~動植物の抱える問題を知ろう~ 「希少な野生生物を守る『種の保存法』」 「森林育成と国産材活用の重要性」

PR TIMES / 2014年2月25日 12時25分



およそ40億年にもわたる進化の歴史で様々な環境に適応してきた地球上の生物は、確認されているだけでも約175万種、未知の種も含めると500~3,000万種が、世界中で生息していると言われています。こうした多種多様な野生生物がつながり合って形づくられている地球の豊かな自然は、私たちにとっても大切な「資源」です。しかし、それらを取り巻く環境は、開発による生息地破壊や土壌・水質汚染、地球温暖化といった人間の活動によって急速に悪化しています。そこで今回は貴重な自然を守り育てる取組として、「希少な野生生物を守る『種の保存法』」「森林育成と国産材活用の重要性」についてお伝えします。

かつてないスピードで絶滅している希少な野生生物を保護するための様々な法律があります。

「種の保存法」について知っていますか?
近年における野生生物の絶滅スピードは過去の1,000倍、さらに将来は現在の10倍以上になると予測されています。それを防ぐために、野生生物の生息・生育環境の保全、乱獲の防止、絶滅のおそれのある種の保護増殖といった様々な取組が行われており、その一例としては、無秩序な採取・乱獲を規制し、絶滅のおそれのある野生動物の種の保護のための「ワシントン条約」があります。日本は昭和55年に批准しており、「外国為替及び外国貿易法(外為法)」で輸出入を規制しています。そして、日本国内における絶滅のおそれがある野生生物の取扱いについては、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(通称:種の保存法)」(平成5年施行)によって規制しています。また、こうした希少生物の違法取引が後を絶たないことから、昨年6月に「種の保存法」が改正され、違法取引に対する罰則の上限を大幅に引き上げること、などが盛り込まれました。種の保存法では、外国産および国内に生息・生育する希少野生生物の保護を次のように規定しています。


(1)個体などの取引規制 (数値は昨年6月現在)

この法律により「国際希少野生動植物種(688種類)(※1)」「国内希少野生動植物種(89種類)(※2)」または「緊急指定種」に指定された種の生物が売買などの取引の規制対象になります。生きている個体(生体)のほか、はく製や標本、器官(羽・毛・皮・牙など)や加工品(毛皮の敷物、皮革製品、漢方薬など)も含まれます(種によっては売買禁止や売買するには登録を受けなければならない場合もあり)。

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