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シェアメディカル デジタル聴診デバイス「ネクステート」をコアとした次世代遠隔診療システムを発表

PR TIMES / 2020年2月12日 18時25分

愛知県 豊田市等で実証実験を開始

NTTスマートコネクト社の持つハイレゾ音源相当で伝送する技術を用いて聴診音を遠隔診療に活かす「遠隔聴診」を実現。呼吸器、循環器、消化器など映像だけでは診断が難しい診療科において対面診療に近い情報量を遠隔地の医師に届ける事を可能にする。また、高精細な4K画質での映像伝送、高速低遅延な5Gネットワークの活用なども計画中。



株式会社シェアメディカル(本社:東京都千代田区、代表取締役:峯 啓真、以下、シェアメディカル)は、デジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用し遠隔診療システムに参入。映像だけでなく聴診音も加えた次世代遠隔診療システムを2月12日に発表します。
具体的には、医師が遠隔で看護師に指示を出し患者へ処置を行う「D to P with N」型と、20年度の診療報酬改定で新たに算定された「D to P with D」型のオンライン診療ツールとなります。シェアメディカルが開発したデジタル聴診デバイス「ネクステート」をコアとして、従来の遠隔診療では行えなかった遠隔地からの聴診を、ハイレゾ音源相当で伝送する事を実現します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16841/23/resize/d16841-23-242509-5.jpg ]



呼吸器、循環器、消化器など映像だけでは診断が難しい診療科において、対面診療に近い情報量を遠隔地の医師に届け、適切な診断のもと看護師に指示を出す。あるいは専門医から、かかりつけ医に所見を返すプロセスを実用化します。また、高精細な4K画質での映像伝送、高速低遅延な5Gネットワークの活用なども計画しています。

第一弾として愛知県豊田市で豊田加茂医師会等の協力を得て実施しているオンライン診療の実証実験に遠隔聴診を加えた実証実験を予定している他、医師不足を課題とする地方都市等の取り組みへの参画を協議中です。
なお、次世代遠隔診療システムの開発検討は、インターネット動画配信プラットフォームサービスを提供するエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:白波瀬 章、以下、NTTスマートコネクト)と共同で実施しております。

■次世代遠隔診療システムについて
シェアメディカル社の開発したデジタル聴診デバイス ネクステートを活用し、NTTスマートコネクトが持つ国内の堅牢な自社データセンターに配置したシステム、複数IXや大手ISPとダイレクトに接続する高速且つ大容量バックボーン、および高品質なコンテンツ配信技術を組み合わせます。これにより、セキュアな状態で対面診療に近い情報量を医師に届けることが可能となリ、精度の高い診断に役立つ事を目指しています。また、今年開始される5Gネットワークを利用し、より高音質・高画質かつ低遅延での伝送を実現。医療過疎地域や離島医療など医療アクセス困難地域と都市部の病院とを結ぶ「D to P with N」型に基づく拠点間での運用や、かかりつけ医だけでは判断が難しい場合など、どんな診療所でも専門医のサポートが受けられる「D to P with D」型を想定しています。

■豊田市内での実証実験の内容について
豊田市在宅医療・福祉連携推進計画に基づき、豊田加茂医師会等の協力を得て実施しているオンライン診療の実証に参画する、いしぐろ在宅診療所の協力を得て2月、3月で実施予定。訪問、在宅診療において有効的な活用法ならびに高齢者の罹患が多い呼吸器疾患の早期発見を目指します。
いしぐろ在宅診療所 石黒 剛 医師よりエンドースメント

[画像2: https://prtimes.jp/i/16841/23/resize/d16841-23-846402-1.png ]

現在のオンライン診療はただのテレビ電話である。だから普及しない。
そこに遠隔聴診を加えると、患者と医師は互いの有機的なつながりを感じることができるだろう。
IT技術が発達した現代でも、やはり人はリアルなつながりを求める。
これからはデジタルとアナログがうまく混じりあい、医療が効率よく生活に届けられる時代がやってくる。遠隔聴診がその幕開けとなることに期待したい。

■愛知県豊田市について
豊田市の人口は、2030年の43万人をピークに減少に転じる見込みです。高齢化については、現状では愛知県や全国と比較して、高齢化率が低い状況ですが、今後は急速に高齢化が進みます。高齢化率は2015年の20.8%から2025年には25.3%になることから、急速な高齢化への対応が求められています。
在宅療養の需要が高まる一方で、それらを支える医師や訪問看護師等の専門職を計画的に確保することや、資質向上のための育成環境は不十分です。さらに、安心して療養生活を全うできるようにするためには、専門職の連携も重要であるため、更に円滑な連携を推進する必要があります。
また、在宅療養の需要の増加に対応するためには、専門職が効率的にサービスが提供できるよう負担軽減策も充実させることが求められています。

■聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」について

[画像3: https://prtimes.jp/i/16841/23/resize/d16841-23-246277-2.jpg ]

聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」は、2019年5月にシェアメディカル社が発表した「ハミングバード」の製品版になります。聴診器は発明以降約200年間、ほぼ改良のないまま医療現場で使われてきました。2019年12月に発売開始しすでに70施設以上で導入され、それぞれの医師が工夫して患者への説明のために使用したり、医学生の教育や今まで録音できなかったことが可能になったことで様々な研究に応用したいと問合せが相次いでいます。また聴診データによる学習、共有による研鑽、関連する「一般社団法人聴診データ研究会」も設立し共同研究を行う。データ集積によるマスデータ化とディープラーニング、AIへの応用なども期待できる。
URL: https://www.nexstetho.com/

■SUNDRED社の「新産業共創スタジオ」の新産業の一環として事業拡大を目指す
デジタル聴診デバイス「ネクステート」は、SUNDRED株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:留目真伸)が一般社団法人Japan Innovation Network(所在地:東京都千代田区、代表理事:西口 尚宏)と共同運営する「新産業共創スタジオ」が推進する1番目の新産業「ユビキタスヘルスケア産業」におけるエコシステムの中核となる事業(トリガー事業)です。
「新産業共創スタジオ」は、2019年7月1日より始動しました。「新産業共創スタジオ」は、一般社団法人Japan Innovation Networkとの共同運営とし、「共創により100個の新産業を生み出す」ことを目標とします。成長領域のエコシステム構築、および中核となる事業体の成長加速のプロセスを実装し、日本の社会環境に適したやり方で必要な人材、アセット、資金などのリソースを集約し、新産業の共創に取り組んでいきます。昨今、国内でも「スタートアップスタジオ」の仕組みが活性化してきていますが、「新産業共創スタジオ」は「企業」ではなく「産業・エコシステム」の共創にフォーカスしている点が特徴であり、初年度は7つの新産業創造を目指します。

■会社紹介
組織名:株式会社シェアメディカル
設立 :2014年9月設立
代表者:峯 啓真
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 SPACES大手町ビル
概要 :「助けたいという想いをITの力で助けられるにつなぐ」 をVisionとして掲げ、医療現場内でのコミュニケーションを中心とした医療分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。
URL :https://www.sharemedical.jp/

組織名:エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
設立 :2000年3月設立
代表者:白波瀬 章
所在地:大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーC13階
概要 :新しい技術への挑戦と安心できるプラットフォームサービスを通じて、人々のスマートな暮らしに貢献します。
URL :https://www.nttsmc.com/

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