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NFTをもっと自由に!ブロックチェーンコンテンツ関連4社が共同で、異なるアプリケーションやブロックチェーン間でNFTを相互利用するための共通仕様「Oct-Pass」を策定

PR TIMES / 2020年10月23日 9時45分

 ブロックチェーンゲーム開発のdouble jump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸)は、2020年10月23日、CryptoGames株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役:小澤孝太)、株式会社フィナンシェ(本社:東京渋谷区、代表取締役:田中隆一)、株式会社スマートアプリ(本社:東京港区、代表取締役:高長徳)と提携し、異なるアプリケーションやブロックチェーン間でNFTを相互利用するためのOpen Contents Token共通仕様「Oct-Pass」を共同で策定することを発表いたしました。
 「Oct-Pass」は誰でも無償で自由に利用することができるオープンなNFT共通仕様です。本仕様に準拠してNFTメタデータを作成することで、アプリケーション間におけるNFTの相互利用が容易にできるようになります。 これにより、ゲーム、SNS、マーケット、ウォレットなど異なるアプリケーションや、異なるブロックチェーンを跨いで、NFTで世界が繋がる「NFTメタバース」を実現する一助となることを目指しています。



[画像1: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-227958-0.png ]

■Oct-Pass策定の背景および目的

 NFT(Non-Fungible Token)は、イーサリアムの技術規格ERC-721に準拠して発行された非代替性トークンです。ERC-721は「所有、譲渡、譲渡の委任」を定義する規格であり、NFTのコンテンツ情報はメタデータで定義されています。
 これまでは、NFTごとにメタデータフォーマットが異なるため統一した取り扱いが難しく、NFT作成者やアプリケーションごとに個別に対応するためのシステム開発や調整が必要でした。
NFTメタデータの共通仕様「Oct-Pass metadata format」を定めることで、こういった状況を改善し、NFT作成者やアプリケーションでNFTの取り扱いを簡便にすることを目指します。
 また、イーサリアムのスケーラビリティやトランザクションフィーの高騰などによるNFTの流動性不全を解決するために、特定のブロックチェーンに依存せず複数のブロックチェーン上でNFTを取り扱うためのAPI仕様「Oct-Pass API spec」についても提案するものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-362985-1.png ]

■Oct-Pass metadata format の特徴

「Oct-Pass metadata format」に準拠することで、NFTがゲーム、SNS、マーケット、ウォレットなどのアプリケーションやサービスで取り扱いやすくなることが大きな特徴です。
 NFTは、特定のプラットフォームに依存することなく、異なるアプリケーションやブロックチェーン環境で表示や利用されていくことが想定されます。 この場合、従来のNFTマーケットに対応するためのメタデータだけでは、ライセンスや表示・改変などの許諾、コンテンツごとの性質の表現に対応できないケースが考えられます。
 本仕様では、basic(NFTの基本的情報。名前、種類、サムネイル画像、発行数など)、contents(NFTのコンテンツ情報と利用や改変に対するライセンス情報)、property(コンテンツの性質などの付随情報)のカテゴリ別にメタデータの共通仕様を定義することで、ブロックチェーン時代のコンテンツ利用に適したフォーマットを目指します。

■Oct-Pass API spec の特徴

「Oct-Pass API spec」は、異なるブロックチェーン間でNFTを流通・利用するためのAPIの共通仕様を定義いたします。
 従来、NFTはイーサリアムなどの特定のブロックチェーンの中だけに存在していましたが、本仕様に準拠して複数のブロックチェーンに対応したゲートウェイを実装することにより、異なるブロックチェーン上のアプリケーションやサービスでNFTが取り扱いやすくなります。
 本API仕様のリファレンス実装として、弊社の提供するブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」にてNFTマルチチェーンゲートウェイの実証実験を2020年内に開始する予定です。

■Oct-Passの公開と意見募集の実施について

Oct-Pass 共通メタデータ仕様 第0版となる Oct-0 (Open Contents Token Spec ver.0) を、本日より下記URLにて公開しております。
URL:www.oct-pass.org

同時に、業界各社やNFT作成者への意見募集を2020年11月23日までおこなっております。
本意見募集に基づき、第1版となる Oct-1の策定をおこなう予定です。
Oct-1は、ブロックチェーンコンテンツ協会などの業界団体に草稿を提案し、2020年内に標準化をおこなうことを目指しております。

また、Oct-Pass API spec β版を、2020年内を目処に公開する予定です。

■Oct-Pass賛同会社

double jump.tokyo株式会社
[画像3: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-137337-2.png ]

ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、数多くのゲーム(モバイルソーシャルゲーム、PCオンラインゲーム、家庭用ゲーム等)およびプラットフォームの開発・運営、ブロックチェーン技術および暗号資産を含むファイナンスにおけるノウハウを有するメンバーにより、2018年4月3日に設立。
イーサリアム上で世界No.1の取引量・取引高を記録した『My Crypto Heroes』などのブロックチェーンゲームや、ブロックチェーンゲーム開発支援サービス『MCH+』などを提供しております。
所在地:東京都新宿区西新宿4-34-7
代表者:代表取締役 上野広伸
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたゲーム及びアセットの開発・運営・販売
ホームページ:https://www.doublejump.tokyo/

CryptoGames株式会社
[画像4: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-680798-3.png ]

ウォレット・イーサリアムなしで遊べるブロックチェーンカードゲーム『クリプトスペルズ』などを提供しております。NFTでカードを発行することでユーザーは所有権が証明され、デジタル上でもアナログカードのように自由な取引を行うことが可能です。
所在地:東京都渋谷区笹塚1-64-8 daiwa笹塚ビル6階
代表者:代表取締役 小澤孝太
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたサービスの開発
運営ホームページ:http://cryptogames.co.jp/

株式会社フィナンシェ
[画像5: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-613373-4.png ]

ブロックチェーン技術を活用した、新世代の クラウドファンディング2.0 「FiNANCiE」を運営しております。「FiNANCiE」は、夢を実現したいインフルエンサー・アーティスト・アイドル・スポーツチームがトークン(FT&NFT)を発行・販売し、夢を支援したいサポーターを募集、夢の実現に向けて、サポーターと一緒に歩む、新世代の クラウドファンディングサービスです。
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
代表者:代表取締役 田中隆一
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたサービスの開発
運営ホームページ: https://www.corp.financie.jp

株式会社スマートアプリ
[画像6: https://prtimes.jp/i/34671/26/resize/d34671-26-233166-5.png ]

暗号通貨ウォレットアプリ「GO! WALLET」と、IP・コンテンツ事業者向けブロックチェーンプラットフォームサービス「GO BASE」を運営しております。
ブロックチェーン上で提供されている様々なアプリ・ゲームと、既存のIP・コンテンツ事業者とを連携し、ブロックチェーンサービスの経済圏を拡大していくことを目指しております。
所在地 : 東京都文京区本郷3–38–1 本郷信徳ビル7階 HashHub内
代表者 : 代表取締役 高長徳
事業内容:暗号通貨ウォレットとブロックチェーンプラットフォームサービスの開発
運営ホームページ : https://www.smartapp.co.jp/



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