6/22(金)アフガニスタン現地からの緊急報告「停戦の間に何が起こったのか?!-タリバンと政府の対話を実現、停戦延長を求める市民たち-」を国際協力NGOが開催
PR TIMES / 2018年6月20日 12時1分
最近世界のメディアでも注目を集めた3日間のアフガニスタン政府・タリバン間の停戦実現の際の平和を求める動きをお伝えする緊急報告会を国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が開催
政府・タリバン間で初めての停戦がわずか3日間ですが結ばれ、政府・市民・タリバンがともに停戦を喜びあい、平和を求めるうねりがうまれました。平和の実現を求めて市民の立場からタリバンと共同で政府に停戦延長を呼びかけたアフガニスタン人NGOスタッフが、現地から最新情勢をお伝えします。(※逐次通訳あり)
【報告会概要】
日時:6月22日(金)15:30~17:30
会場:日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所(台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F)
・アクセス:JR秋葉原駅・御徒町駅より徒歩7分、銀座線末広町より徒歩5分
http://www.ngo-jvc.net/jp/aboutjvc/address.html
・参加費:無料
・お申込み:https://ngo-jvc.info/180622
※JVC Facebookページにて生配信を行います。https://www.facebook.com/NGOJVC/
、
[画像1: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-567054-0.jpg ]
40年近く紛争状態が続くアフガニスタンで、政府の停戦呼びかけにタリバン側が応じ、ラマダン後の祝祭に合わせた6月15~17日の3日間、2001年の外国軍の軍事介入後初の停戦が実現しました。
停戦期間中はタリバン・政府双方の兵士がお互いに抱き合って喜ぶという信じがたい光景が至るところで見られました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-319228-1.jpg ]
JVCアフガニスタン事業の現地スタッフの一人は、個人的な活動として、自身の出身村で、政府とタリバン関係者の対話の実現に関わり、政府の県知事に停戦延長の申し入れをするなどの試みを行いました。アフガニスタンが平和に向けて一歩前進したかたのように見えたのですが、しかし、この申し入れの後、さらなる自爆攻撃が起こり、ISを名乗る勢力が犯行声明を出しており、まだ明るい見通しは立っていません。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-944176-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-441206-3.jpg ]
しかし、タリバン所属者も停戦延長を望むなどアフガニスタン現地の多くの人々は平和を希求しています。さらなる平和の後押しのために、今後できることはなにか?現地情勢はどうなるのか?停戦延長の働きかけを主導した現地スタッフとの中継も交えてお伝えします。普段なかなか届けられない現地の声にぜひ触れて下さい。
【報告会概要】
日時:6月22日(金)15:30~17:30
会場:日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所(台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F)
・アクセス:JR秋葉原駅・御徒町駅より徒歩7分、銀座線末広町より徒歩5分
http://www.ngo-jvc.net/jp/aboutjvc/address.html
・参加費:無料
・お申込み:https://ngo-jvc.info/180622
[画像5: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-585217-4.jpg ]
【報告者プロフィール】
サビルラ・メムラワル(JVCアフガニスタン事業 副代表)
1976年生まれ、ナンガルハル県のメムラ村出身。娘1人息子3人がおり、親族30人を超える大家族で住んでいる。80年代のアフガニスタンでの内戦中、難民となってパキスタンに移住。パキスタンのNGOや会社等で労務管理の職を経て、2004年にアフガニスタンに帰還しJVCに参加。2016年より副代表に。
また、JVCも加盟団体となっているアフガニスタンの全国NGOのネットワークである”ACBAR”(加盟団体数136)の運営委員も務めている。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-541004-5.jpg ]
小野山 亮(JVCアフガニスタン事業 代表)
1969年生まれ、福岡県出身。スリランカ駐在での内戦や津波からの復興支援、インドやフィリピンなどでの生活支援、提言活動などに従事してきました。世界中にある数々の紛争、争い。何とか解決できないのでしょうか。
政府でも国際機関でも、組織や団体でも、そして一人の市民でも、それぞれにできることが あるハズ・・ですよね。そんな気持ちから、これまで主に、平和、民族などの分野に関わり、市民としての立ち位置で現場に寄り添うような活動を行なうNGOの世界に身を置いてきました。2012年7月よりJVCに参加、現職。
[画像7: https://prtimes.jp/i/30680/22/resize/d30680-22-965232-6.jpg ]
加藤真希(JVCアフガニスタン事業担当)
和歌山県出身。高校生の時にラテンアメリカの情熱的な雰囲気に漠然とした憧れを抱き、同時に格差や貧困の状況に関心を持つ。大学生だった2008年度に調査研究・政策提言インターンとしてJVCに関わったのをきっかけに、"国際協力"と"NGO"の世界に足を踏み入れる。大学卒業後はメキシコに渡り、先住民族地域でフィールドワークを行いながら地域開発学を学ぶ。その後、メキシコの現地NPOで活動する中で、子どもたちが成長するにつれ夢を持つことが制限されていく社会構造をどうしたら改善できるのか悩む。帰国後の2012年度から現職となり、イスラムの世界やアフガニスタン情勢を勉強中。
【認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)とは】
1980年に日本人によりタイで設立されたNGO。現在はアジア・アフリカ・中東の世界11の国・地域で地域開発や人道支援など多岐にわたる支援を実施しています。「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。
http://www.ngo-jvc.net/
【JVCアフガニスタン事業について】
JVCは2001年からアフガニスタンで活動を開始し、これまでに保健分野での支援や提言活動などを行ってきました。2017年度から新たに平和構築の活動として家庭や地域で行う「非暴力の学び合い」を新たに開始しました。40年近く続く紛争により暴力や武器が身近に蔓延しているアフガニスタン社会において、まずは暴力の負の連鎖を断ち切り対話による問題解決を学ぶワークショップなどを実施しています。
また、識字率38%程度と多くの人々が社会参加の機会も奪われていることから、2018年度からは地域教育(識字)の活動を始めました。さらに、現地の人々の声を政府および関係機関などへ届ける提言活動にも取り組んでいます。
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/afghanistan/
【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
広報担当 仁茂田(にもだ)
TEL:03-3834-2388 E-mail:nimoda@ngo-jvc.net
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