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東南アジアでの「Melody i(周産期遠隔医療プラットフォーム)」クラウドサーバ運用開始。

PR TIMES / 2021年4月26日 8時15分

Microsoft Azureを活用して、東南アジアに向けた妊産婦への遠隔医療プラットフォームサービスを本格化

IoT胎児モニターを開発し国内外で展開しているメロディ・インターナショナル株式会社(香川県高松市:代表取締役 尾形優子)は、東南アジアリージョンのクラウドサーバを開設し、第1弾としてタイ・チェンマイの周産期サーバをクラウドに移行して運用を開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/38603/20/resize/d38603-20-540279-1.jpg ]


【東南アジアでの「Melody i」サービスの提供を開始】
既にタイ、カンボジアやミャンマーなどで、導入されている分の分娩監視装置iCTGは、日本のMicrosoft Azureサーバや、チェンマイ大学のオンプレミス周産期サーバで運用されていました。そしてこの度、よりシームレスでフレキシブルなサービスを提供するため、東南アジア・リージョンのMicrosoft Azureサーバの運用を開始しました。
チェンマイ大学に設置されたオンプレミスサーバは、オンラインでのサポートに限界があることと、タイの民間病院や周辺国の医療データ等を保存出来ないため、日本のサーバを利用する場合が多くありました。しかし、医療データは、国によって運用基準が設けられている場合もあり、日本国内のサーバを使ったサービスの提供が難しい場合もあります。そこで、その様な課題をクリアするために、東南アジアリージョンのサーバにて「周産期遠隔医療プラットフォーム Melody i」サービスを開始しました。今回のクラウドサーバ運用開始で、2021年1月のタイFDAライセンス取得とあわせて、今後タイを中心として周辺国の医療機関への導入を加速いたします。


第一弾として、これまでチェンマイ大学のオンプレミス周産期サーバで運用されていた妊婦さんと胎児の医療データを、クラウド運用に移行した。これにより、地域での導入コスト、維持費を抑えると共に、よりきめ細かいサービスやメンテナンスが可能となります。チェンマイ地区では、25ある公立病院の全てに分娩監視装置iCTGが導入され、産婦人科医が常駐しない16の医療機関から、産婦人科医のいる病院とデータを共有することで、1次医療機関から3次医療機関をつなぐネットワークを構築しています。データの共有には、メールとSNS(LINE)と連携した、チェンマイ独自のシステムで、世界で最も進んだICTリファラルネットワークとなっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/38603/20/resize/d38603-20-278261-0.png ]



【更なる国内・海外での普及】
現在「分娩監視装置iCTG」と「周産期遠隔医療プラットフォームMelody i」は、国内で約70の医療機関、海外では7ヶ国で約90の医療機関に導入されています。現在利用しているMicrosoft Azureのクラウドサーバは、医療機関の情報システムにおいてクラウドサービスを利用するために満たすべきセキュリティ要件を示した厚生労働省、総務省、経済産業省の3省庁ガイドラインをクリアしており、国内で培った医療データの運用ノウハウは海外でも活用されます。
今回の、東南アジアリージョンのクラウドサービス開始を呼び水に、更なる海外での導入を進めていきます。また、今後は中東のドバイなど、複数のリージョンにてクラウドサーバの運用を開始していく予定です。
「世界中のお母さんに安心・安全な出産を」
この目的の実現するため、今後とも新しい取り組みを続けて参ります。

【メロディ・インターナショナル株式会社のサービスについて】
▶IoT型胎児モニター「分娩監視装置iCTG」
[画像3: https://prtimes.jp/i/38603/20/resize/d38603-20-577394-3.jpg ]


国内初のIoT型胎児モニター「分娩監視装置iCTG」は、胎児の心拍数と妊婦さんのお腹の張りを、病院や自宅などで測ることが出来るデバイスです。妊婦さんのお腹にセンサーをあて計測すると、Bluetooth接続でスマートフォンやタブレット のアプリケーション内に結果が表示され、医師が診断に活用することが出来ます。
2018年5月にクラス2医療機器の認証を取得した医科向けの医療機器で、医師により診断に使用することが可能です。防滴性能を有しており、ケーブルレスなので、清浄や消毒が容易な医療機器です。また、医療従事者が直接接触しなくともその指導の下で、妊婦が自分自身で装着して、計測データはリモートで確認可能です。

▶周産期遠隔医療プラットフォーム「Melody i」
[画像4: https://prtimes.jp/i/38603/20/resize/d38603-20-143816-2.png ]


「Melody i」は、妊婦さんが計測した結果を医師に送信でき、遠隔で医師から受診推奨などアドバイスを得ることができるコミュニケーションプラットフォームです。妊婦さんと医師との連携(DtoP)だけでなく、医療機関から医療機関(DtoD)のデータ連携も行うことも可能となっています。
これらの「分娩監視装置iCTG」&「Melodyi」の活用により、遠隔で胎児の健康状態をモニター出来て、分娩のタイミングなどを予測することが可能となり、国内外の妊婦さんがより安心・安全に出産できる環境を提供できます。

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