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【塩尻MaaS】長野県内で初めて、EVバス型自動運転車両が11月24日~28日に塩尻市の一般公道を走行します~一般向けの試乗会も開催~

PR TIMES / 2021年11月15日 11時45分

塩尻市及び一般財団法人塩尻市振興公社は、複数の民間企業と連携し、11月24日(水)~28日(日)に、塩尻市内の一般公道においてEVバス型自動運転車両を用いた社会実験を実施します。



今回の実証実験では、長野県内で初となる「市街地の一般公道における高精度3次元地図を用いたEVバス型自動運転車両の走行実証」を通じて、昨年度に引き続き、自動運転技術の向上に資するデータの取得と自動運転車両に対する社会受容性の向上を図るとともに、グリーンスローモビリティに関する受容性の検証を行うことを目的としています。


実験の概要

(1)期間 令和3年11月24日(水)から11月28日(日)まで
(2)時間 9時から16時まで(24日午前は報道機関向けセレモニー)
(3)関連企業 アイサンテクノロジー(株)、(株)ティアフォー、損害保険ジャパン(株) 等
(4)運行情報
   ・乗車時間:約30分
   ・走行距離:約3.8km
   ・試乗定員:7人
   ・走行経路:「広丘駅」と「無印良品ツルヤ塩尻広丘店」を結ぶ区間(下図参照)
   ※試乗は往路又は復路のどちらか一方のみですが、もう一方の移動は別車両にて送迎を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72283/21/resize/d72283-21-9ccab12109eeed73e716-1.png ]

(5)時刻表(1日6便)
■広丘駅⇒無印良品(往路)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/72283/table/21_1_da6f2de13bca649cd6afadf781855d79.jpg ]



■無印良品⇒広丘駅(復路)

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/72283/table/21_2_984f6f56a993ee51410b875e1d26c50f.jpg ]



(6)試乗の申し込み方法
事前予約制です。塩尻市公式HP(https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/10/16207.html)または、塩尻MaaS HP(https://maas.shiojiri.com/)から予約が可能です。詳細は塩尻市公式HPの記載をご覧ください。


実験車両


[画像2: https://prtimes.jp/i/72283/21/resize/d72283-21-ce3c5c9efed70a925b48-0.png ]

株式会社ティアフォーが所有する車両(ベース:(株)タジマモーターコーポレーション-GSM8)を使用します。

車両制御には自動運転ソフトウェアである「Autoware」※を使用し、自己位置推定や障害物認識等は、測量データを基に事前に作製した高精度3次元地図をベースとして、LiDARやカメラ等の機器を使用して行います。

また、本実験車両はEVであり、国土交通省が推進する「グリーンスローモビリティ」の実証実験も兼ねて行うこととしています。

※AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標です。
■参考:グリーンスローモビリティ(国土交通省HP)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_fr_000139.html

<実験に使用する高精度3次元地図を地域のテレワーカーが製作>

[画像3: https://prtimes.jp/i/72283/21/resize/d72283-21-bb0fa663739700988886-3.png ]

自動運転車両の制御に使用する高精度3次元地図は、塩尻市と一般財団法人塩尻市振興公社が実施する公設クラウドソーシング事業「KADO」によって、子育て中の女性等、地域の時短就労を希望する方々(テレワーカー)が製作に携わったものを使用します。



実証実験の背景

塩尻市は、人口減少・少子高齢化が進む中、市街地だけではなく、農村地域の暮らしも維持し、「まちなかの便利な生活」と「農山村地域のゆとりのある生活」を両立する「コンパクト・プラス・ネットワーク」の都市構造を目指しています。今後の高齢化社会において、高齢者を中心とした交通弱者の生活を守るためには、将来にわたって持続可能な地域交通を構築することが必要不可欠であり、さらに、高齢運転者による事故防止の観点からも利用促進が重要と捉えています。
しかし、現状の大型バスによる定時定路線のコミュニティバス運行では、大型二種免許保有運転手の高齢化による担い手不足や、高齢者等利用者の移動ニーズ(便数、速達性等)との乖離による利便性の低下が課題となっています。


塩尻MaaSプロジェクトの将来構想



[画像4: https://prtimes.jp/i/72283/21/resize/d72283-21-a8e68db97b24a305be8b-4.png ]

塩尻市におけるコミュニティバス運行を全面的に再構築し、「1.市街地と農山村地域を結節する持続性の高い基幹交通として自動運転バスを運行」「2.市街地内・農山村地域内における利便性の高いオンデマンドバス等を運行」を目指し、双方をシームレスに接続したサービスを「塩尻MaaS」として官民連携体制で運営することを目指します。

具体的には、バス運転手の担い手不足と利便性の低下という課題を同時に解決するため、オンデマンドの運行形態が適していると認められる地域・路線について、2022年度から現行のコミュニティバスをダウンサイジングされたオンデマンドバスに順次転換することを目指すとともに、市域内移動の要となる市街地・農山村間の基幹路線において、将来的な技術的進展を前提に、自動運転車両の導入を検討します。

また、これらの取組みを契機として、先進的な技術を有する企業の集積やそれに伴う新たな技術・サービスの創造を目指すとともに、全国に横展開可能な官民連携のサービスモデルを構築することで日本全国の中山間地域における交通課題の解決に寄与することを目指します。

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