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TSP太陽、国連工業開発機関の『途上国の感染症予防に貢献する実証事業』に参画

PR TIMES / 2021年2月4日 13時45分

非電化地域でも検査可能な移動型PCR検査所をケニアに(2021年2月15日に横浜港より出発)

TSP太陽株式会社(代表取締役社長:能村祐己、本社:東京都目黒区、以下当社)は、国際連合工業開発機関(United Nations Industrial Development Organization)、以下、「UNIDO」)東京投資・技術移転促進事務所 が主催する、『開発途上国の感染症予防に向けた STePP 技術の実証・移転による海外日本企業支援事業』に採択されました。当事業は、途上国での新型コロナウイルス対策に貢献する日本企業を支援することを目的としています。
当社は、2021年4月より『ケニア国太陽電池モジュール搭載型移動式検査システムによる新型コロナ感染予防対策技術の実証・移転事業』を開始するために、2月15日、当社が開発した『移動型PCR検査所』を横浜港よりケニアに向けて輸送することをお知らせいたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/56254/25/resize/d56254-25-759128-0.jpg ]

(ケニアに輸送する当社開発「移動型PCR検査所」)

[画像2: https://prtimes.jp/i/56254/25/resize/d56254-25-928902-1.png ]

当社は、2020年8月に日本国内の新型コロナウイルス対策に貢献するために、検査員と被験者を透明パネルによって完全に分離し検査時の感染リスクを低減できる検査システム『クリニック用簡易検査BOX』を開発しました。
同システムは、現在までに日本国内の医療機関に532台を導入した実績を有します。この日本国内での実績を活かし、2021年4月より『ケニア国太陽電池モジュール搭載型移動式検査システムによる新型コロナ感染予防対策技術の実証・移転事業』を開始します。


▶︎本件の背景
世界の新型コロナウイルス感染者数は、全世界102,58万人、死亡者数も222万人を超えました(2021年1月31日現在)。10月中旬から、アフリカ域内および大陸外とのビジネス交流を主な原因とする新規感染者数の急激な増加が指摘され、54カ国12億5600万人を擁するアフリカにおいては、感染者数は256万人、死亡者数は6万3千人と報告されました(2021年2月1日現在)。中でもケニアの感染者累計はアフリカにて5番目に多く、国土面積当たりの感染者数においてはアフリカにて最も感染者累計が多い国とっています。これにより、相当数の検査設備の増加と実施体制を整えることが急務とされています。※1
※1参照元
世界のコロナ情勢WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard | WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard
https://covid19.who.int/

アフリカのコロナ情勢:COVID19_Cases (arcgis.com)
https://who.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/0c9b3a8b68d0437a8cf28581e9c063a9

▶︎本件のポイント


TSP太陽が、途上国の新型コロナウイルス感染対策に貢献する支援事業に採択。
感染対策で苦しむアフリカ・ケニア国にて実証事業を2021年4月より開始。
『移動型PCR検査所』は、2021年2月15日に横浜港より出発予定。
今後も様々な途上国への支援を展開し、途上国での感染拡大防止対策に貢献していく。


[画像3: https://prtimes.jp/i/56254/25/resize/d56254-25-759956-3.jpg ]


▶︎本件の概要
<事業名>
『ケニア国太陽電池モジュール搭載型移動式検査システムによる新型コロナ感染予防対策技術の実証・移転事業』
<事業期間>
2021年4月中旬~2021年5月中旬(予定)
<事業展開場所>
ケニア国(マチャコス・ナイロビ)
<協働パートナー企業>
一般社団法人OSAジャパン
株式会社カシク
白井エコセンター株式会社
株式会社日本未来再生エネルギー技術研究所
ガラス再資源化協議会

▶︎太陽光パネルと蓄電システムにより非電化地域でも検査可能 提供する検査システムの特徴
検査員と被験者を透明パネルによって完全に分離し検査時の感染リスクを低減できる検査システムで、現在までに532台が日本の医療現場に導入されました(2021年2月2日現在)。この検査BOXをトレーラーと一体化させ、太陽光パネルと蓄電システムを搭載させることにより、アフリカの非電化地域でも対応可能な一般車両で牽引し移動する検査機検体 『移動式検査システム』として設計し、ケニアへ輸出します(上図)。また、本システムは検査時の感染防止はもちろん、被験者のいる場所へ移動して検査を可能にすることから、検査のため医療施設への移動に伴う感染リスクを低減することが期待できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/56254/25/resize/d56254-25-587307-4.jpg ]

(大陽光パネル)

[画像5: https://prtimes.jp/i/56254/25/resize/d56254-25-597089-2.jpg ]

(蓄電システム)

▶『移動型PCR検査所』とは
検査所は車輛一体型で、車内からPCR検査用検体採取が出来ます。被検者は車外の後方に立ち、透明パネル越しに検体採取が受けられます。医療従事者は透明パネル越しに検体採取を行なうことで、被検者の暴露(くしゃみ)などによる感染リスクから守られる設計になっており、検査ごとに防護服の交換をせずに済む運用体制が構築されています。

▶『移動型PCR検査システム』とは
移動型PCR検査システムは、以下のような特徴を持っています。

1.場所を選ばずに検査可能
検査ブースは車両一体型で、太陽光パネルと蓄電システムを搭載することにより、駐車場や医療過疎などで検査のための医療施設が近隣にない場所においても検査対応を可能にします。

2.透明パネルによるリスク低減と防護服類の節約
検体採取を行う医療従事者は、透明パネル越しに専用の手袋を使って検査するため、感染リスクを低減できる他、防護服などPPEの節約にも繋がります。

▶『サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)』とは
UNIDO東京事務所が2019年4月より、「環境技術データベース」(エネルギー・環境技術を対象に2010年より運用)を拡充し、保健衛生とアグリビジネスの関連技術を加えた技術普及を目的としたオンライン・プラットフォームとして運営しています。「STePP」に登録された日本の優れた技術を活用し、開発途上国・新興国の持続的な産業開発に貢献しています。12月時点で100社・117技術が登録されています。
審査を経て開発途上国や新興国の持続的な産業発展に貢献する技術として「STePP」に登録された企業・技術は、UNIDO東京事務所のウェブサイトや展示会、プログラムなどを通じて、開発途上国・新興国に向けて広く紹介されます。

【当システム 国内での導入実績】
1.千葉・鎌ヶ谷市医師会 様(PR TIMES 2020/5/1掲載)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000056254.html

2.千葉・印旛市郡医師会 様(PR TIMES 2020/5/25掲載)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000056254.html

【会社概要】
会社名:TSP太陽株式会社
代表者:代表取締役社長 能村祐己
本社所在地:東京都目黒区東山1-17-16
設立日:1955年2月
資本金:1億円
業務内容:医療用テント、関連設備のレンタル、各種イベントの企画制作、会場の設計施工、運営管理他
URL:https://www.tsp-taiyo.co.jp/
新型コロナウイルス感染症に関する取り組み:https://www.tsp-taiyo.co.jp/covid19/

【当製品販売に関する問い合わせ】
TSP太陽株式会社 担当:川村 美緒
メールアドレス:kawamura_mio@tsp-taiyo.co.jp

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