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日立ジョンソンコントロールズ空調、地球温暖化係数低減ニーズに応えるインバータースクロール冷凍機の新機種を出荷開始

PR TIMES / 2020年1月22日 14時5分

日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(本社:東京都港区、CEO:フランツ・サーウィンカ)は、地球温暖化係数低減のニーズに応える不燃性*1冷媒R448Aを採用した10~26馬力のインバータースクロール冷凍機10機種を新たにラインアップに追加し、1月末より国内向けに出荷を開始します。



近年、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの冷凍冷蔵ショーケース、または冷凍冷蔵倉庫への各種冷凍冷蔵設備における省エネルギーおよび環境負荷低減ニーズが高まっています。

新機種のインバータースクロール冷凍機に採用している不燃性冷媒R448Aは、地球温暖化係数(Global Warming Potential: GWP)*2を従来の冷媒R404A*3に比べ約64%低減、冷媒R410A*3に比べ約33%低減した冷媒です。これにより、フロン排出抑制法に基づく環境影響度の目標達成度「A」*4を達成しました。当社では、当冷媒を採用した6~8馬力の3機種をすでに製品化しており、新たに10~26馬力の10機種を追加することにより、冷媒R448Aを採用した当社のインバータースクロール冷凍機は6~26馬力まで合計13機種となり、お客様の環境負荷低減ニーズにお応えします。

新10機種は、当社が開発した高効率スクロール圧縮機を搭載し、冷凍負荷の変化に応じて圧縮機の回転数をインバーター制御することにより、安定した庫内温度と少ない霜取運転を実現します。また、12~26馬力のマルチタイプでは、圧縮機のALLインバーター化により、50/60Hz地区で同一の冷凍能力としました。特に、50Hz地区においては、従来機以上の冷凍能力を確保したことで、リプレース時の冷凍能力不足の心配はありません。

さらに、冷媒R22、R404A、R410Aを使用している冷凍冷蔵設備をリニューアルする際、オプション部品のリニューアルフィルターを使用することで、配管洗浄せずに既設配管を利用*5することができます。これにより、リニューアル時の省工事・省コストが図れます。

なお、当社は本機種を、HVAC&R JAPAN 2020第41回 冷凍・空調・暖房展(会期:2020年3月3日(火) ~3月6日(金)、会場:幕張メッセ 国際展示場9~11ホール)に出展します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20546/26/resize/d20546-26-762188-1.png ]



*1 ASHRAE規格34の冷媒安全性分類で、冷媒R448AはA1に分類されます。
*2地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。数値が大きいほど温暖化への影響が大きいことを示します。
*3出典「IPCC第4次評価報告書」地球温暖化係数(GWP)100年値。
*4フロン排出抑制法に製品ごとに定められたフロン類からの転換目標値を達成したものを「A」とし、転換目標値に対する達成度合いに応じて多段階で表示する記号。
*5既設配管を利用するうえでの制約事項がありますので、詳細は日立スクロール冷凍機の総合カタログをご参照ください。

以上

■新製品の主な仕様
[画像2: https://prtimes.jp/i/20546/26/resize/d20546-26-281152-3.png ]

(注)冷凍能力は以下の条件により、一般社団法人 日本冷凍空調工業会標準規格 コンデンシングユニットJRA 4019:2014 で測定した値になります。
蒸発温度:冷蔵用-10℃、冷凍・冷蔵用-40℃、周囲温度:32℃、
吸入ガス温度:18℃、電源:三相200V 50/60Hz


お客様からのお問い合わせ先:
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
グローバル製品開発統括本部 国内製品企画部
TEL: 03-6848-9189

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