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無宗教葬が増えているのは仏教離れが原因!?コロナ禍における火葬式の増加と無宗教葬の因果関係

PR TIMES / 2021年11月25日 11時15分



葬儀・終活の総合情報サイト『終活メディア』を展開する、むすびす株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:中川貴之、https://sougi.guide/、以下「むすびす」)は、同社が首都圏1都3県で施行した特定の宗教宗派によらない葬儀、いわゆる「無宗教葬」が占める割合の推移を公開しました。

無宗教葬とは、仏教やキリスト教といった特定の宗教宗派の儀礼によらない葬儀のスタイルで、「自由葬」とも呼ばれます。無宗教葬は神仏を信じていない無神論の人だけでなく、社葬や市民葬など特定の宗教色を出したくない葬儀でも選ばれます。

無宗教葬は決まった儀礼や慣習に縛られないので、故人の遺志やご遺族の考えによって自由に葬儀のスタイルを決めることができます。その反面、まだ一般的には馴染みが薄いので、「仏教のお葬式が当たり前」という地域の方が参列した場合、無宗教葬というスタイルに戸惑いを与えてしまったり、親族間で合意を得にくいこともあります。
また、特定のスタイルがないので、葬儀社へ依頼をするときに式の内容や進行をすべて指定する必要があります。無宗教葬の実績が少ない葬儀社を選んでしまうと、ご遺族も参列者もお別れの時間をどのように過ごしていいのかわからない葬儀になってしまうことがあります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10223/23/resize/d10223-23-565bd435b10971358026-0.png ]

首都圏における無宗教葬の割合は、2000年頃までは葬儀全体の5%程度であったものが、2010年以降には葬儀全体の15%を超えるまでに増え始めました。
それが中国武漢で新型コロナウイルスのパンデミックが発生した2019年に25.4%、日本政府が第1回目の緊急事態宣言を発令した2020年には29.2%、2021年11月までの数値では33.6%と、この3年間で無宗教葬が急増しています。
一部のマスコミや有識者からは、無宗教葬が増えている背景に「仏教離れが進んでいる」という見解も聞かれますが、直接の要因としては「火葬式」が増えたことがあげられるでしょう。


[画像2: https://prtimes.jp/i/10223/23/resize/d10223-23-a9da440d9d1b9bf8306f-3.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/10223/23/resize/d10223-23-6cb875807cc56ac4a32b-1.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/10223/23/resize/d10223-23-65191c628b5d12d5c18a-2.png ]

その根拠となるのは、首都圏で葬儀の主流になっている「家族葬」(家族や親族、故人と親しかった友人など少人数の人たちだけでお別れする葬儀)や、従来からある葬儀スタイルの「一般葬」(家族や親族、故人の仕事関係、ご近所の方など幅広い人たちが参列する葬儀)は、宗教宗派によらない葬儀は5%程度しかなく、この割合は20年間ほぼ変わっていません。

一方、コロナ禍で急速に需要の高まった「火葬式」を無宗教で行うご遺族の割合は、平均6割超えと非常に高く、葬儀全体に占める無宗教葬の割合を押し上げる結果につながっています。

火葬式とは、通夜や葬儀・告別式を執り行わず、火葬場で短時間のお別れと火葬と収骨のみを行うものです。火葬式に近しいものとして「直葬」「荼毘式」「出棺式」という形式があり、葬儀社や地域によって若干の違いがあります。

直葬は、火葬と収骨のみの最もシンプルな葬送で、荼毘式と呼ぶ地域もあります。ご遺族や関係者による火葬時の立ち合いはできますが、お別れの時間や宗教的な儀礼はありません。直葬の代表的なものは、コロナで亡くなった方の火葬(コロナ荼毘)や、生活保護を受けている方の火葬(民生荼毘)があります。

火葬式は、ご遺族が火葬場の火葬炉前で数分間のお別れをして、火葬と収骨のみを行います。この時、棺の中に生花等を手向けるなどのお別れができますが、僧侶の読経など宗教的な儀礼はありません。

直葬も火葬式も宗教的な儀礼を行わない無宗教葬です。但し、火葬式を選ばれたご遺族の中には、火葬の直前に僧侶に読経をあげてもらいたいと依頼されることがあります。これを「炉前読経」などと呼びます。

宗教は信仰していないが、故人を見送ったという心の収め方として、あるいは故人の行方について安心を得るために依頼されるご遺族もあります。また、経済的な事情から火葬式を選ばざるを得なかったけれど、ごく短い時間でも読経をあげて故人を供養したいというご遺族もあります。

こうしたご遺族のために、出棺式を行っている葬儀社もあります。出棺式は式場や集会所などお別れの場を設けて30~60分ほど、火葬式よりも長く、落ち着いてお別れの時間を過ごすことができます。さらに、僧侶へ読経を依頼することもできます。お別れの時間を過ごしたあとは、火葬場に移動して火葬と収骨を行います。 菩提寺のある方の場合、宗教儀礼をともなわない火葬式は葬儀として認められず、代々のお墓に納骨できないケースもあります。こうした場合、菩提寺に出棺式の読経をお願いするケースもあります。

【調査概要】
調査方法:実績調査
調査期間:2013年1月1日 ~ 2021年11月15日
調査対象:むすびす株式会社で葬儀をした19702件

火葬の前に故人様を囲んでお別れプラン


[画像5: https://prtimes.jp/i/10223/23/resize/d10223-23-537bc5dd4678c1af0e1f-4.jpg ]

お葬式のむすびすの「出棺式」は、自宅・集会所もしくは式場で1時間程度のお別れの時間を過ごすことができるお葬式です。

参列者を限定することで費用を抑えつつ、火葬式よりもゆっくり最後のお別れをすることができます。故人様が好きだった音楽を流したり、写真や映像を見たりする時間もとれるので、故人様を偲ぶことができます。

式場を使用する場合は、火葬式の費用に式場の使用料(1日分)が追加になりますが、式場によっては時間単位で使用料を設定しているところもあります。

出棺式について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
https://www.urban-funes.com/shukatsu-media/funeral/cremate-plan/#i-6

斎場・葬儀場などの式場を使用せず、火葬場の火葬炉の前で短時間のお別れをする「火葬式」ですが、お葬式のむすびすでは、限られた時間の中でもご家族の希望に合わせて、読経や会葬返礼品などの手配を承っています。

火葬式のプランについて紹介しています。併せてご覧ください。
https://www.urban-funes.com/plan/kaso/plan03/

むすびす株式会社について

お葬式のむすびすは、「100人いれば100通りのお葬式」で、その人らしいお別れをお手伝いしている葬儀社です。エンディングプランナーが故人の遺志や家族の想いをテーマにした、その人らしいご葬儀をプランニングしています。

自社の葬儀会館のほかにもお客様のご要望があれば、首都圏1都3県の貸し斎場でご葬儀も承ります。ご葬儀に関わるすべての費用、お料理・返礼品について契約前に詳細な見積りを提示。無料の事前相談はもちろん、葬儀後も期限なく無料アフターサポートを実施しています。

むすびすは、日本の葬儀社の中で最も早くインターネットからご葬儀の受注を行ったパイオニアです。ご葬儀の三大不安といわれる「費用」「場所」「流れ」に関する情報公開をインターネットで積極的に推進しています。

多様化するお客様のニーズへの対応、慢性的な人員不足と長時間労働の改善、葬儀会館の効率的な運営及び施設の維持・管理など、葬儀業界が抱える課題をIT化によって改革。自社開発の「葬儀社専用総合プラットフォームMUSUBYS」は、全国の葬儀社様からご導入いただいています。

本社所在地 : 〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6丁目12番16号
代表取締役社長 : 中川 貴之
設立日 : 2002年10月10日

ホームページURL :https://musubisu.jp/

掲載記事:https://sougi.guide/date/cremate-plan-date/


<本件に関するお問い合わせ>
むすびす株式会社
取締役副社長 加藤 勉

TEL : 03-3520-8455
E-mail : kato@musubisu.jp

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