【アジア10ヵ国の10~20代女性のトレンドを調査】タピオカブームはアジア10ヵ国共通。日本がアジア若年層の人気トレンド1位!
PR TIMES / 2020年5月21日 16時5分
アジア10ヵ国10-20代女性のトレンド調査結果
Syno Japan株式会社(所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内1310、代表取締役:長野草児、https://www.synoint.jp)は、自社のグローバルリサーチソリューションを活用し、10代~20代の女性を対象に、アジア10か国(日本、シンガポール、台湾、韓国、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、中国、ベトナム)の各国100人(計1000人)にオンラインアンケートを実施しました。
タピオカティーは、現在日本のとくに若者の間で一大ブームとなっており、2019年で最も成長している飲料カテゴリーになりました。第3次タピオカブームとも言われるこの食トレンド、これは日本に限られたことなのでしょうか?アジア10か国でのオンラインアンケートの結果より、タピオカティーの飲用・購買実態を明らかにするとともに、アジア若年層でのトレンドについて考察します。尚、本記事はシンガポール日本商工会議所2019年12月の月報に記載された記事とデータを基に再編集してお届けしております。
調査結果サマリー
1. アジア10か国共通でタピオカティーは10代-20代女性のトレンド
2. 人気のフレーバー、トッピング、温度は各国で違いが顕著に出た
3. 購入のきっかけはネットの情報より、従来の宣伝や口コミの方がより影響力がある
4. 今後、日本のトレンドはアジアで大きな影響力をもつ
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調査結果1. アジア10か国共通でタピオカティーは10代-20代女性のトレンド
日本人女性10代-20代の大半は、飲用頻度を月に1-2回と回答していますが、シンガポールは週に1-2回、さらタイでは75%が週に1回以上、また30%近くが毎日飲むと回答しています。10か国全体の平均では、60%以上が週に1回以上購入しており、いかにタピオカティーが各国の10代-20代女性に頻繁に飲まれているかがわかります。
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調査結果2. 人気のフレーバー、トッピング、温度は各国で違いが顕著に出た
好きなフレーバー
10か国全てミルクティーが圧倒的に1番人気と共通でしたが、2番目や3番目の好みは国によって様々でした。例えば、日本でジャスミン茶や紅茶、シンガポールで緑茶やウーロン茶、韓国、マレーシア、インドネシア、フィリピンでチョコレートミルクがミルクティーに続いて人気なフレーバーという結果でした。
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好きなトッピング
トッピングに関しては、各国でその違いが顕著にあらわれています。日本では黒糖タピオカ、シンガポールではパールタピオカが一番人気でしたが、インドネシア、中国、ベトナムでチーズクリーム、韓国でミルクフォーム、台湾、インドネシア、中国で仙草ゼリーが人気の高いトッピングでした。興味深いことに、日本は小豆を選んだ人は一人もいなかったのに対し、中国では人気のあるトッピングでした。
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好きな温度
続いてタピオカティーを飲むときの好みの温度を確認するために、タピオカティーに入れる氷の量を回答してもらいました。ほとんどの国で氷を入れて冷たくする飲み方が選ばれている一方、台湾や中国では氷をほとんど入れないか、全く入れないで飲むと回答する人が多くみられました。
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本調査対象のアジア10か国において、タピオカティーは非常に人気が高い飲料であることは間違いないことがわかりました。但し、好きなフレーバー、トッピング、温度は各国で違いが顕著に出ました。
調査結果3. 購入のきっかけはネットの情報より、従来の宣伝や口コミの方がより影響力がある
タピオカ購入に影響を与えているのは何か?有名人が勧めていたからか、それとも著名なユーチューバー、またはインスタグラムの影響なのか?様々な影響が考えられますが、意外にも、1番多い回答はこのなかにはありませんでした。ほとんどの回答者が、「街を散策しながら店を見る」、「友人からのお勧め」を大きな要因として挙げていました。これは、とくに日本とシンガポールで顕著にみられる傾向です。GoogleマップやInstagram、YouTubeといったネットの情報も一定の影響を与えているものの、いまだに昔ながらの宣伝や口コミの方がより影響力があるという結果となりました。一方、オンライン媒体が従来の方法を上回っていた唯一の国はインドネシアという結果も特記すべきことでしょう。
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調査結果4. 今後、日本のトレンドはアジアで大きな影響力をもつ
アジア全体でタピオカがブームになっている一方、各国のトレンドが他の国の購買にどの程度影響を与えるのでしょうか?これに対する回答は、日本の流行を海外にどう広げていくかを考える上でのヒントになると考えます。たとえば、タピオカティーのような嗜好品が日本で人気が出た場合、シンガポールやタイの若い女性たちはそれを試してみたいと思うのか?これを明らかにするために、他国のトレンドを追うかどうかを質問しました。驚くべきことに、ほとんどの回答者がイエスと答え、特に日本、韓国、米国のトレンドに大きく影響を受けるという結果となりました。
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<結論>
今回の調査結果から、タピオカブームは日本に限定されずアジア全体で起こっているということ、趣向性や購買実態は各国によって違いがあること、また日本のトレンドは他の国の消費者に対する影響力が大きいということがわかりました。このことから、日本のトレンドを海外に展開する日本企業にとって、各国の消費者の実態(日本との共通項と違い)を理解し、消費者視点を活用した、データドリブンなビジネスを展開することが重要であるといえます。
<ホワイトペーパーのダウンロードURL>
本ホワイトペーパーは、以下よりダウンロードいただけます。
https://synoint.jp/2020/05/tapioca_whitepaper/
<調査概要>
調査対象国:日本、シンガポール、台湾、韓国、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、中国、ベトナム
調査対象:14から29歳の女性 調査人数:各国100人
サンプル数:1000回答
調査期間:2019年10月
調査方法:インターネット調査(Syno Cloud for グローバルリサーチ)
Syno Japan株式会社について
Syno Internationalは、CDaaS(サービスとしての消費者データ)をクラウド経由で提供するデータプラットフォームSyno Cloudを開発する北欧発のスタートアップIT企業です。2014年設立以降、欧州、北米、アジアの11都市を拠点に、市場調査会社、戦略コンサルタント、メディアエージェンシー、ブランドや出版社など、さまざまな業種のお客様やパートナー企業に対して、グローバルの消費者データ活用にDX(デジタルフォーメーション)を実現するSyno独自のソリューションを提供しています。
Syno Japan株式会社は、Synoグループ初の海外拠点として2016年設立以降、グローバルの市場調査、カスタマーエクスペリエンス(CX)、デジタルマーケティングにおける、消費者データの収集、プロセッシング、レポーティング、活用を最適化する独自のプラットフォームソリューションを構築しています。2018年にAPACのオペレーション及びIT開発拠点をベトナムハノイで設立し、現在日本、シンガポール、韓国、ベトナムの4拠点で、APACでの事業を越境展開しています。
代表取締役:長野草児
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内 1310 URL:https://www.synoint.jp
設立:2016 年 1 月
業務内容:クラウド型消費者データプラットフォーム(CDaaS)Syno クラウドの開発消費者 データの収集、分析、一元管理、レポーティングを効率化するプロダクト及びサービスの開発
お問い合わせ窓口: rfq_apac@synoint.comTEL:0467-38-6530 (営業時間 10時ー19時)
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