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日本の児童書『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』が、ドイツで名誉ある児童文学賞を受賞しました!

PR TIMES / 2018年10月15日 12時40分

手紙のやりとりを通して、まだ見ぬ友だちの姿を想像する動物たちを描いたかわいらしいお話です

株式会社 偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村正樹)が刊行する、『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(作:岩佐めぐみ 絵:高畠純)が、2018年度ドイツ児童文学賞・児童書部門を受賞しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/26693/24/resize/d26693-24-312058-3.jpg ]

 現地時間の10月12日に、ドイツで開催されているフランクフルトブックフェアにおいて、2018年度ドイツ児童文学賞の受賞作品が発表され、児童書部門にノミネートされた4作品の中から『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』が受賞作品に選ばれました。著者の岩佐めぐみさんが現地で行われた授賞式に参加し、受賞者に授与されるミヒャエル・エンデの作品の登場人物『モモ』を象ったブロンズ像を受けとられました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/26693/24/resize/d26693-24-473383-4.jpg ]

 ドイツ児童文学賞(Deutsche Jugendliteraturpreis)は、1956年にドイツ連邦 家族・高齢者・婦人・青少年省(Bundesministerium für Familie, Senioren, Frauen und Jugend)により設立され、以降毎年授与されている児童文学の賞です。ドイツ唯一の国営の文学賞であり、卓越した国際的な児童文学作品に授与されています。ドイツ語による作品の著者のみならず、オランダ、スウェーデン、イギリス、アメリカの作家たちも過去に多数受賞しています。(ウィキペディアより https://ja.wikipedia.org/wiki/ドイツ児童文学賞)

 毎年3月にドイツのライプチヒブックフェアで絵本、児童書、ヤングアダルト、ノンフィクションの4部門の各ノミネート作品が発表され、10月のフランクフルトブックフェアの受賞作品発表までに、ドイツ全土の学校でノミネート作品が読まれるという、国を挙げての児童文学賞となっています。


[画像3: https://prtimes.jp/i/26693/24/resize/d26693-24-727647-2.jpg ]

 今回受賞したのは、この本のドイツ語版。"Viele Grüße, Deine Giraffe!" というタイトルで、ドイツの出版社 Moritz Verlagより刊行されています。ドイツ語版は日本語版とはイラストが異なり、ドイツ人イラストレーターのイョルク・ミューレ(Jörg Mühle)さんが手がけています。また、村上春樹作品のドイツ語版翻訳者としても知られるウルズラ・グレーフェ(Ursula Gräfe)さんが翻訳をしています。このおふたりも授賞式に登壇し、現地で岩佐さんと共に喜びをわかちあいました。

 お話は、アフリカにすむたいくつなキリンが、まだ見ぬ友だちに出会うため「地平線のむこうでさいしょにあった動物にわたしてほしい」と郵便配達のペリカンに手紙を託すところから始まります。ペリカンは最初に出会ったアザラシの配達員に手紙を渡し、最終的にペンギンがその手紙を受け取ります。

 会ったことのないキリンとペンギンが手紙のやり取りを通してお互いの姿を想像し、最後には自分で想像したペンギンの姿に扮したキリンが、はるばるペンギンに会いに行きます。

 互いを尊重し合い、相手の立場になって想像力をふくらませるという普遍的なテーマを含んだこの本が、日本で出版されたのは2001年のことでした。これまでに韓国、台湾、ブラジル、メキシコ、中国、ニュージーランド、トルコで刊行されており、ドイツ語版になったのは、昨年のこと。これからロシア、ギリシャ、ルーマニア、ベトナムでも出版される予定です。

[画像4: https://prtimes.jp/i/26693/24/resize/d26693-24-904100-1.jpg ]


 日本語版が出版されてから15年以上、いままさに国際的に注目されているこの本を、ぜひ貴媒体でご紹介ください。

【著者紹介】
作:岩佐めぐみ(いわさめぐみ)
1958年、東京都に生まれる。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、1986年まで同大学学科研究室に勤務する。作品に『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』『オットッ島のせいちゃんげんきですか?』『おいらはコンブ林にすむプカプカといいます』(偕成社)『バッファローおじさんのおくりもの』『カンガルーおばさんのおかいもの』(講談社)がある。東京都多摩市在住。

絵:高畠純(たかばたけじゅん)
1948年、愛知県に生まれる。愛知教育大学美術科卒業。絵本『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。作品は『もしもし…』「白狐魔記」シリーズ(偕成社)『ピースランド』『おどります』(絵本館)『らくちん らくちん』(アリス館)『わんわんわんわん』(理論社)『十二支のはやくちことばえほん』(教育画劇)『ペンギンたんけんたい』(講談社)など多数。岐阜県在住。

【書籍紹介】
|サイズ|22cm×16cm
|ページ数|102ページ
|ISBN コード|978-4-03-501040-1
|対象|小学校中学年から
|定価|1,000円+ 税
|発売日|2001年6月初版 

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