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みんなのコードと加賀市、米国発の子ども向けテクノロジー施設「コンピュータクラブハウス」を設立

PR TIMES / 2018年12月12日 11時40分

~子どもの好きを伸ばせる日本初の施設を、ふるさと納税で設置~

 特定非営利活動法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、石川県加賀市と協力して、日本国内第一号の「コンピュータクラブハウス」を設置します。
 なお、本プロジェクトの資金調達においては、ふるさと納税制度(自治体への寄附)を活用し、本日より1,000万円を目標に全国からの支援を募集します。本プロジェクトでは、返礼品を用意せず、集まったご支援の全てをコンピュータクラブハウス事業の推進に活用する予定です。
 本プロジェクトのご支援は、こちらから。
 URL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/491



【コンピュータクラブハウスとは】
 コンピュータクラブハウス(*1)とは、1993年に米国・ボストンで初めて設立された、子どもたちに「いつでも」「安全に」「テクノロジーを知れる」コミュニティのことです。現在、世界中18カ国において約100箇所の施設が存在します。2013年には、オバマ元米国大統領もコンピュータクラブハウスに訪れるなど、注目が集まっております。コンピュータクラブハウスに通う10代の子どもたちの中には、独自の映画制作、DJ活動、動画制作など、テクノロジーを使って自分たちの好きなことを仲間と一緒に追求しています。この取り組みは、世界中で広まっていますが、日本国内での実績はありません(2018年12月12日現在、みんなのコード調べ)。加賀市とみんなのコードは、この取り組みを日本での初の成功事例としたいと考えており、さらに、学校や家庭以外にも、テクノロジーに触れることのできるサードプレイスを創ることで、子どもたちの得意や隠れた才能を発掘し伸ばしていきたいと思っております。
(*1)http://www.computerclubhouse.org/

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=5C5rFXQ4jJ4 ]



【コンピュータクラブハウスの特徴と提供内容(予定)】
 コンピュータクラブハウスにおける具体的な活動内容は、

平日夕方や週末に、週20時間以上子どもたちが自由に使える場を提供
子どもたちの興味に沿った活動のメンタリング
Scratchのようなソフトウェアだけでなく、テキスト言語を使ったプログラミングや、micro:bitやRaspberyPi等を使ったフィジカルコンピューティング、3Dプリンター等を使ったFab活動等を幅広くサポート
講師からのワークショップの提供

 本活動では、米国のコンピュータクラブハウス ネットワークへの加盟も行い、海外でのノウハウも活かしながら、加賀市とみんなのコードのスタッフが加賀市内での子どもたちにこれらの機会を提供します。

【コンピュータクラブハウス立ち上げの背景】
 みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」ために、2020年小学校プログラミング教育必修化に向け、学校内を中心にプログラミング教育を実施してきました。しかし、学校内では時間数が限られていたり、学校に馴染めず不登校の子どもには機会を提供できない、という課題を感じておりました。
 そこで、「全ての子ども」に「学校外での発展的なこと」をするために、より包括的なプログラミングを楽しむ機会が増える機会を子どもたちに提供するべく、本取り組みを行うこととなりました。


<宮元 陸 加賀市長からのコメント>

[画像1: https://prtimes.jp/i/15742/26/resize/d15742-26-185986-0.png ]


 加賀市では、これからの子どもたちに必要になるであろうと考えプログラミング教育に力を入れてきました。しかし、本市では「プログラミングの機会は学校教育という枠組みの中だけではなく、学校外で子どもたちの好奇心、創造性を発揮する機会も必要だ」と思ったのです。
 そこで、連携協定を締結しているみんなのコードと協力して、「コンピュータクラブハウス」をつくり、学校外での発展的な支援をすることで、より包括的なプログラミングを楽しむ機会を増やし、すべての子どもたちが、テクノロジーを通じて自信を持てるきかっけや場所づくりをしたいと考えており、このプロジェクトにご賛同いただければ幸いです。


[画像2: https://prtimes.jp/i/15742/26/resize/d15742-26-603202-2.jpg ]

<利根川 裕太 NPO法人みんなのコード代表理事からのコメント>

 みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」というミッションの下、小学校の先生向けにプログラミング教育を授業で実施できるように全国で支援しています。今回、「コンピュータクラブハウス」 という学校外で無料でテクノロジーに触れられる場所を日本で初めて立ち上げることで、学校外でも子どもたちがプログラミングを楽しむ居場所をつくりたいと考えております。
 全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にするため、まずは加賀市での本プロジェクトへのご支援のほど、よろしくお願いいたします。


推薦コメント

[画像3: https://prtimes.jp/i/15742/26/resize/d15742-26-284599-3.png ]


<小泉 文明 株式会社メルカリ 取締役社長兼COOからのコメント>
 コンピュータクラブハウスの日本国内第一号が始まると聞いて応援しています。私は通っていた中学校が当時としては珍しくマックを自由に使えるパソコン室があり、そこで簡単なゲームやコンピュータグラフィックスを作っていました。その時の自分で作る体験はコンピュータ、インターネットを好きになる原点であり、今のメルカリでの仕事に繋がっていると感じています。今回の加賀市での取り組みが、コンピュータクラブハウスに通う子どもたちが次の時代に輝くきっかけとなればと思い応援しています。


[画像4: https://prtimes.jp/i/15742/26/resize/d15742-26-409824-4.jpg ]

<村井 裕実子 マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ 博士研究員からのコメント>

 加賀市とみんなのコードのコンピュータクラブハウスのオープンを応援しています。世界中のコンピュータクラブハウスでは、年齢性別、知識や経験に関わらず、すべての若者が好きなことを見つけ、安心してとことん取り組むことのできるよう、プログラミングに限らないさまざまな創作環境と、多様な経歴をもつメンターによるサポートを提供しています。そこでは、一人ひとりの若者が、用意されたプログラムをただ受講するのではなく、自ら考え、他者と関係を築き、興味のあることを積極的に掘り下げていくアクターとなれるよう、支え合う文化があります。


■特定非営利活動法人みんなのコードについて

[画像5: https://prtimes.jp/i/15742/26/resize/d15742-26-476466-5.png ]

みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」をミッションに、小学校でのプログラミング必修化に向け、約17万人が利用する無償プログラミング教材「プログル」や、先生向けプログラミング教育の実践事例集「プロカリ」の提供、プログラミング教育を担う先生方向けの「プログラミング教育明日会議」「プログラミング指導教員養成塾」の開催など、幅広い取り組みを行っております。

団体名    特定非営利活動法人みんなのコード 
代表     代表理事 利根川 裕太
設立     2015年7月
所在地    東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル4F
ウェブサイト https://code.or.jp/

以上

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