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連覇か、初の栄冠か 渡辺明JT杯覇者 対 広瀬章人竜王 11月17日(日)幕張メッセ

PR TIMES / 2019年11月14日 13時0分

「将棋日本シリーズ 第40回JTプロ公式戦」もいよいよ大詰め。決勝の東京大会は、渡辺JT杯覇者 対 広瀬竜王戦。渡辺JT杯覇者は2年連続4回目、広瀬竜王は初の決勝進出である。

<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください>
https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/index.html




[画像1: https://prtimes.jp/i/44150/20/resize/d44150-20-131238-0.jpg ]

渡辺明JT杯覇者
1984年4月生まれ。東京都葛飾区出身。
1994年小4で小学生名人。同年奨励会入会。同期には阿久津主税八段、橋本崇載八段らがいる。2000年四段。加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治九段に次いで史上4人目の中学生棋士。タイトル獲得は竜王11期など通算23期。他に優勝10回。
「JTプロ公式戦」は10年連続14回目の出場。優勝2回、準優勝1回。今回は二回戦で羽生善治九段、準決勝で三浦弘行九段を降しての決勝進出。自身初の連覇を狙う。


[画像2: https://prtimes.jp/i/44150/20/resize/d44150-20-618853-1.jpg ]

広瀬章人竜王
1987年1月生まれ。北海道札幌市出身。
1998年小6のとき奨励会入会。同期には佐藤天彦九段、糸谷哲郎八段らがいる。
2005年四段、2014年八段。タイトル獲得は2期、他に優勝1回。
「JTプロ公式戦」は2016年第37回以来3年ぶり5回目の出場。今回は二回戦で久保利明九段、準決勝で深浦康市九段を破って初の決勝進出を果たした。この勢いに乗って初優勝を狙いたいところだ。

■「JTプロ公式戦」東京大会の見どころ
渡辺JT杯覇者は居飛車党。研究の裏付けを元に、合理的な指し方を追求するタイプ。局面の的確な判断や細かい手をつないでいく巧さには定評がある。以前の自玉を固める将棋から、玉の薄い戦法にも対応したことが最近の好調さにつながっている。
広瀬竜王は初タイトル獲得時には四間飛車穴熊を得意とし「穴熊王子」とまで称されたが、その後居飛車党に転向して現在に至る。詰将棋を得意とし、その寄せの感覚には独特のものがある。
両者の対戦成績は、過去23戦して渡辺JT杯覇者の12勝11敗とほぼ互角。最近10戦でも両者5勝5敗と全くのイーブンとなっている。その10戦を見ると、最も多いのは角換わり腰掛け銀で3局、ついで相掛かりが2局、角換わり相早繰り銀が1局。残りの4局は、後手が角換わりや矢倉の注文を避けて変則相居飛車となった将棋。つまり10局全部が相居飛車での戦いだが、お互い相手の注文にはやすやすと応じず、序盤から手探りになる展開も珍しくない。しかし「JTプロ公式戦」での初対戦ということを加味すると、この早指しの舞台では手将棋の展開にはお互いしにくい。やはり通常の角換わり腰掛け銀あるいは相掛かりになる公算が高いのではないか。いずれの戦型になっても、序盤からお互い主導権を握りにくる、せめぎ合いになることは必定。渡辺JT杯覇者は先攻からの逃げ切りを目指し、終盤が得意の広瀬竜王はまくりを狙う展開が予想される。三冠を持つJT杯覇者と、将棋界席次一位の竜王による激突は、今後の将棋界を占う意味でも大きな一戦。将棋ファンはこの栄冠の行方を見逃してはならない。

■ここまでのシリーズを振り返って
「世代交代」といわれる棋界だが、一回戦では「こども大会」経験者の若手棋士が全員敗退しベテラン棋士の健在ぶりが目立つ展開となった。二回戦では、タイトルホルダー3名(渡辺JT杯覇者、広瀬竜王、豊島名人)と佐藤九段といったシード棋士が登場し、一回戦を勝ち上がった羽生九段、深浦九段、三浦九段、久保九段と対戦。二回戦第一局では広瀬竜王が地元札幌に凱旋し久保九段に勝利、二回戦第二局では深浦九段が佐藤九段の新手をかわして勝利、二回戦第三局では渡辺JT杯覇者が羽生九段の入玉を阻止して勝利、二回戦第四局では三浦九段が趣向を凝らしたひねり飛車で豊島名人に勝利した。準決勝第一局は攻め合いとなり広瀬竜王が深浦九段に勝利し初の決勝進出を決め、準決勝第二局では渡辺JT杯覇者が69手で三浦九段を破り決勝進出を決めている。

【開催趣旨】
「将棋日本シリーズ」は、今年で40回目を迎える歴史と伝統の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、19回目を数え国内最大規模に発展した“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化および青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから全国11地区にて実施いたします。

【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」東京大会
場   所:  幕張メッセ 国際展示場1~3ホール(住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
日  程:  2019年11月17日(日)
時   間: 「テーブルマークこども大会」 10:00開会式(8:50受付開始)
       「JTプロ公式戦」       16:30開演予定(14:35開場予定)

◆対局棋士◆ 渡辺 明 JT杯覇者 対 広瀬 章人 竜王
       解説:中村 太地 七段 聞き手:谷口 由紀 女流二段 読み上げ:相川 春香 女流初段

主   催: 公益社団法人 日本将棋連盟
後   援: 文部科学省、千葉県、千葉県教育委員会、千葉市、千葉市教育委員会
協   力: Z会、AbemaTV

協   賛: JT、テーブルマーク 

【トーナメント表】
[画像3: https://prtimes.jp/i/44150/20/resize/d44150-20-194578-2.png ]


※タイトル・段位は2019年11月14日現在のものです(シリーズ途中に他棋戦の結果等により変更になる場合がありますのでご留意ください)※渡辺JT杯覇者は棋王・王将・棋聖のタイトル保持者です          

【お問い合わせ先】
「将棋日本シリーズ」総合事務局  担当 野中
〒104-6038  東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX棟  (株)I&S BBDO内
TEL 03-5166-0290 FAX 03-5166-0296  E-mail info@jt-shogi.jp
※「調査データ」や「棋士の写真」の提供等もいたします

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