好評新刊! 注目の都市農業ビジネスを東京で実践するための指南書『東京農業クリエイターズ』
PR TIMES / 2018年7月23日 13時1分
都市に幸せをもたらす「農サービス」の作り方、教えます。
民間の貸し農園ビジネスは盛況、産直野菜をスマホで買えるアプリやサービスが誕生し、畑婚活や農園ウェディングする人も増えています。こうした都市型農食ビジネスの仕掛け人は、多くが20~40代の非農家出身者なのです。
いま「都市農業」に何が起きているのか?
2015年に東京都がおこなった調査では、30代の7割が「農体験をしてみたい」と回答しています。
同じ2015年に成立した「都市農業振興基本法」は、これまでの政策とは真逆に
・都市には農地があるべき
・農地を都市住民の良好な生活環境づくりに役立てるべき
と高らかに宣言しました。
今年2018年には、都市の農地を残すために必要な法制度も整いました。
そして今、都市部で新たに広がりを見せているのが、農と食とエンターテインメントが融合したサービスです。
本書では、首都・東京で勃興している新しい農サービス、農食エンターテインメントビジネスについて、背景にある「都市農業を取りまく大きな変化」とともに紹介しています。
そして、今後もさらにマーケットが広がりそうな農サービス分野への参入方法について、具体的に解説します。
“農業クリエイターズ”とは?
都会の小さな畑(農地)で生産した農産物を、ただ販売するだけでは、事業として成り立ちにくいのが現実です。
そのため農業では、農産物を加工したり、ブランディングして付加価値を付けたりという“6次産業化”が推進されてきました。
しかし、消費者が目の前にいる都会の農業には、もっと別の手段もあります。
都会の消費者のニーズをくみとり、都会の農地を使ってそれに応える方法に知恵を絞り、ユニークなビジネス・活動を展開する人々を、本書では“農業クリエイターズ”と名付けました。
彼らのやっていることは、バラエティに富んでいます。
農を軸にした食ビジネス(ex.農家レストラン)や流通ビジネス(ex.畑と直結した“ネオ八百屋”)、農作業や農地を含めた里山の自然を活用するエンターテインメントビジネス(ex.畑婚活、畑イベント、コミュニティ型貸し農園)、子育て支援や地域の拠点づくり、etc.
年代は、農業界では希少な20~40代。
農外からの新規就農者、学生起業家、デザイナーやプランナー、都内で400年続く農家の後継ぎなど、さまざまな立場の人たちがいます。
本書では、東京で活躍する農業クリエイターたちの姿を、いきいきと紹介しています。
都市農業ビジネスは「農サービス」が有望
じつは、著者自身も“農業クリエイター”の一人。
13年前にTV番組ディレクターという異業種から、大規模な企業農業をおこなう会社に転職し、現場でがむしゃらに農業のビジネス化にとり組みました。
やがて東京・国立市の小さな田畑を舞台に、農と食とエンターテインメントを組み合わせた「農サービス」で多彩な活動を展開し始めます。
今では婚活イベントの定番になった「畑で婚活」、ユニークな「畑で忍者修行」、インバウンド向け畑&観光ツアー、学生と連携しての異文化交流イベント、「東京で農泊」ビジネスなど、著者の農サービスは年々、多方面へ広がっています。
こうした“農食エンタメ”による農サービスをビジネスにしようと思ったきっかけ、サービスの考え方、コンテンツの作り方、農地の借り方や地域・農家とのコラボレーションの方法など、農サービス事業を展開する具体的なノウハウも、本書ではくわしく開示しました。
都会の人を幸せにするビジネス
誰もが毎日、必ず口にしているはずの農産物を、日々の健康とエネルギーの源として、あるいは棚に並べられた商品として見るだけでは、こうしたドラマは生まれません。何より、いま人生を豊かに彩るアイテムとして「農」をとらえ直すことが求められていると、日々の事業を通じて痛感しています。
農産物の産出量や単価ではなく、生み出すドラマの幅広さ、奥深さで勝負しよう。まちなかの小さな農園から、農の力で社会にインパクトを与えよう──というのが私の目指す農業経営です。
(「序章」より)
農や食への関心が年々、高まっています。
便利な場所にある都市の貸し農園はどこもいっぱい。
これは日本だけでなく、先進国に共通の現象なのです。
13年前、著者が農業に転職したときにはまだ小さなタネだった人々の「農への憧れ」は、今や立派な木に育ってきました。
都市のライフスタイルをバージョンアップさせ、都市に暮らす人々に幸せをもたらす都市農業ビジネスの起ち上げ方、育て方を、東京で走り続ける先駆者が初めて著した本です。
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著者について
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小野 淳(おのあつし)
株式会社農天気 代表取締役農夫。
1974年神奈川県生まれ。大学卒業後にTV番組制作会社にてディレクター。2005年大手飲食グループの農業生産法人に転職、有機JAS農業を学ぶ。2009年東京都国立市に拠点を持つ農業法人に転職、貸し農園を開設。2013年「くにたちはたけんぼ」設立メンバーとなり、2014年会社設立。
幅広い農サービスを提供するとともに、雑誌、学会誌、講演、SNSなどさまざまな方法で都市農業に関する情報を発信している。共著に『都市農業必携ガイド』(農文協)、監修・実演にTV番組「菜園ライフ」(NHK)。
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