米国ジョンソンコントロールズと日立がグローバルHVAC*1合弁会社の設立に向けて最終契約を締結
PR TIMES / 2015年1月22日 12時59分
本提携により最新の空調製品・技術のポートフォリオをグローバルに展開
米国ジョンソンコントロールズ インク、株式会社日立製作所および日立アプライアンス株式会社は、昨日、ダボスで開催されている世界経済フォーラムにおいて、グローバルHVAC合弁会社の設立に関して、最終契約を締結しました。
米国ジョンソンコントロールズ インク(会長兼CEO:アレックス・モリナローリ/以下、ジョンソンコントロールズ)、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原敏昭/以下、 日立製作所)および日立アプライアンス株式会社(取締役社長:二宮隆典/以下、日立アプライアンス)は、昨日、ダボスで開催されている世界経済フォーラムにおいて、グローバルHVAC合弁会社の設立に関して、最終契約を締結しました。ジョンソンコントロールズと日立が新設する合弁会社は、HVAC業界で多様な最新技術に基づく幅広い製品群を提供していきます。
[画像: http://prtimes.jp/i/7712/20/resize/d7712-20-304854-0.jpg ]
本契約の締結により、ジョンソンコントロールズは、3,000億円(約26億米ドル)超の売上高を有する日立アプライアンスのグローバル空調事業(日本国内の販売・サービス部門を除く)の60%株主となります。合弁会社は、グローバルな顧客ニーズに合ったジョンソンコントロールズの既存製品に世界有数のVRF*2技術・先進的なインバータ技術に基づく家庭用ルームエアコン・吸収式冷凍機器を加えたフル・ラインナップの製品を、お客様に提供していきます。
約13,800名の従業員と24の製造拠点を有することになる合弁会社は、両社の技術、先進的な研究開発、広範な販売チャネルを基礎に設立されます。本取引は、規制当局からの認可やその他必要な承認を得た上で、2015年後半に完了する見通しです。
「ジョンソンコントロールズにとって、本提携は我々の成長基盤であるビルディング事業に対する戦略的なコミットメントを反映するものです。」とジョンソンコントロールズのアレックス・モリナローリ会長兼CEOは述べています。「合弁会社の優れた製品により、ジョンソンコントロールズは、多様な最新技術に基づく幅広い製品群を提供することによって、変化する世界市場において顧客ニーズに対応できるようになります。」
合弁会社の経営陣にはフランツ・サーウィンカがCEOに就任します。同氏は約20年間ジョンソンコントロールズに所属し、ジョンソンコントロールズ日本法人における自動車部品事業の財務担当副社長として4年間日本に駐在し、10社以上の合弁会社に携わった経験があります。
ジョンソンコントロールズは約130年の歴史を誇り、ビル向けにHVAC、ビル制御、冷凍機器、セキュリティシステムを提供するグローバルな多角経営企業です。ビルディングシステムズ部門では、世界150カ国以上に約700ヵ所のオフィスを構え、100万を超える顧客にエネルギー効率向上と運用コスト低減を実現するソリューションを提供しています。
日立製作所執行役会長兼CEOの中西宏明は「世界のHVAC市場は成長を続け、先端技術を活用した高効率な空調システムに対するニーズはますます高まっています。空調システムはビル・ソリューションの重要な構成要素であり、本合弁会社の設立は、日立とジョンソンコントロールズがお客様の課題を解決するソリューションの提供に貢献すると確信しています。また、本パートナーシップにより、空調システムのみならずビルやビル街区全体のビル・ソリューションの提供を推進してまいります。」と述べています。
日立製作所の100%子会社である日立アプライアンスは、家庭用ルームエアコンから、VRF、業務用、産業用空調システムまで高品質、高効率、高信頼の空調ソリューションをグローバルに提供してきました。日立アプライアンスは、今後も日本国内において、日立ブランドのHVAC製品を提供していきます。
*1: Heating, Ventilation, Air Conditioningの略称であり、暖房・換気・空調をさす。
*2: Variable Refrigerant Flowの略称であり、ビル用マルチエアコンをさす。
米国ジョンソンコントロールズ インクについて
ジョンソンコントロールズは、世界150カ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する、業界トップクラスのグローバル企業です。17万人の従業員が、ビルのエネルギー効率や運用効率を最適化する質の高い製品、サービス、ソリューションをはじめ、自動車用鉛酸バッテリーおよびハイブリッド車・電気自動車用先進バッテリー、自動車用内装システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。成長戦略とマーケットシェアの拡大によって、ジョンソンコントロールズは、株主への価値の提供と、顧客の成功の支援に取り組んでいます。また、2014年にコーポレート・レスポンシビリティ誌(Corporate Responsibility Magazine)の「企業市民100社」で、当社は第12位に選定されました。詳細は http://www.johnsoncontrols.co.jpをご覧ください。
■報道関係お問い合わせ先
米国ジョンソンコントロールズ インク [担当:Fraser Engerman]
電話:+1-414-524-2733(直通)
ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズ 広報室 [担当:平野]
電話:03-5738-6034(直通)
株式会社日立製作所 ブランド・コミュニケーション本部 広報・IR部 [担当:丸尾・土肥]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話:03-5208-9325(直通)
日立アプライアンス株式会社 総務本部 広報・渉外部 [担当:梅本・内山]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号 日立愛宕別館
電話:03-3506-1476(直通)
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