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「世界食料デー」月間主催イベント WORLD FOOD NIGHT 2020 ~みんなで食べる幸せを~ 

PR TIMES / 2020年9月24日 19時45分

毎年、世界食料デー(10月16日)のある10月に開催している “WORLD FOOD NIGHT (ワールド・フード・ナイト)”。今年は全3回シリーズのトークイベントを、オンラインで開催します。



国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所は、食料問題に取り組む非営利組織(NPO)と連携し、毎年10月に啓発キャンペーン「『世界食料デー』月間 ~みんなで食べる幸せを~」を実施しています。10月16日の世界食料デーをきっかけとして、飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1か月として、オンラインでの情報発信やイベントを実施しています。

今年は、「WORLD FOOD NIGHT 2020 ~みんなで食べる幸せを~」と題して、3回シリーズのトークイベントをオンラインで開催します。各回では、今年の世界食料デーのテーマ「育て、養い、持続させる。共に。(Grow, Nourish, Sustain. Together.)」に沿って、「生産」「栄養」「食品ロス」に焦点を当て、私たちのアクションがどのように未来を変えていくのかを考える時間にしたいと思います。単発でも、連続でも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください!

【イベント概要】
時間:全日程とも 19時-20時
場所:オンライン(Zoomウェビナー)
参加対象:世界の食料問題に関心のある皆様
参加費:無料
参加登録:要事前登録(各回のイベント案内ページからお申し込みください。)
主催:「世界食料デー」月間(呼びかけ団体:アフリカ日本協議会、国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所、ハンガー・フリー・ワールド、日本国際飢餓対策機構)
共催:横浜市資源循環局(第3回開催)

【プログラム(予定)】
19:00  オープニング /「世界食料デー」月間の紹介、情報提供
19:10  プレゼンテーション
19:30  パネルディスカッション
19:45  Q&Aセッション
20:00  クロージング

〈第1回〉10月2日(金)持続可能な食料生産に向けて

[画像1: https://prtimes.jp/i/36027/26/resize/d36027-26-234887-0.png ]

この回では、食料生産について考えます。私たちの食生活は、作物の栽培から漁業、畜産業など、農業を営む生産活動に支えられている一方、生計手段を自然環境や季節に依存する生産者は、気候や経済などのショックに対して非常に脆弱な立場にあります。国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の目標2では、小規模な食料生産者の農業生産性と所得の向上や、環境に配慮したレジリエンスある農業の実践が一つのターゲットとして掲げられており、家族農家や小規模農家ア持続可能な社会の実現において果たす役割が見直されています。 イベントでは、国内で持続可能な農業システムの維持・発展に携わる自治体、都市で農業を営む生産者、そして都内で生産者と消費者をつなぐマルシェを運営する民間セクターの方をスピーカーとしてお招きし、これまでの取り組みの紹介や知見、想いを共有いただきます。

【スピーカー(五十音順)】
瀬利由貴乃さん/都市農業者
京都外国語大学外国語学部フランス語学科卒。在学中に東大阪市内の有機農家で都市農業の基礎を学ぶ。途中、1年間、フランスで野菜・畜産・ワインなど10件の農家で働く。帰国後2019年7月に同市で新規就農、野菜の栽培を開始、現在に至る。非農家出身。COOL FARMER’s west会員、立ち上げに関わる。

脇坂真吏さん/農業プロデューサー、株式会社AgriInnovationDesign 代表取締役
1983年生まれ。東京農業大学卒業。「小学生のなりたい職業1位を農家にする」を掲げ、農業活性につながるプロデュースを展開。都内4会場でのマルシェ事業の展開や東神楽町農業プロデューサーなども務める。著書に「マルシェのつくり方、使い方」。

渡辺竜五さん/新潟県佐渡市長
1965年3月25日生まれ。佐渡市職員として、農業、総合政策、総務、病院、教育に携わる。特に2008年には「朱鷺と暮らす郷認証制度」を確立し、トキの野生復帰と佐渡米のブランド化や販売網を構築。2011年には日本で初となる世界農業遺産認定に貢献。2019年に佐渡市を退職後、民間企業の役員として観光に携わり、2020年4月に佐渡市長に就任。

(第1回〉のイベント詳細・参加登録は以下から。
https://worldfoodday-japan.net/join/event/#wfd20201002


〈第2回〉10月9日(金):栄養不良の解消に向けて

[画像2: https://prtimes.jp/i/36027/26/resize/d36027-26-470973-1.png ]

この回では、飢餓や低栄養、肥満などを含む、栄養不良の課題について考えます。世界の栄養不足人口は増加傾向にあり、あらゆる形態の栄養不良が世界各地で課題となっています。国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の目標2では、世界の飢餓人口をゼロにし、皆が栄養ある食事を入手できる世界を実現することが掲げられており、2030年までの目標達成のためにすべきことが多く残されています。 イベントでは、国内外で栄養不良の課題解決に向けた活動に携わる3名のスピーカーをお招きし、これまでの取り組みの紹介や知見、想いを共有いただきます。

【スピーカー(五十音順)】
栗城昭司さん/食支援ネットかながわ代表
2014年より炊き出しや夜回り等のホームレス支援に携わる。そこで、フードバンク活動を知り、2016年12月にNPO法人フードバンク横浜を立ち上げ理事として支援を始める。2019年6月に各団体と連携した新たな支援が出来ないかと思い、同団体を離れ食支援ネットかながわを立ち上げた。

寺尾美菜子/特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド海外事業担当
大学卒業後、小学校講師として小学校に勤務した後、青年海外協力隊員(小学校教育)としてのカメルーン派遣をきっかけに国際協力の道に入る。その後、草の根・人間の安全保障無償資金協力外部委嘱員(ベナン)を経て現職。海外事業部門で地域開発・アドボカシー・啓発・青少年育成の事業に携わっている。

湯浅誠さん/社会活動家、東京大学先端科学技術研究センター特任教授、全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長
東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。2014~2019年まで法政大学教授。

(第2回〉イベント詳細・参加登録は以下から。
https://worldfoodday-japan.net/join/event/#wfd20201009


〈第3回〉10月23日(金):食品ロス削減に向けて

[画像3: https://prtimes.jp/i/36027/26/resize/d36027-26-668550-2.png ]

この回では、人間の食料として生産されつつも、食べられることなく捨てられてしまう、食品ロスの課題について考えます。世界では十分な食料を入手できずに飢餓に苦しむ人々が存在する一方、毎年人間の食用に世界で生産されている食料の推定3分の1が食べられずに損失・廃棄されています。また、食料の廃棄や損失は、その過程で投入される水やエネルギーなどの資源の浪費、経済的な損失もたらしています。食料ロス・廃棄を削減することは、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の目標12のターゲットの一つとしても掲げられ、一層の取り組みが求められています。 イベントでは、国内で食品ロス削減に向けた活動に関わる3名のスピーカーをお招きし、これまでの取り組みの紹介や知見、想いを共有いただきます。

【スピーカー(五十音順)】
五十嵐洋志さん/株式会社tvkコミュニケーションズメディア事業部・横浜メディアビジネス総合研究所(YMBL)コーディネーター
大学卒業後、民間会社での企画・営業・総務部門を歴任後、2つのNPO法人の事務局長等を経て現職。人と人、人と街、人とコトをつなげる活動に邁進中。YMBLでは、横浜市資源循環局と協働で食品ロス削減プロモーション事業を展開。これまで培った地域や企業とのつながりを活かしつつ行政と連携している。

関藤竜也さん/株式会社クラダシ
1971年大阪生まれ。1995年総合商社入社。戦略的コンサルティング会社取締役副社長を経て、2014年フードロス問題を解決するため、株式会社クラダシを設立し代表取締役社長に就任。SDGs採択の7カ月前に社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」サービスを開始。その売上の一部を社会貢献活動団体に寄付している。2018年環境省主催 『第6回グッドライフアワー』にて「環境大臣賞」を受賞。2020年農林水産省協賛『第7回 食品産業もったいない大賞』にて「審査委員会委員長賞」を受賞。

野村亜矢香さん/京都大学大学院総合生存学館 博士課程修了 博士(総合学術)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス サステナビリティ推進部 担当
2020年京都大学大学院総合生存学館博士課程 修了、総合学術博士。参与観察を主な手法とし、食品ロス削減をテーマに研究。 国連食糧農業機関(FAO)ローマ本部でインターンシップ修了後、京都大学にてFAOと協働プロジェクトの企画、運営を担当。学内で行った食品ロス削減啓発活動のインパクト調査を実施。10月よりセブン&アイ・ホールディングス サステナビリティ推進部 担当。

(第3回〉イベント詳細・参加登録は以下から。
https://worldfoodday-japan.net/join/event/#wfd20201023


【お問い合わせ】 「世界食料デー」月間2020事務局(担当:西平)
Email:wfd@hungerfree.net TEL:03-3261-4700
Website: https://worldfoodday-japan.net/about/

FAO駐日連絡事務所ウェブサイト:「世界食料デー」
http://www.fao.org/japan/portal-sites/wfd/en/

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