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寺田倉庫と山梨大学、ワイン長期熟成に適した温度環境について共同研究を発表

PR TIMES / 2015年11月20日 12時43分

長期熟成により最大限の味わいを惹きだす環境作り

寺田倉庫と山梨大学ワイン科学研究センターはワインの熟成と温度帯に着目した共同研究を実施。ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのは14℃の温度環境であることを明らかにし、これを2015年11月7日の日本ブドウ・ワイン学会 2015年度上越大会にて発表しました。

当社と山梨大学ワイン科学研究センターは、2014年4月より、ワイン長期熟成に最適な保管・保存環境を追求すべく、ワイン熟成に有用な温度帯を検証するため共同研究を行い、成分分析とあわせソムリエによる味覚・嗅覚・視覚の官能検査を記録しています。寺田倉庫は、今後もさらなるワイン保管技術の向上を目指し、山梨大学ワイン科学研究センターと共同研究を継続して参ります。

研究概要については、以下をご参照ください。
■研究概要
期間:2014年4月1日~
内容:ワイン熟成に有用な温度帯を検証するため、赤ワイン、白ワインの各3銘柄をそれぞれ4つの条件別に4℃、14℃、35℃、常温で12ヶ月間保管し、年3回定点分析を実施。一般成分、色調、有機酸、香気成分の分析および味認識装置、ソムリエの官能検査による評価を行いました。
結果:ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのはテラダワインセラーに保管していた14℃の温度環境であることが明らかになりました。

■山梨大学ワイン科学研究センター(http://www.wine.yamanashi.ac.jp/index.html
果実酒を専門に研究する日本唯一の研究機関として1947年に設立以降、日本のワイン産業の発展とともに、幅広い方面からワインやブドウの研究を行っています。今日では世界的視野に立ち、先端的な細胞工学や遺伝子工学技術を駆使した基盤研究から最新のブドウ栽培並びにワイン醸造の実用研究までを包括する研究センターになっています。

■柳田 藤寿(山梨大学ワイン科学研究センター教授)
学位:農学博士(東京農業大学)
所属:大学院医学工学総合研究部 生命環境学域 生命環境学系(地域食物科学・ワイン科学研究センター)
生命環境学部 地域食物科学科
医学工学総合教育部 生命工学専攻
医学工学総合教育部 環境社会創生工学専攻
2000年、世界で初めて海水から発見した海洋酵母を使ったワイン醸造を世に送り出して以来、 企業とのタイアップで次々とヒット商品を世に送り出しています。近年では、ワインコンクールの審査員長や、「ワイン」「食」などをテーマとした著作の出版など、学内外で精力的な活動を行っています。

■寺田倉庫のワインセラーについて
1950年創業の寺田倉庫は、「物を預かる」という従来の倉庫業の枠組みを超え、保管するものの本質を学び、極めて最適な条件で「保管・保存する」事業を展開、スペースを活用するノウハウを駆使し、積極的な設備投資を行っています。とりわけ1970年代より開始したワインセラー事業は保管環境の世界標準とされる温度14℃±1℃、湿度70%±10%を目安とした温湿度設定において業界内で高い評価を得ており、首都圏4拠点(品川・世田谷代田・二子玉川・都筑新石川)で展開するセラーは、醸造所の地下セラー並みの空間をご用意しています。この他、オンラインで1本からお預かりするCLOUD WINE CELLAR(https://cloud-winecellar.terrada.co.jp/)もご用意しています。寺田倉庫は、今日までに約5千人の顧客、約4万2千本のワインを最適な環境下でお預かりし、2016年1月には国内最大級の個人向けレンタルワインセラーを拡充する予定です。

社 名:寺田倉庫(Warehouse TERRADA)
事業内容:保管保存業、不動産業
代 表 者:社長執行役員中野 善壽
所 在 地:〒140-0002東京都品川区東品川2-6-10
設 立:1950年10月
U R L : http://www.terrada.co.jp/ja/

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