専門の翻訳業者に依頼するケースが多いが、医薬翻訳の専門家は人数が極めて少ないため時間がかかる。医詞オンラインを使い仮翻訳し翻訳結果を数人で補正したほうが作業工数は低減できる。

提供形態・料金体系
 サービス提供形態はAPIのみ、料金体型は固定料金、またはベース料金+1文字あたりのサブスクリプション課金とした。(要見積り)
利用した分のみ料金が発生するので利用頻度が少ない場合は低コストで済むのが特徴。サイトやアプリなどフロントエンド開発も受託する事も可能。医詞シリーズは総合医療辞書プラットフォームとして様々なサービスを展開していく予定。
メディライン医療通訳Botは提供時期未定。

一般英語と異なる医療英語

[画像2: https://prtimes.jp/i/16841/19/resize/d16841-19-395390-2.jpg ]

医療英語は一般英語と異なる意味を持つことが多いので、一般機械翻訳サービスを利用してしまうと、意味が変わった訳が返されることがある。

例)Healthy fertile women under the age of 35

一般的な翻訳サイト例:「健康な肥沃な女性は35歳未満です」
医詞オンライン例:「35才未満の健常な妊娠可能な女性」

fertileは一般的には「肥沃な」と訳すが、医療分野では「妊娠可能」と訳すのが正しい。こうした医療向けの訳はたくさん存在する。

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