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「シンガポールビエンナーレ2013」 (2013年10月26日~2014年2月16日)にて新作「秩序がなくともピースは成り立つ 」を発表。

PR TIMES / 2013年10月17日 10時30分

シンガポールにて、東南アジア、アジアに特化した国際美術展覧会「シンガポールビエンナーレ2013」(隔年毎)が開催。チームラボはシンガポール美術館にて新作デジタルアート作品「秩序がなくともピースは成り立つ」を発表。期間は、2013年10月26日(土)~2014年2月16日(日)まで。



[画像1: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-946317-0.jpg ]

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=7z0_X9IEjrU ]



シンガポールにて、東南アジア、アジアに特化した国際美術展覧会「シンガポールビエンナーレ2013」(隔年毎)が開催。チームラボはシンガポール美術館にて新作デジタルアート作品「秩序がなくともピースは成り立つ」を発表。期間は、2013年10月26日(土)~2014年2月16日(日)まで。
http://www.team-lab.net/latest/exhibitionlist/singaporebiennale2013.html


▼出品作品
≪秩序がなくともピースは成り立つ≫
http://www.team-lab.net/all/pickup/peace_sg.html
チームラボ, 2013, インタラクティブデジタルインスタレーション, ∞, 音楽: 高橋英明, 声: 福岡ユタカ, 田中悠美子
[画像2: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-714840-3.jpg ]

無数のホログラムによるインタラクティブデジタルインスタレーション。ホログラムによって映し出された人々は、おのおの自立している。そして、楽器を奏でたり踊ったりしている。おのおのは、近くの人々が奏でる音の影響を受けたりする。全体に影響を与える者や、全体を把握している者、つまり、指揮者的なものは存在しないし、中心や基準というような概念はない。けれども、互いに引きこみ現象が起こり、しばらくすると音楽に調和が生まれる。


[画像3: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-299182-1.jpg ]

作品中の人々は、鑑賞者が近づくと、鑑賞者に気付き奏でることを止めて、鑑賞者にリアクションをする。そして、近くの人々にそれを教える。しばらくすると、また、適当に楽器を奏で始める。適当に始めるために、その周辺の音楽の調和は壊れる。鑑賞者がいなかったり、鑑賞者がじっと静かにしていたりすると、また引きこみ現象が起こりはじめ、調和が生まれていく。


[画像4: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-568516-5.jpg ]

日本には「阿波踊り」という、いつからあるか定かではないくらい昔からある、非常にプリミティブな踊り祭りがある。その祭りでは、各自がおのおの踊る集団を作り、集団で楽器を奏でて街中で勝手に踊り歩く。各集団は好きなように奏でながら、好きなように踊り歩くのだが、なぜか、街全体で音楽に調和が生まれている。それは、踊り歩く中で、たまたま出会った集団の音楽のテンポに、互いの集団が無自覚にだんだん合わせていくということで成り立っている。そこには、ルールがあるわけではなく、ただ体が気持いいからという理由で無自覚に行われているのだ。そして、人々は、解放されそこに一切の秩序がないように感じるにも関わらず、非常にピースな体験をする。そんな体験から、昔の人々は、もしかしたら、今とは違った方法で、ピースを成り立たせていたのではないかと思うのだ。


[画像5: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-690395-2.jpg ]

現代、インターネットによって、人々は好きな人々と勝手につながっていくことが加速され、結果的に、世界中が互いにつながっていっている。人々にとって、互いにつながっている者同士の影響がもっとも大きくなってきている。そんな新しい時代で感じていることが、プリミティブな踊り祭りでの体験とリンクし、新しい時代は、今とは違った方法論でピースを成り立たせられるかもしれない。そんなふうにまで思ったのだ。


[画像6: https://prtimes.jp/i/7339/21/resize/d7339-21-289212-4.jpg ]

作品に出てくる登場人物は、鑑賞者自身が作品世界に入り込み登場人物になりきってもらうために、具体的な誰かではなく、誰でもない誰かを表現している。そして、その体験によって、まるで未来において誰しもが、今とは違った方法論によってピースを成り立たせられる世界へといけるのではないか、と感じてもらえればと思う。


[概略]
展覧会名:シンガポールビエンナーレ2013
開催期間:10月26日(土)~2014年2月16日(日)
場所:Bras Basah、シンガポール市内の美術館と周辺地域 
※チームラボの作品は、シンガポールアートミュージアムにて展示
http://goo.gl/maps/FioiN
開館時間:10:00~19:00(最終入館は18:15)
料金:
一般人・・・10ドル
学生・・・5ドル
高齢者(60歳以上)・・・5ドル
団体(20以上)・・・入場料の20%オフ
■シンガポールビエンナーレとは
東南アジア、アジアに特化したシンガポール政府が設立したシンガポールビエンナーレ。アート業界のエキスパートを、アジア各地からキュレーターとして招聘して、シンガポールにて開催。アジアのアーティスト/作品を世界に知らしめることを目的とし、アジアで最大の認知度と規模を誇る。
http://www.singaporebiennale.org/

■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
<主な実績>
「百年海図巻」と「チームラボハンガー」が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出(2011)。カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催(2011)。フランス「LAVAL VIRTUAL」にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を展示し、「建築・芸術・文化賞」賞を受賞(2012)。台湾美術館にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。シンガポールで行われた国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」にて「Nirvana」を発表(2013)。香港の国際アートフェア「アートバーゼル香港」にて、新作『世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う』を発表(2013)。大阪の「堂島リバービエンナーレ 2013 “Little Water”にて」新作『憑依する滝』を発表(2013)。韓国「2013 ダ・ヴィンチアイディア<ブルーアワー:機能と美学の境界>」にて新作『世界は、均質化されつつ、変容し続ける』を発表(2013)。鹿児島「かごしまアートフェスタ2013」にて新作『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点』を発表(2013)。タッチパネル式の次世代受付システム「FaceTouch」と成田国際空港に常設展示中の「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が デジタルサイネージアワード2013を受賞。「teamLabBody」が Unity Awards 2013のBest VizSim Projectを受賞。
なお、今後の予定として、東京・恵比寿『Love Letter Project2013』(恵比寿ガーデンプレイス 1F ガーデンルーム)にて、来場者参加型の新作デジタルアート「まだ かみさまが いたるところに いたころの ものがたり」を発表(10月19日~20日)。シンガポール『シンガポールビエンナーレ2013』(シンガポールアートミュージアム)にて、新作のデジタルアート「秩序がなくともピースは成り立つ」を発表(10月26日~2014年2月16日)。沖縄『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』(リウボウ)にて、子供向けの体験型知育空間を発表(11月12日~25日)。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/森)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2356

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