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第9回 観月祭

PR TIMES / 2018年10月3日 12時40分

《国内唯一の大学行事》 平安時代のお月見会を渋谷で再現! 

日時:2018年10月20日(土)16:00~18:00
場所:國學院大學渋谷キャンパス・5号館1階ピロティ(渋谷区東4-10-28)



[画像1: https://prtimes.jp/i/19966/24/resize/d19966-24-392501-0.jpg ]

國學院大學(渋谷キャンパス:東京都渋谷区東4-10-28)は10月20日(土)、同キャンパスで、平安時代に貴族が行っていた、お月見行事「観月祭」を開催します。観月祭は伝統文化の継承を目的に、2010年に学生の企画で始まりました。国内の大学で公式行事としているのは本学のみです。9回目の今年は、十三夜の前日に華やかな衣装を身にまとった学生が舞や雅楽を披露します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/19966/24/resize/d19966-24-536778-5.jpg ]

伝統衣装をまとった選抜学生70人が舞や演奏を披露
観月祭は準備から当日の演舞までを学生が行っています。およそ半年前から100人以上の学生が伝統文化の継承者として、雅楽講師の指導のもとで舞楽や装束の着装、会場設営にいたるまで、それぞれの技能を高めてきました。当日はその中から選抜された70人が華やかな衣装を身にまとい、日ごろの練習の成果を披露します。

昨年は地域住民や在学生ら約1000人が観覧
当日は学内に7m×7mの大きな舞台が登場します。祭壇に里芋や栗などの秋の作物を供える「献供(けんく)」の後、日本古来の楽器である三管と三鼓を演奏する「管絃(かんげん)」を披露。そのほかに5つの演目が奉納されます。昨年は地域住民や在学生ら約1000人が観覧した人気行事で、今年も即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)を控えて日本文化への意識が高まる中、多くの来場者が見込まれます。

学生代表の本番に向けた思い
一生懸命に日本の伝統文化を身をもって学び披露する輝かしい学生の姿を是非ご覧下さい。過去最高にお稽古や準備に力が入っています。今年は昨今の各地における災害に対して、復興を祈る思いも込めています。
(観月祭総統括 神道文化学部4年 増山 正芳さん)

当日は振鉾(えんぶ)で身につける襲装束(かさねしょうぞく)と五常楽(ごしょうらく)、登天楽(とうてんらく)で身につける蛮絵装束(ばんえしょうぞく)の着装を担当します。観月祭が近づくにつれて一人ひとりの意識が変わり、少しのズレも見逃さずにこだわりを持ってお稽古に励むようになりました。当日は素晴らしい舞とともに美しい装束も皆様にご覧頂けるよう頑張ります。
(装束担当 神道文化学部4年 三宅 万智さん)

<第9回 観月祭 開催概要>
日時:10月20日(土)16:00~18:00
場所:渋谷キャンパス・5号館ピロティ(渋谷区東4-10-28)
内容:献供、管絃、舞の奉納
観覧:無料 ※申込不要/観覧スペースは限りがあります
主催:國學院大學神道文化学部

献供(けんく) /16:00頃~
すすき・小菊が生けられた祭壇に、お神酒、月見だんご、里芋・栗といった秋の作物を供えます。

管絃 /16:10頃~

[画像3: https://prtimes.jp/i/19966/24/resize/d19966-24-439431-1.jpg ]

演目1. 平調音取(ひょうじょねとり)
演目2. 林歌(りんが)
演目3. 陪臚(ばいろ)
総勢60人の学生が楽人(演奏者)となり、日本古来の楽器である三管(笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき))と三鼓(鞨鼓(かっこ)、太鼓、鉦鼓(しょうこ))を演奏します。

神楽舞 /16:30頃~

[画像4: https://prtimes.jp/i/19966/24/resize/d19966-24-287711-2.jpg ]

演目1. 浦安の舞(うらやすのまい)
演目2. 豊栄舞(とよさかまい)
「浦安の舞」は、前半は手に檜扇(ひおうぎ)、後半は鈴を持って舞う女性の舞で、世界の平和を祈る思いが込められています。

舞楽 /17:00頃~
演目1. 振鉾(えんぶ)
演目2. 五常楽(ごしょうらく)
演目3. 登天楽(とうてんらく)
舞台を清めるために舞う「振鉾」の後、朱色の華麗な装束を身に纏い、雅やかに舞います。

秋を感じる日本の月見文化
月見といえば、「中秋の名月」とも呼ばれる十五夜が代表的なもの。十五夜は、旧暦8月15日を指し、今年は9月24日(月)でした。しかし、実は十五夜だけがお月見行事ではありません。「中秋の名月・十五夜」はひときわ美しいといわれますが、その後に巡ってくる十三夜(じゅうさんや)も大切にされてきました。今回の観月祭はその中でも十三夜の前日に行われます。

【十三夜とは】
旧暦9月13日のお月見のことで、旧暦8月15日の十五夜のあとに巡ってきます。2018年の十三夜は、10月21日(日)です。
十三夜は十五夜に次いで美しい月といわれ、昔からとても大事にされてきました。また、「十五夜」のお月見が中国伝来なのに対し、「十三夜」は日本で生まれた風習といわれ、栗や豆の収穫祝いでもあるため、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。お月見をする際は、月見だんご(13個または3個)、すすき、栗や豆などの収穫物を供えて楽しみます。

【指導教授からみたお月見】 
神道文化学部教授 茂木貞純(もてぎ さだすみ) コメント
本来、十五夜や十三夜の際に月に畑作物の収穫をお供えして感謝する行為は、一般家庭の素朴な年中行事でした。貴族社会では月を見ながら雅楽も行われていました。
現代では、そうした月を愛でるという日本人が繰り返し重ねてきた行為がどんどん失われています。日本人として日本文化を再認識するためにも、海外に誇れる日本文化を若い力で守っていく取組みとして定着していければと考えています。

國學院大學 神道文化学部について
神道文化学部は、大学創立120周年を機に、文学部神道学科を改組拡充して開設した学部です。神道を中心としつつも、国内外の宗教・文化をも広く学ぶことができる他、日本文化を「体得」する体験型の祭事・演習を多数設けている点が特徴です。毎年10月中旬に行われる「観月祭」の他、1月には、奈良・平安時代の貴顕社会において行われた成人を祝う儀式「成人加冠式」を実施。その他、「和歌講座」「書道講座」「マナー講座」「衣紋講座」など、日本文化にかかわる教養を身に付ける講座も充実しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/19966/24/resize/d19966-24-636660-4.png ]


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