就労移行支援事業所ニューロワークス 大塚センター、「ボクシングプログラム」をプログラムに導入
PR TIMES / 2018年6月7日 16時1分
音楽を使って、脳も身体も楽しく鍛える
株式会社イノベイジ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:高山雅行)が運営する、就労移行支援事業所ニューロワークス 大塚センター(東京都豊島区 以下ニューロワークス)は、余暇活動プログラムにボクシングプログラムを導入いたします。初回は、現在の利用者様を対象に6月9日(土)の実施を予定しています。
◆ニューロワークスとは
働くために必要な就労系のプログラムだけでなく、脳の健康に良い生活習慣を会得するブレインフィットネスのプログラムも導入した就労移行支援事業所です。脳の健康に良い生活習慣を身につけることで、能力・スキルを発揮しやすい環境を整え、障害があっても自分らしく働き続けるための就職と定着をサポートします。
◆ニューロワークスのボクシングプログラム
[画像1: https://prtimes.jp/i/18484/24/resize/d18484-24-807511-0.jpg ]
今回導入するボクシングプログラムは、対面形式で行うボクシングではなく、音楽に合わせてステップやパンチを組み合わせて楽しみながら行うエクササイズで、脳と身体を同時に鍛えることを目的としています。プログラムは下記の4つ観点から作成いたしました。
●(1)中強度の有酸素運動
2000年に群馬県中之条町で行われた大規模な調査により、中強度の有酸素運動が脳と身体の健康維持・促進に有効であると報告されました。(※1) 利用者様の運動経験に応じて、一定時間、ステップを踏みながら複数のパンチを組み合わせることで、無理のない範囲で全身を使った有酸素運動に取り組めるよう調整いたしました。
●(2)脳と身体を同時に活性化させる
2017年の米国コロラド州立大学の研究により、ウォーキングやストレッチ、筋トレと比較し、ダンスが脳内の神経線維の広がりを増加させることが分かりました。(※2)理由は明確にはされていませんが、動きを記憶したり、音に合わせて動くなど、知的刺激を伴うことの効果があると考えられます。ボクシングプログラムも、ダンスと同様、順番を覚え音楽に合わせて身体を動かす要素を取り入れています。動きの順番を頭に記憶し、次の動きを思い出しながら身体を動かすことで、脳も同時に活性化させることを目的としています。また、ステップを踏みながら手を動かすことで、デュアルタスクの効果(※3)も期待しています。
●(3)ストレスを発散し、脳と身体と精神の健康を保つ
脳も身体と同様、ストレスが原因で機能が低下すると言われています。身体を動かすと、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンなどの脳内物質が増え、ストレス解消につながります。またボクシングプログラムは肉体の健康だけでなく精神の健康維持にも有効だと言われており、自信や意欲の向上につながるという報告もあります。(※4 )
●(4)自宅でも楽しく続けられる
安定して働き続けるためには、通所期間だけでなく就労後も継続的に脳と身体の健康に良い生活習慣を実践し、健康を維持することが大切です。ボクシングプログラムは道具やスペースを必要としないため、日々の生活に取り入れやすく、また、ダンスの要素を組み合わせることで楽しく続けられると考え導入しました。
◆参考文献
※1 http://kenju-jp.com/nsystem/
※2 Burzynska, A. Z., Jiao, Y., Knecht, A. M., Fanning, J., Awick, E. A., Chen, T., ... & Kramer, A. F. (2017). White matter integrity declined over 6-months, but dance intervention improved integrity of the fornix of older adults. Frontiers in aging neuroscience, 9, 59.
※3 身体運動と知的刺激を組み合わせたデュアルタスクトレーニングが認知機能改善に有効であると報告されています。
Lauenroth, A., Ioannidis, A. E., & Teichmann, B. (2016). Influence of combined physical and cognitive training on cognition: a systematic review. BMC geriatrics, 16(1), 141.
http://www.ncgg.go.jp/cgss/department/cre/documents/cogni.pdf
※4 Hefferon, K., Mallery, R., Gay, C., & Elliott, S. (2013). ‘Leave all the troubles of the outside world’: a qualitative study on the binary benefits of ‘Boxercise’for individuals with mental health difficulties.Qualitative research in sport, exercise and health, 5(1), 80-102.Boxing clever Author(s): Richard Pacitti (Royal College of Psychiatrists)
特記事項
※ボクシングプログラムは、「科学的根拠のある脳の健康に良い生活習慣」を身につけていただくことを主たる目的としたブレインフィットネスの概念を基に、ニューロワークスがオリジナルで開発したプログラムです。現時点で、ボクシングプログラムを行うことでなんらかの認知機能が向上したとするエビデンスを保有していません。また、基本的な脳と身体の健康増進を目的に開発したプログラムであり、障害自体の治療でないことにご注意ください。
※本プログラムではスパーリングなど直接当てることは行いません。
今回、ニューロワークスでは、「脳と身体の健康に良い生活習慣を身につけていただくこと」「楽しい趣味を見つけていただくこと」を目的にボクシングプログラムを導入いたしました。ニューロワークスでは今後も脳と身体の健康のことを考えた様々なプログラムを導入し、利用者様が安定して働き続けるためのサポートをしてまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18484/24/resize/d18484-24-436811-2.jpg ]
<センター概要>
就労移行支援事業所 ニューロワークス大塚センター
[画像3: https://prtimes.jp/i/18484/24/resize/d18484-24-800756-1.jpg ]
◇所在地 : 東京都豊島区北大塚2-17-4 キャリアビル5階
◇交通案内 :JR山手線 大塚駅徒歩3分
都電荒川線 大塚駅前駅徒歩3分
◇電話番号 : 03-5980-9023(受付時間 平日9:00~18:00)
◇web: https://neuroworks.jp
◇事業所番号:1311601536
◆就労移行支援事業所とは
障害者総合支援法に定められた指定障害福祉サービスのひとつになります。就労を希望している障害のある人に、訓練によって働くために必要な職業準備性を高めていただき、その方の適性に見合った職場への就労と定着を支援するサービスです。職業準備性とは仕事を進める上で必要な技能や対人関係のスキル、日常生活を支えるための健康管理など、職業生活を遂行するうえで必要な基礎的な能力のことをいいます。
<会社概要>
株式会社イノベイジ
◇設立 :2013年3月4日
◇所在地:東京都渋谷区恵比寿4-22-10 ユニゾebisu422 8階
◇代表者:代表取締役社長 高山 雅行
◇事業内容:
脳トレーニングジム「ブレインフィットネス(R)」の運営
ブレインフィットネスのノウハウを活用した就労移行支援「ニューロワークス」の運営
脳トレ/認知症予防の最新科学ニュースメディア「nounow」の運営
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