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2012年10月1日時点首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向~住宅地価格・中古マンション価格共に値下がり率がやや縮小傾向~

PR TIMES / 2012年10月5日 15時57分



野村不動産アーバンネット株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:金畑 長喜)は、2012年10月1日時点の「住宅地価格動向」「中古マンション価格動向」の調査を実施いたしました。
この度、調査結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

【調査結果のポイント】
■7-9月期の特徴 (四半期ベースの比較)
 首都圏の「住宅地価格」・「中古マンション価格」共に、四半期ベースの比較で値下り率がやや縮小しています。

・7-9月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では△0.6%(前回△1.0%)の変動率となりました。エリア別の平均変動率では、埼玉県以外では値下がり率が縮小し、全エリア平均変動率は、横ばい傾向となりました。
 四半期比較で「値上がり」を示した地点が2.1%(前回3.6%)、「横ばい」が78.6%(前回66.4%)、「値下がり」が19.3%(前回30.0%)となりました。横ばい地点割合が増加し値下がり地点割合が減少しています。

・7-9月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で△0.7%(前回△1.1%)の変動率となりました。エリア別の平均変動率では、神奈川県以外の値下がり率が縮小し、全エリア平均変動率でも値下がり率は縮小しました。
 四半期比較で「値上がり」を示した地点が4.6%(前回2.3%)、「横ばい」が60.6%(前回52.8%)、「値下がり」が34.7%(前回44.9%)となり、横ばい地点割合が増加し値下がり地点が減少しています。

■2011年10月-2012年9月の特徴 (年間ベースの比較)
年間ベースでは、「住宅地価格」・「中古マンション価格」共に値下がり率がやや縮小傾向となりました。

・年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で△2.9%(前回△3.4%)となりました。エリア別の平均変動率は、埼玉県と千葉県の値下がり率が縮小しています。
 地点割合の年間比較では、「値上がり」が6.4%(前回7.1%)、「横ばい」は30.0%(前回26.4%)、「値下がり」が63.6%(前回66.4%)と横ばい地点の割合が増加しました。

・年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で△3.3%(前回△3.6%)となりました。エリア別の平均変動率は、東京都区部、埼玉県、千葉県で値下がり率がやや縮小しています。
 地点割合の年間比較では、中古マンションの「値上がり」地点割合は4.2%(前回4.2%)、「横ばい」が20.8%(前回19.5%)、「値下がり」が75.0%(前回76.3%)となり、ほぼ変化は見られません。

【本調査について】
本調査は、平成元年よりスタートし、野村不動産アーバンネットの各部センターの営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定しております。調査は3ヶ月毎(1月、4月、7月、10月)に実施し、調査結果につきましては、不動産情報サイト「ノムコム」上で公表しております。
http://www.nomu.com/knowledge/chika/
※大阪圏の調査結果につきましても「ノムコム」上で公表しております。

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